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真夜中の厳しい現実

短いと評判です



・・・・・・・・・・・・


夢の中にいるかのようなフワフワした意識から、急激に浮き上がるような感覚



・・・・・はっ!



私は目覚めた



また知らない部屋だ

前回とは違う部屋の内装・・



そして



男の手の平を握って開いて握って開いて



はぁ、見事に私の手だわ



「鏡よ鏡」


「はい、王妃様」



呼び掛けるとすぐに出てくれる私の使い魔


「ここは・・前にも聞いた通り、異世界で間違いはないのね?」


「はい、王妃様。この世界は元いた世界とは異なる世界で間違いはございません」



はぁ・・たちの悪い夢とかではないのね・・



ため息と共に下を向くと、男の手である私の手



「鏡よ、私の体は元に戻るの?」


「はい、王妃様。ただし、王妃様の仮宿であるその者の召喚理由、この世界にいる魔王を倒すことを達成した後に発動する強制送還魔法により、体はこの者の世界に体は戻りますが、この世界とその世界の狭間にて・・」

「ちょっと待って、鏡。と言うことは、すぐに元に戻れないってことっ!?」



魔王と言うと魔物、もしくは魔族の王様ってことかしら? 王様を倒すと言うことは・・国相手!?



「どう考えても相当な期間が必要じゃない!!」


「王妃様・・」



はぁ、まったく何を考えているのよ、召喚者はおバカさんなの?それともこの者にそれほどの力が??



静かに身体の隅々まで意識を巡らしていく



んー、確かに高いレベルの身体能力とスキル構成、加護・・・・無理ね。個人戦なら何とかなりそうだけど、集団戦に必要な指揮系の能力が皆無。これでは生き残るので精一杯ね



「こんな低スペックで一国を滅ぼせなんて無理よ、なんで元に戻るための前提条件が、こんなに厄介なのよ・・」



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