パターンアニメ企画
トトの過去作品(あらすじ紹介)第四弾です。
学生時代、アニメや漫画好きの仲間と「アニメーション同好会」を結成して同人活動をしていたトトですが、ある時「もの凄くワンパターンなアニメの企画を作ろう!」という事になり、会誌や会報を作る傍らで、ほぼ息抜きと言うか、自分たちの萌えを詰め込んだアニメの企画を作る事になりました。
実際にアニメを作る事は出来ませんので、あくまでも企画だけ〜ですけどね。
ちなみに、ワンパターンなアニメと一口に言っても勿論、今のアニメではありません。
あの頃のアニメなので(←どの頃なんだ?)
①5つのメカが合体する
②敵方に双子の兄弟が居る
③敵方に美少女の女戦士が居る(しかも主人公と幼馴染だったりする)
④OPは明るく元気一杯の曲にする(平和の為に戦おう〜的な感じ)
➄EDは比較的暗めの曲にする(キャラの心情的なものを表現した感じ)
等々を踏まえて制作が開始されました(←歳がバレますがな)
……とは言っても、原作がトトなので設定は凝りまくりましたけどね←
『パターンアニメ企画』
タイトルは未定――5つのメカが合体する巨大ロボットの名前が決まっていなかった為
多分「○○ロボ ディアファイター・○○○○5」みたいな感じになる予定だった――全26話
※視聴率が高ければ52話に延長する事も可(2クール⇒4クール)
☆制作 アニメーション同好会「砂時計」
☆監督・音楽担当 ~ 会長(ひばる氏)
☆原作・脚本・絵コンテ・キャラクターデザイン ~ 副会長(トト)
※その他、メカデザイン等5人のスタッフが得意分野を担当
☆主題歌
・オープニング「戦え! ディアファイター」
・エンディング「メモリアル」
・挿入歌「銀の子守唄」
敵側の美少女リュイス(ユウの幼馴染)が散るシーンで流れる曲(この時はBGMのみ)
同名のサブタイトル「銀の子守唄(後編)」で使用
・挿入歌「Return to the origin~一つになりたい~」
ユウと双子の兄ケイのテーマソング
最終回で流れる曲
※その他、BGMが1曲と挿入歌3曲(作詞のみ)完成していた
☆ストーリー
世界征服を目論む組織とディアファイターチームとの戦いを描く←単純明快!
※組織と言っても単独の組織ではなく、同じ利害で繋がっている複数の企業体
☆設定
組織(敵方)に主人公・ユウの双子の兄・ケイが居る
2人は一卵性双生児だが、実父(村澤博士)に因り人為的に作られた(1つの卵子を2つに分けた)双子である
村澤博士は自身の研究(世界平和の為の研究だったが悪用すれば世界が滅ぶ)が組織に渡らぬよう、産まれたばかりの実子の身体に研究成果の入ったマイクロチップを埋め込んだ
その際、最初に手術を施されたケイはその手術の後遺症で全身麻痺、視覚、聴覚も失われる
博士は妻と息子たちを連れて組織からの逃亡生活を続けていたが、双子が5歳の時にいよいよ家族での逃亡は困難となり、博士はケイを、妻をユウを連れて逃げたが、結局どちらも組織に追い詰められ双子は拉致
博士と妻は死亡した(博士の死に関しては謎が多い←この時点で組織に博士殺害の意志はなかった為)
双子を拉致した組織は、直ちにマイクロチップを双子の体内から取り出そうとしたが、失敗(x線で見れば、確かに其処に存在するのに実体がない)
しかも双子の生命活動が停止すればマイクロチップが失われるという事実が判明
組織は双子に自分たちの身体からマイクロチップを取り出す研究を強要する(双子は博士の血を継いだ天才児)
この時、同い年の組織の少女・リュイスが双子の監視役として傍に付く
