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31 待ち合わせの場所では……

 時計塔までやってくるとそこには3人の男に囲まれる後輩の姿があった。

 後輩の姿は初期装備で最初あった時とは違っていた。


「待ち合わせしているので結構です」

「女の子を待たせる男なんてほっといて、一緒に狩りにでも行こうよ」


 しつこく絡んでるようだが全く相手にされておらず最終的に無視されている。

 男達は名前とレベルが標示されており、見せているにしてはそこまで高くない。俺の2、3レベル差だ。

 離れた位置でずっと見ていたら後輩と目があった気がする。

 いや、気がするではなかった。

 直ぐに振り返って見てきたので、気のせいではなかった。


「レンちゃ~ん!!」

「「「ん?」」」


 手を振ってこちらに走ってきた。

 男達もついて来た事に後輩も一瞬だけ眉間に皺を寄せたが、俺のほうに振り替える時には皺も取れていた。

 それでも不機嫌なオーラを出してるのは俺が遅れて来た事だけではない。


「だれだれ~?」

「さっきレンちゃんて言ってただろ」

「レンちゃん可愛いね。これからレンちゃんも一緒に狩りいかない?」


 うん、無理だこれ。

 ペラペラ話しかけまくられて鬱陶しい。


「行かないって言ってるじゃない」


 「しつこい」と、ぼぞっと最後に言ったことが男達に聞こえ、雰囲気が悪くなった。


「見た目が良いからって調子乗ってんじゃねぇぞ」


 男達の一人が腰に下げていた剣を抜き斬りかかってきた。


「フッ!!」


 後輩も剣を抜き弾き飛ばしてしまった。


「「ナッ」」

「え、クスカさんレ、レベルって今どれくらいですか?」


 防具は初期装備のようだったが握っていた剣は横幅の太いロングソードだった。


「13だけど?」

「4日間でどんだけモンスターを狩ったんだよ」


 前より素早さが上がってるし力もエグい事になってんだろうな。

 本当にやることが化け物過ぎる。


「それよりこんな奴らほっておいて、行きましょ行きましょ!」



   *** ** ***



 西側の森を通り抜ける途中でゴツゴツとした岩肌を見せ出し、抜けるとそこは砂漠の荒野が広がっていた。

 

「ここってこんなふうになってたの」

「最近はここで狩りをしてますよ。森だと気が邪魔になって思い切り振れませんからね」


 完全に戦闘狂になって来てるな。

 ブンブン振り回しながらここに出て来るモンスターの事を教えてくれた。


「ここにはレッサーリザード、大蠍、亀竜、食人植物のリングプラントぐらいかな?」


モンスターを倒しながら奥に行くにつれ、岩石砂漠のようになっておりたまにサボテンのような物や、鈍色に光る水晶のようなものがあった。


「植物系じゃないから採取不可能なのか……」


 水晶を採取しようとしたら壊れることすらなかった。

 ダメージを受けながらならサボテンは採取できた。


「クスカもこれ採取してみてくれないか?」

「それですか?」


 採取してもらうと、革防具を着けていてもダメージを入った。

 だが入り方が自分と比べたら少しだった。


「どれくらい入った?」

「1ダメージです。でも持続で1ダメージが入るのはめんどくさいですね」


 自分は12ダメージで持続は1だった。

 それが10秒間くらうようで合計22ダメージ受ける事になった。


「持続ダメージは一緒だけど最初に受ける量は防御力の差か?」

「どうなんでしょうね」


 そのあとはレッサーリザードを集中的に狙って倒していった。

 突っ込んで来る事がほとんどなのでクスカが弾き、次に俺がスピードを生かして攻撃を入れていくという連携をとっていた。


「亀ちゃんは固すぎますね」

「武器の方が先に耐久力が無くなりそうだな」

「力に結構振ってる私でも甲羅には傷一つつきませんしね」


 それなら防具にしたら防御力の高い防具を作れそう。

 でもこいつ俺一人じゃ倒せないし、クスカも一人じゃ倒すの時間かかるというのもあり、無理だ。

 破壊力のある大槌を使う人と仮狩りに行くか、爆発物を探す、またわ作るかしないといけないな。


「素材取れても多くて2個なのがつらいですね」

「大きさが風兎ぐらいの大きさだし、現実的に考えたら2個も取れたらその1個どこから取ったって感じだしな」


 亀竜を狩った後、レッサーリザードを5体ほど狩ったあたりでレベルアップした。


  Lv6 → Lv7


 レベルポイント:100

 スキルポイント:2を獲得しました。


「お、レベルアップした」

「おめでとうございます先輩!」


 今の時刻は11時半で切りが良い事もあり今日はここまでとなった。


「じゃあ今日はここまでにしましょうか」

「そうだな。クスカも仕事あるだろうし」


 仕事の事を言うとちょっと嫌そうな顔をした。

 働くことが嫌いと飲み屋に行ったときとかよく言ってたのを思い出した。

 

「なんか言われてるなら気にしたらダメだぞ!」

「っ!違います。そんなんじゃないです」


 クスカは家が金持ちっていうのもあり、コネ入社とか陰口を言われてるのも原因だったりするだろう。

 実際はそんなことはなく、研修のときは一番早く仕事の覚えが良く、ミスも少なかった。


「でもなんで研修の時はミスが少なかったのに今はこんなにミスするんだろうな……」

「い、いや~何ででしょうね~」

(かまって欲しいだけだったなんて言えない)


 クスカが先に落ちて、俺は鬼人化ポーションの素材をとってきて3個の10セット分作り競売所に売りに出す値段は2060ギットで売ってみる。

 前に出したのは1セット余ってるので回収して2060ギットで売ることにする。

売れた2セット分のお金を回収して今日は落ちる。


 5000ギット取得しました。


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