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17 レベルUP

 いつも通りスライムしか倒せない俺は10回中8回は死ななくなった。

 成長しているって実感できて良いよね。


「この調子で5レベルは上げよ」


 睡魔に襲われるまでスライムだけだったがずっと狩り続けて核と液体が20個を超え、レベルも上がり4レベルになった。

 レベルポイントは振らずに取って置き落ち着いてから振る事にした。間違って違う奴に振らないようにするためとめっちゃ眠いから。


「もう暗くなて来てるし」


 時間は表示させないよう設定してるので、今の時間が分からない。広場には時計が立ててありよく待ち合わせ場所として使われているらしいが、そんなのはNPCが利用しているに過ぎない。

 画面の端にチラチラと見えるのが嫌なので敵のHPすら出していないしね。だから時計を買うか広場まで行かないといけないんだよな。


「宿に戻ったらログアウトして寝よ……」


 狩りをした疲れと宿までの距離が遠すぎて途中で自殺するか考えたが、その考えを追い出すように頭を振った。



   *** ** ***



「やっとついだ~~!!」

「お疲れのとこ悪いがそこでだらけられても邪魔なだけだぞ」

 食堂になってる長椅子に寝っ転がると地味に叱られた。

 まぁそうだよね。


「なんでも良いんだけどさこの国ってもうすぐお祭りとか無いの?」


 ちゃんと椅子に座りイベントがないのか確認してみる。


「お祭りねぇ。武闘大会があったはずだよ」

「武闘大会……」


 俺のステータスでは参加できないだろうな。

 というか受付で拒否られそう。


「嬢ちゃんには関係ない大会だろうな」

「自分でもわかってるけど他の人に言われるとムカつく」


 宿屋のおっさんが笑っている姿は煽りにしかなってない。

 眠いしもう不貞寝する!


「疲れてんだったらさっさと休んどきな」


 ベットに転んだ所でログアウトする。

 コンタクトとイヤホンを外し片付けてベットにダイブする。


「おっ、なんか来てる」


  〈 昨日 〉

〝病気と聞きましたが大丈夫ですか?" 午後0:16


〝風でも引いたんですか?" 午後8:15

〝動けないのでしたら看病に行きましょうか?" 午後8:16

〝大丈夫ですか?" 午後8:16


 今ごろLEMONから通知が来た。


「たまにあるけどなんで遅れて通知来るん?」


 というか荻原さん落ち込んでないかな?


  〈 今日 〉

〝心配かけてしまってすみません

 倒れたとかではないので大丈夫ですよ" 午後6:34


 それだけ送るとしっかり寝れてないのもありそのまま寝てしまった。


〝よかったです!

 食生活で酷いので心配してたんです!" 午後6:36

〝明日休みなんですがお出かけしませんか?

 外に出ない先輩ですから朝迎えに行きますね!!" 午後6:39

〝楽しみにしてます!!

 おやすみなさいヾ(≧▽≦)ノ" 午後6:39

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