33 教会
ゲームを起動して日課の鬼人化ポーション10セット作り、競売所におろす。
「10セットが一日で全部売れてるし」
一つ高かった奴があるがそれすらも売れてしまっていた。
さすがにここまで売れているのに疑問に思い、掲示板でどこか戦争並みの戦いがあるのか見ていったが小規模の小競り合いがちょこちょこあるようだ。
「いろんなクランが俺を地味に探し回っているような感じだよな……」
まぁ、俺もこんなポーション作れるやつがいたらクランに引き込みたいし。
「お金も受け取ったし今日は教会の様子でも見るかな」
時間も遅いし、顔見せるだけでいいかな。
教会に行く道中誰かに見られてる気がするがそこは無視する。
見られてるのはいつもの事なので。
「あら、レンちゃんどうしたの?」
「今日は子供たちの様子を見に来たのと神様関係の本とかを見に来たんです」
レナーテさんが出迎えてくれた。
「そうでしたか。子供たちも喜ぶと思います」
広間に通されるとロザが抱き着いてきた。
ホントなんで好かれてるんだろ。
「お姉ちゃん来るの遅い」
「ごめんね。友達と用事があって来れなかったんだ」
うぅ~、と言いながら頬を膨らまし俺の膝の上に座っている。
他の子も膝の上がいいと言ってぐずる子もいたが頭を撫でて落ち着かせてあげる。
「じゃあ埋め合わせに何かしよっか」
そういうと子供たちが目を輝かせて口々に言い始めた。
「かくれんぼ!!」
「鬼ごっこ!」
「おままごとがいい、です……」
「ご本読んで~」
ほかの子も違うのを言い出したので決めきれず喧嘩しだした。
収拾がつかなくなりだしてあみだぐじ決める事になった。
「かくれぼか」
ジャンケンで一人の男の子が鬼になった。
「じゃあ数えるぞー!」
「「逃げろ~!」」
キャッキャと逃げて言う子供たちを見ながら微笑ましく思い、自分も隠れる所を探しているとロザが手を引っ張っていった。
「ここに隠れよ」
洋服タンスに隠れる事になりロザが抱き着くような形で隠れている。
めっちゃ良い匂いがする。
こんなに小さい子に興奮するのはいろいろとヤバいがそれより。
少し前から寂しそうにしていたのが気になった。
「なんかあったの?」
「またどこか行っちゃうの?」
まぁ確かに明日学校で一回落ちるしレベル上げに岩場にも行くからその質問には行くとしか言えないな。
「まだいるけどもう少ししたら行くかな」
「……そっか」
それから黙ってしまい、この沈黙に耐え兼ねてステイタスの更新をすることにする。
レイ Lv7
HP40 MP40 力1 魔力50 防御1 魔防30 素早さ200 知力100 器用20 抵抗5
レベルポイント:300
スキル:錬金術 Lv7
スキルポイント:4
↓
レイ Lv7
HP50 MP80 力1 魔力50 防御1 魔防30 素早さ250 知力300 器用20 抵抗5
レベルポイント:0
スキル:錬金術 Lv11
スキルポイント:0
錬金術がLv11になりました。
錬金術Lv7『運の導き』
錬金術Lv10『模写』
お、新しいの覚えられた!
知力が300に達しました。
スキル『鑑定』
スキル『名声』を獲得しました。
鑑定『人物鑑定』『素材鑑定』『性能鑑定』『詳細鑑定』
名声Lv1『内心』
あ、そういうことか。
何で鑑定が売られてなかった理由が知力300でえられるからか。
じゃあ前から見たかったロゼちゃんのステイタスを見てみよう!
「……人物鑑定」
聞き取れないぐらいの声で呟き見てみると――。
『ロゼ』HP42
年:6歳 誕生日:10月6日
1歳の時に教会に引き取られた。
信心深い少女は5歳の時に魔眼を授かり色で悪人か善人を見分ける事ができる。
あ、ステイタスじゃなく紹介文が見えるのね。
でも魔眼ね。
神から魔眼を与えられた少女ってだけ聞くと中二病くさいけどこれがあればカルマ値がわかるか。
「また来るから!」
幼女が落ち込んでいる状況にもうさすがに耐えられず、抱きしめ頭を撫でてあげると少し元気になった。
「ロゼと姉ちゃん見っけ!!」
撫でていたら見つかってしまい、男の子が皆を見つける間は見つかった子に童話を読んであげた。




