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25 錬金!!錬金!!


 ゲームにログインすると真っ先に錬金術をする。


「よし素材とMPにも不足なし!」


 おっと、その前にギルドで納品系でも繰り返し来そうなの探すか。そして所持金増やさないと……。

 現在の所持金10ギットと懐事情が寒いを通り越して氷点下に達しているレベルだ。


「はぁ、行くか」


 今日はいつもMPや素材がなくてあんまり出来ていなかった錬金術スキルを今日は出来るのだから寝落ちするまでする。

 そう思い冒険者ギルドで‶紅猪の毛皮を1つ納品する‶と‶紅猪の角を1つ納品する‶を受け350ギットずつ報酬としてもらい合計700ギットになった。

 だがこれだとまだ足りない予感がするのでお隣の素材屋さんに行き、煉瓦x4、木板x1、木片x2を売る。

 煉瓦だけで1012ギット木板212ギット木片250ギットで合計1474ギットになり所持金が2174ギットになった。


「まぁ、道具買ったらまた寂しくなるんだけど」


 とほほと呟きながら喫茶店に向かう。

 ドアのベルが鳴り、出迎えてくれるマスターに挨拶しながら中に入る。


「こんばんわ、マスター」

「今日はどうしたんですか?」


 鑑定系のスキルが売られていなか聞いてみると、好々爺然とした笑みを浮かべ売ってないと教えてくれた。


「そういえば珍しいスキルが作られましたよ」

「どんなのですか?」


 カウンターに座って見してもらった。


【禁断道化の人形師】―――――1000000ギット


 いや、高すぎでしょ。

 まぁそれだけレア度が高いんだろうけど。


「欲しいですけど手持ちでは足りないですね」

「そうなのですか。では溜まった時にでも来てください」


 なぜそんなに俺に買わそうとするのだろう?


「それはですね。貴方が錬金術師の卵で魔女の素質かありますから期待してしまうのですよ」


 柔和な笑みを浮かべ「ホッホッホ」っと笑って答えてくれた。

 ていうか口に出てたのか。


「それじゃあお願いします」


 置いといてくれるのなら俺にとってはありがたい。

 お辞儀をして店を出てアイテム屋に行き錬金鍋、ビーカー、コニカルビーカー、丸底フラスコを買い合計1750ギットした。

 急ぎ宿に戻って錬金術でアイテム製作していく。


 錬金鍋を置くと中には黒い水が元から入っており、火力設定は10段階のボタンで1が弱で10が強というふうになっている。

 新緑の草を鍋に入れると黒から鮮やかな緑色になった。


「これって火ついてるよな1にしてるけど。それにこれ放置したら消滅するよな」


 その後に水を急いで入れる。

 鍋と一緒について来た掻き混ぜ棒混ぜ混ぜしていると粘りが出てきて煙が褐色がかってきた。


「よくわからんまま混ぜてるけど粘りが出た方がいいのか?出ない方がいいのか?煙の色は白の方が良いよな?」


 独り言をつぶやきながら必死に混ぜたり火を調節していく。


「煙は白くなったけど鍋の色酷いな……」


 数秒後、ポンッと音を立ててウインドが出た。


 錬金術が失敗しアイテムが消滅しました。

 ヒント:粘り・色・煙が重要


「それは最初に出せよ!!」


 消滅後にでんなや。

 ゴロゴロと転がりながら気持ちを落ち着かせてから天秤を出し雑草などを上位変換していく。

 雑草が4個成功して謎の草が31個になった。謎の草を変換して新緑の草が7個できた。


「次は水でも変化あんするか」


 水瓶は大きさが一定では無いのか瓶一個で行けるときと行けない時がある。

 おっちゃんに借りるか?

 でもその方が分かりやすいしダメもとで行ってみるか。

 空き瓶を近づけると吸い込まれるようにして入って行った。

 鍋なども片付けおっちゃんの元へ向かう。


「眠そうな所ごめんなんだけどおっちゃん、計量カップ貸してくれない?」

「あぁ~あ、どうしたんだ急に……」


 欠伸をしながら対応してくれたが軽く寝てたようだ。


「水の量を測りたいから計量カップを貸して欲しいんだけど」

「待ってろ」


 そういって厨房の方に行き計量カップを持ってきた。


「1L入る。返す時は返却口に置いておいたら良いぞ」


 礼を言って部屋に戻り水を500mlまで入れ天秤に入れるが傾かず、もう一回500mlまで入れ天秤に入れると傾いた。


「水は1Lいるのか」


 瓶を2個使い1Lになったのが分かっただけでも収穫だが鍋も必要量があるかもしれないのでそこは試行錯誤していくしかない。


「じゃあ『変換』と」


 『純水』★1

 ◆不純物をより無くした水。


「あっさりとした説明文だな」


 やっぱり鑑定がないとこんなもんなのか?

 もう一つの瓶は650mlしかなかった。


「そういえば噴水あったな……」


 一瞬、頭の端に始めたばかりの頃の噴水が頭に浮かんだが、公共の物だから勝手に取ってはいけないと思いなおす。

 さっきから鍋に水を使う前提で考えていたが、逆に使わないのもありだな。


 もう一度、新緑の草を入れ鮮やかな緑色になると木の実を入れようとすると明度が落ちた。それならと、鬼化の実をかざすと明度は木の実のときとは違い明るいままで色相が赤味がかった。

 彩度も落ちてないので投入し今度は火力を5で混ぜる。

 煙に白のままだったが粘りはそこまでなく、サラサラだった。


「おお、出来た!!」


 ポンと音がすると今度は消滅しなかった。


 『鬼人化ポーション』

 ◆鬼のように力が湧く。

    効果期限20日まで


 あぁ……早く鑑定取らないとマジで分からなくなってきそう。

 詳細が欲しい……。


「出来たら瓶に入れないといけないのか」


 水が入っていた空き瓶に入れておく。

 効果期限ね。

 まぁ止める方法が有るんだろうな……。


「今は鬼人化ポーションでも作るか」


 木の実2個で鬼化の実になるならもう1個か2個作れそうだな。

 上位変換のときに『運の導き』も使い木の実を鬼化の実にしていく。

 運の導きとはLv5で覚える。

 MPの使用量で成功率が上がるというも結構良いのだが使用量なので6個全部に使ったらMP40の俺など一瞬で消える。

 休憩をはさみながら鍋で掻き混ぜていく。その時も運の導きを使っておくことを忘れない。

 鬼人化ポーションを6個作ると一旦ログアウトして時間を見るといいくらいだったのでそのまま寝ることにした。




 引っ越したら寝付きにくいって俺だけかな……。

 そのあと1時間起きてた。




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