30 学校のお昼
HRが終わっても寄って来ることがなかったがグループで噂の種になっているみたいだ。
授業も二回目ということもあり、高校生の時に分からなかった事も分かるようになっていたのには、普通に嬉しかった。
前より勉強にやりがいがわいているのは心に余裕があるからかもしれない。
「ふぅ、やっとお昼か」
食堂まで授業でやった事を振り返りながら行くと、すごい列が並んでいた。
麺類の列は非確定少なかったのと、元々うどんを食べる気満々だったので500円で食券を買い、列に並びに行く。
「キツネとカレーしかなかったけど美味しいかが問題だよね」
それから10分待ってようやく自分の番になった。
「キツネうどんお願いします」
紙を渡しながら言いうどんの出来上がりを待っていると、後ろの方が騒がしかったがそれをスルーして適当な所に座って食べる
人前ではズルっと食べず、静かに食べるように男の時もそうしていた。
うどんを食べた感想はというと、不味い。
麺を茹で過ぎていてコシがあんまりない。
今度から近くのコンビニのパンかおにぎりでも言いかもしれない。
「でも揚げさんは美味しい」
食器を返却して教室に戻るとまた一斉に視線を集め椅子に座ると、一人の女の子が声をかけてきた。
「ね、ねぇ教室間違えてない?」
「へ……?」
女の子が申し訳なさそうにしているし組を確認してみると、ここは3組で自分のクラスは2組だった。
「すみませんましぇんなちがえました」
(((かんだ)))
噛んだ事を意識していくと、顔が熱くなってきた。
「間違えました!!」
恥ずかしさのあまり走って自分の教室に戻る。
午後の授業までには赤みも引き、授業にも集中できるまでには回復した。
何回かのチャイムの音がなり放課後になった。
休み時間になってもこちらを伺うような視線を向けてくるだけで、話しかけてくることはなかった。
あと休み時間ごとに2組を見に来る……というか俺を見に来る学生が増えていったが不思議だった。
*** ** ***
「風呂入って御飯食べて歯磨きしてそれからゲームしよっと」
今日は少し暖かかったし、うどんよりざるそばにする。
食べた後はいつもどうりに面倒な髪洗いお湯に浸かる。
鼻歌を歌いながら30分程、暖まってからお風呂から上がった。
「アァ~、気持ちよかった~」
髪を乾かし歯を磨いてゲームを起動する。
「やっぱりこっちでも夕方なんだ」
宿屋の窓から見る夕日は綺麗なオレンジ色の輝きを放っている。
昨日売ったポーションの売れ行きの確認すると、全て売れて3万ギットが懐に入ってきた。
まぁ、禁断道化の人形師を買うにはまだまだ足りないんだけどな。
あと97万足りないけどカッコイイし【禁断道化の人形師】なんてレアスキルとらないわけないよな!!
レアスキル獲得のため採取して、モンスターを倒して、また採取を繰り返して経験稼ぎしていると、後輩からメールが届いた。
〈 今日 〉
〝もう少ししたら仕事終わるので一緒にゲームしませんか?" 午後3:24
LEMONにそんな事が書いてあった。
時間を見るとついさっき来たようだが定時できっちり終わっても2時間ぐらい先だし、まだ仕事中なはずだ。
〝仕事中だろ?
しっかり働け!" 午後3:26
〝働いてますよ~" 午後3:26
〝調子乗ってると誤字るぞ" 午後3:26
一緒にプレゼンをすることになった時に、資料の最終確認していたら結構な誤字があった。
その時、こんなふうにメールをしてた時だったらしい。
〝そんなことありませんよ!!" 午後3:26
〝俺と組んでたとき25カ所誤字ってたんだぞ?" 午後3:26
〝……そんな事もありましたね" 午後3:29
〝だから真面目に仕事しろ" 午後3:29
そのあとも送って来ていたが全て無視して採取、錬金をする。
ポーション瓶を100個買いどんどん詰めていく。
競売所に前と同じようにして10セット売りに出し、時間を見ると5時少し過ぎていた。
〝時計塔で待ち合わせですからね" 午後4:50
〝はやっく来てくださいね" 午後5:11
「出品できたし会いに行くか」
宿を出て時計塔まで走って行く。




