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24 痴漢ダメ絶対!!

 森に入ってから5回も戦闘し、3回目からは上手く連携出来るようになってきて。


「上手く連携出来るようになってきましたね」


 死体を解体していき、残り二個あった瓶も血液を入れ無くなり3体分の血液は捨てて肉と骨、内臓をとりわけていき、皮と肉を交代で入手していく。


「明日も仕事だし今日はこれくらいにしましょうか」


 戦ったり採取したりしていると21時くらいになっていた。

 連携も上手くなってきたし今日はこれくらいでもいいだろうな。

 それに荻原さんは明日も仕事だしな。

 俺も明日は会社にいく予定だけどもう少しやっていようかな。


「それならパーティー解散するぞ」


 解除すると挨拶して別れ、そのまま採取を続ける。


「これって鑑定系のスキルいるのかな」


 暗い所でなら薄っすら光ってるのだが明るかったりすると全く見えない。


「これ早いとこ鑑定取っておくか。素材の詳細なんかも分からないし」


 ログインしてから22時くらいまで採取を続け入手した素材は――


 紅猪の毛皮x3、紅猪の角x6、紅猪の骨x3、獣の血液x2、紅猪の内臓x5、紅猪の耳x5、紅猪の目x5、蒼輝の蝶x2、白色芋虫x8、鬼化の実x2、木の実x6、謎の草x11、雑草x24、木の枝x4を採取に成功した。


「ここまで採取したし次は明日の引っ越しが終わってからで良いか」


 宿に戻ってログアウトし、昼に食べれなかったおかずをレンチンしてご飯を食べる。


「夜に揚げ物とか太るかな……」


 男の頃はそんなこと気にしなかったが体質の変化はある。

 食べた分だけ太っていくかもしれないから気を付けなくては!


「風呂行くますか……」


 風呂に入らずシャワーで済ませ時間をかけて髪を乾かしベットにダイブして今日一日の疲れをとる。





 微睡む意識の中目を開けて時計の針は8時過ぎ。


「もうこんな時間か……」


 判子とボールペンを用意して昨日と同じような服装にする。

 荷物もあるので黒いショルダーバッグにしまっていく。


「おっと、社員証忘れるところだった。あと電話っと」


 今回はスムーズに話が進み、前みたいに最初っから切られる事はなかった。

 2時間後に行くことにしてその間にゲームでもしとこうと思いイスケピズムを持って近くのカフェにでもいることにする。


「じゃあ行くか」


 小学生がランドセルを背負わずにいるのは案外目立つ。


「ヒッ!?」


 壁側に立っていると背後から背中を撫でられた。

 いや当たっただけだよな。

 うん、そうに違いない。

 混んでいたので事故と思おうとしていると、今度は弄るように背中からお尻に行ったことで故意だとわかる。


「気持悪……」


 吃驚はしたが恐怖心はなく只々気持ち悪いとしか思わなかった。

 痴漢冤罪とか言われないようにスマホのカメラで録画してから証拠を残す。訴えられても勝てるように。


「この人痴漢です」


 相手の人差し指を掴み思いっきり曲げ、痛みで離れたところで向き合い股間を思いっきり殴ってやった。

 他の人達は引き気味だったが取り押えるのに協力してくれた。

 まぁ、悶絶してて意識を飛ばしそうになっていたが。

 電車から降り駅員に録画と周りの人に証言してもらい引き渡す。


「お嬢ちゃん大丈夫だったかい」

「気持ち悪かったです。それにこの服は捨てます。気持ち悪いので」


 お姉さんならまだ良いが男は無理だキモイ。

 それにこんなキモイ男が触った服なんて来たくない。


「え……あ、ああ、災難だったね」


 駅員さんもドン引きしてるが、キモイものはキモイ。

 男に尻を撫でまわされてみろ想像しただけで鳥肌が立つ。

 警察の人が来て再現や供述調書など終えるとお昼になっていた。



 会社に着くと子供のせいもあるが受付で止められた。


「学校はどうしたの?」

「明後日からです。それより私は水瀬 蓮です。ここに社員証があります」


 まだ疑ってるようだったが上司に連絡が行き迎えに来てくれた。


「水瀬君、本当に子供になったんだね」

「すみません、あまりそこには触れて欲しくないのですが……」

「おお、すまんすまん気を付けるよ」

「遅くなってしまいましたが遅れてしまってすみません。電車で痴漢にあってしまい遅れました」

「気にしてないからいいよ」


 この人はいつもにこにこしている上司だ。


「ホントは30日前に申告なんだけど病気なら仕方ないね」

「すいません。それでは書類は何処で書きましょうか?」


 自分のデスクでよく読んでこの書類に書いてね、と言われた。

 本当にそれでいいのか。


「社長も最後だし自分の机でって言ってたから大丈夫だよ」


 社長の許可も出てるならそのまま机で書類を書き終え、挨拶して社長のところまで持って行く。提出し終えると、自分の物だけ鞄に入れ持って帰る。

 会社を出ると急いで家に帰り引っ越しセンターにもう一度来てもらい運んでもらう。


「すみません」

「いえいえ、痴漢にあったのなら仕方ないですよ」


 タクシーで引っ越し先に良き、荷物を入れてもらってるので中に入り荷解きする。


「服はかけたし下着類もタンスにしまった!機械類も設置終了!」


 時計を見ると18時に差し掛かっていた。


「これだと風呂とご飯を先に済ませた方がいいな」


 料理をする前に風呂にお湯を入れておきご飯の食べ終わり後すぐに風呂に入るようにしておく。

 うどんにする。トッピングとしてネギと天かすをかけ、ぶっかけうどんにしていただく。


「やっぱ揚げ物よりうどんの方がツルッと行けて良いな」


 うどんを食べ終えると風呂に行き無駄に長い髪をいつものように洗い、湯船に浸かり太腿や腕を揉み解しておく。

 髪を乾かそうとしたらびっくりするほど腕が付かれるし。


「髪切りたいな……」


 この後のゲームしたい思いを我慢して髪を乾かすことに専念する。

 あぁ、本当にめんどくさい……。

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