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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3ヶ月以上の間、更新されていません。

クリスタルデイズ

作者:翌桧 寿叶
──この戦争に、希望はあるのか。

独裁国家《ノイエ・アーク》。
その苛烈なる鉄の国家は、異端の反乱勢力《ヴェスペリオン》との果てなき戦争を続けていた。

人々は戦場へと送り出され、
多目的戦術機動郭《オルド》が、焼けつく前線を支えている。

だが──
この戦争の“真実”を知る者は、いない。

敵の正体。
戦う意味。
そして、人類の未来。

そのすべては、歪められていた。

ユリウス・ハルトマン、十五歳。
名誉の名のもとに徴兵され、整備兵として最前線へと送られる。 

配属先は、《第十二独立戦闘群〈レイヴンズ・コール〉》。
共に戦うのは、同期のクラリス・フォーゲル。
そして、後方支援を担うオペレーター、リリィ・フォン・シュライフェン。

だが彼らを待ち受けていたのは──
想像すら許されない、戦場の地獄だった。

突如現れる異形の敵、《マローダー》。
それに付随する寄生型子機、《スプロウト》。

人の脳に根を張り、兵士の肉体を乗っ取る彼らは、
ヴェスペリオンが持つ“戦術”の、ほんの一端に過ぎなかった。

混乱の中、上官は操られ、仲間が倒れ、
ユリウスとクラリスは、死の縁へと追い詰められる。
──その時、〈レイヴンズ・コール〉の救援が届いた。

これは、嘘と戦争に支配された世界で、
真実を求めた者たちの物語。

希望を夢見た少年たちは、
絶望のただ中で、何を選び、何を捨てるのか──。

『クリスタル・デイズ』

美しき伽藍のごとく、
あるいは、薄氷に散る羽のように。

戦争の果てに待つものは──
救済か、それともさらなる絶望か。
ACT.Ⅰ 虚炎
ACT.Ⅰ 虚炎「登場人物一覧」
2025/03/24 19:00
ACT.Ⅱ 赫焔
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