16 お昼は君に決めた!!
包丁を戻しれから10分くらい追加で休憩してからうどんにとりかかる。
「撲殺ならスライムとかで慣れてるけど刺殺はやっぱ慣れん」
撲殺なら2、3分で収まるし痛みがそこまでないけど、刺殺は中からジンジンと痛むから時間がかかって困る。
「もう少しで10分くらいかな?」
それでも動くのはしんどいしどうしよっかな~。
冷蔵庫の中って何入ってたっけ?
「あっ、豆腐があったはず!」
じゃあ今日のお昼はやっこさんで良いや。
器に豆腐を置き刻みネギ、チューブ生姜を乗せ醤油をかける。
うどんより簡単に出来るならこれからやっこさんで十分かもしれないな。
「300gしか食べてないのにお腹がパンパンになるとかどんだけ胃が小さくなってんの?」
お腹が膨れるほどではないが、程よく満足感がありこれ以上食べたら苦しくなるぐらいだ。
「良い感じに満たされたし早速ゲームしますか」
*** ** ***
「じゃあ宿屋に戻ってきたし早速やるか!」
復活部屋から出て奥の左部屋に入り鍵をかけ、カーテンを閉めて装備も付け直す。
「天秤よし!いでよ謎の草!」
出して右皿に置くとなんも反応しない。量を足していき4個当たりで収まらなくなった。
「重いはずなのに微動だにしない……」
乗せる方が間違ってたパターンか?
それとも天秤って測るものだし反対側に何か乗せないといけないのか?
同じ素材を両方の皿に同量乗せて合成!みたいな事をしてランクアップ?覚醒?限界突破?みたいなものをするのか?
「分からんがやってみよう!」
乗せる方が間違ってた説を検証しよう。
「じゃあ回収して反対に乗せてっと……お、おお、動いた!」
天秤が大きくなったが皿は微動だにせずただただ大きくなる。最初が半径6㎝ぐらいだったハズが今は半径15㎝まで大きくなった。
謎の草が3個のときには皿が下がったがそれを無視して全部入れるとまた天秤が大きくなり皿が半径20㎝になった。
「じゃあ変換できるかやってみるか……変換!」
体から何かが抜ける感覚があり、天秤に乗せた材料が少し発光して左の皿に移った。
「成功したのか?えーっと――」
『新緑の草』★2
◆住民が薬草としてよく採取され切り傷、擦り傷に効く。
「新緑の草か。謎の草からこんな物が出来るとわ」
天秤にあった謎の草を回収し個数を確認すると3個減り、13個になっていた。
「それなら全部新緑の草に変換してしまうか」
変換していく中で気付いた事は失敗すると素材が消滅してしまうという事だ。
「さっきのを合わせて2個か……」
3回も失敗してMPもなくなってる。
悲しいよ。
ホントに……。
「モンスター倒してMP確保しよ」




