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箱庭之國  作者: 日向
1/2

序幕


時は大正。

かつて都として栄えた帝都神京(ていとこうきょう)は、

謎の妖"闇雨(やみさめ)"の出現によりその栄華を失った。

闇雨との戦い(=妖戦争)により大幅に討伐はできたものの、その核を殲滅するまでには至ることができず、人々は恐怖に侵された。

政府は他國への闇雨の被害を出さぬよう

帝都の領地を壁で囲み、貿易と援軍の派遣以外の他國との関わりを断つ。


閉塞されたかつての都は、まさに"箱庭"だった。



政府は國の自警と共に

闇雨の殲滅を目的とした軍を結成。

帝都軍、國民には"神軍"と呼ばれた。

対象は成人済みの男女。

そうして集められた軍人の中で、

学力実技共に成績トップの三人を長に小隊が組織される。


しかし、闇雨とは別に追われる存在があった。


"怪盗団・飛鳥"。


盗むのは金から人まで様々だが、団員全員が未成年、一部は學生という情報以外は分かっていない謎の組織。

彼らは「清キ國ヲ盗リ戻シマセウ」をスローガンに、不正に取り立てられた税金や大人の都合で花街に売られた少女、身分や容姿の差別を受け理不尽な労働を強いられている子供達を大人達から"盗んで"いた。


これは、大人と子供の"守るもの"の話。

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