創造7 説明回
すっっっっごく短いです
つ··疲れた···もう嫌だ···二時間近くこの作業やってたぞ···
「ただいまー」
あ、ジャイロが帰ってきた。
「ジャイロさん!これでいいですかね?」
「どれどれ···あぁ、うん。ま、ギリギリだな。···ん?綺麗な水と超低級ポーションは?」
「えーっと···」
ジャイロは俺の作った美味しい水をコップにすくい、一口飲んだ。
「んー···これは···おまえ、綺麗な水飲みながらこれ作ったろ。
超低級ポーションは綺麗な水が足りなくなって···いや、初めから作る気なかったな?」
何でそんなことがわかったんだよ···
まぁその通りなので頷いておく。
「そうか···よし、手伝い終了!今から修行だ!やったな!合成スキルなら俺とお揃いだ!いくらでもおしえてやるぞ!」
「今からですか!?俺もうくたくた何ですけど···」
「これが終わったら飯にするからチャンとやれよ?」
「よしやりましょうすぐやりましょう今すぐにやっちゃいましょう!」
「·····やる気出してくれて嬉しいよ。」
「はい!スッゴいやる気出ました!」
あれ?なんでジャイロが疲れたような顔してるんだ?さっきまで元気だったのに。
「さて、合成スキルについての説明その一。
お前のやり方はバカ。本来は少しずつ魔力を送りながら手で合成していくんだ。
その方がMP消費は多いが、質がいいものができる。正直、熟練者でもお前のやり方じゃ品質は低級か超低級しか出来ないだろうよ。」
「えーっと···バカみたいな質問をひとついいでしょうか?」
「本物のバカだろ?で、なんだ?」
「いや、確かにバカだけど···あ、質問は魔力の事と品質のことで···」
ジャイロは呆れたような雰囲気を出しつつも、「そういえばそうだったな···」とか言いながら教えてくれた。
「魔力はMPと思ってくれ。品質はそのまま品物の質。下から超低級、低級、下級、中級、上級、超上級の6つが殆どだ。装備品はまた別の言い方があるが···関係ないだろ。」
品質はよくわかった。しかし問題は魔力だ。
「あの···魔力の操作って···」
「あー···そこからか···こればっかりは感覚で覚えてもらうしかないから···修行だよ。」