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34 昔のお話

短いです

「じゃあちょっと調べ物あるからまたね」


 軽く手を振って別れると図書室に向かう。

 図書では神様関係のものが多くあり白魔法の効果が書かれた本などが多い。

 2~3個取り机で読み始める。


 神話は面白いものが多いがこの世界でもそれは同様でラノベ感覚で読んでいると、錬金術に関することが書いてあった。


「神様と関係があるのか?」


 錬金術は6柱の神様が教えたものではなく、とある天使が人間に伝え広がった。

 天使が伝えたこともあり、神聖なものとして聖職者の間で白魔法の次に習得すべしとされていたが、とある人物が習得して使いだしたことで錬金術は変わった。

 錬金術は構造自体作り変え、人間の領域を超えた者が扱えば魂すらも意のままにできる。

 それを体現するように軍用キメラ、人造人間(ホムンクルス)などを生み出した。だが、生み出したキメラは人間が扱いきれるものではなかった。

 使役しようとすれば暴れて使役者を殺し、抑える者がいなくなったキメラはその地に住まう生命のすべてを殺し、血の雨を降らせた。



   *** ** ***



 キメラが暴れまわりその地の国、町は全てなくなってしまった。

 他国が集まりそのキメラを討伐するが、今度は国同士で戦争が起きてしまう。何万人の血が流れてやっと戦争は終わり、その地を戦争を起こらないように国を作り国同士で政略結婚を繰り返すようにして強国にまで作り上げた。


「うわぁ……」


 最後まで読んで思ったのが「この国、ヤベェ……」だった。

 使い方を誤ったら大変になることは分かった。


「でも俺ってスライム作っちまってるけどこれは良いのか……」


 まぁ、下手に言い触らさなければ良いだろう。

 それよりキメラはヤバいことだらけだが人造人間(ホムンクルス)の方は何も書かれてないんだよな。


「意図的っていうより、そこまで大した事が無くてキメラの方が事が大きすぎたって感じかな」


 あとは設備の問題か、それ以外か。


「収穫もあったし今日はお暇して少し戦闘でもしますか」


 紅猪を5体程倒したところで今日落ちて寝た。

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