双子が10歳の時、村澤博士の友だった鳴海博士が双子を救出するが、身体の不自由なケイを連れての逃亡は困難を極め、結局2人を逃がす為に再びケイは組織に囚われた
ユウはケイを見捨てた鳴海博士を恨んでいたが、ケイを組織から取り戻す事が最優先と思い直し、鳴海博士と共に組織に対抗する為の秘密基地と巨大ロボットの建造に協力する
そして、第1話「ディアファイター誕生!」へ――
☆キャラクター紹介(キャラ名はカタカナ表記、漢字は隠し設定)
【ユウ・ムラサワ(村澤 由羽)】17歳
クォーター(祖母がドイツ人)
この物語の主人公、ディアファイターチーム1号機のパイロット
父・村澤博士の血を受け継ぐ天才(専門はロボット工学)
テレパス――産まれた時から特殊な環境下に置かれていた為、双子の兄(ケイ)とテレパシーで会話する事が出来るようになった
ケイに無意識に負い目を持っている為(先に手術を受けた所為でケイの身体が不自由になった事や、鳴海博士が救出に来た時にケイを助けられなかった事で)常にケイに絶対服従になるが、本人に自覚はない
【ナオト・ダテ(伊達 直人)】18歳
2号機のパイロット、ユウのライバル的存在
元々パイロットではないユウに1号機(チーフ機)を奪われた事で初めは対立関係にあったが、後に互いの力を認めて和解する
出会いの時に髪の長かったユウを女の子と間違えて一目惚れしたという経緯がある
【リン・ミレーユ・バーク】16歳
3号機のパイロット、紅一点
パーク財閥令嬢、鳴海博士の筆頭スポンサーである父親のコネを使ってゴリ押しでパイロットになった経緯があるが、パイロットとしての腕は抜群
ユウに好意を持っている
【マック・フィール・バーク】14歳
4号機のパイロット、リンの実弟
IQ200の天才児、シスコン(パイロットに志願したのは姉が心配だから&巨大ロボに対する純粋な興味から)
ユウを尊敬している
【ノボル・ヤスナガ(安永 昇)】19歳
5号機のパイロット
気は優しくて力持ち、ディアファイターチームの調整役
【鳴海博士】
表向きは鳴海総合科学研究所・所長、ユウの養父
村澤博士とは友でライバル
恋愛においても同様で、ユウの母を巡って三角関係だった
故に母親似のユウを実の息子のように思っている
【村澤博士】
ユウとケイの実父、家庭を顧みないで研究に打ち込むタイプ
自身の研究の為に、実子を犠牲にした
ケイを連れて組織から逃亡中に組織の兵士に撃たれて死亡
【ケイ・ムラサワ(村澤 圭衣)】17歳
ユウの双子の兄
父・村澤博士の血を受け継ぐ天才(専門は臨床医学)
全身麻痺(特に足の麻痺は深刻)の為、常に車椅子を使用している
視覚、聴覚も失われているが、ユウの目や耳を通してユウと同じものを見たり聞いたりする事が出来る
会話は主にユウとのテレパシー
PKで軽いものなら動かす事が出来る(ESP能力はユウよりケイが強い)
【リュイス】18歳
組織の女戦士
ユウとケイの幼馴染、現在はケイの監視役兼世話係
ユウを組織に連れ戻そうとしている
※第21話「銀の子守唄(前編)」より
◆アニメの結末についてですが……
パターンで言えば、敵方に居た双子の兄は死亡。
兄の意志を継いだ弟が、仲間と共に組織を倒して終了〜が妥当だったのですが、パターンを踏襲したくなかったトトは違う最終回にして当時のスタッフから総スカンを食らいました。「あんたは鬼畜過ぎる」と……。
他サイトであらすじを連載した時はそうでもなかったんですけどね。
どんな最終回だったかは皆さんの想像にお任せしますが、あの頃の(子供向けの)アニメではあり得ない悲劇的な結末でした。
本当に昔のトトは鬼畜だったなあ〜と反省しています。
他サイトであらすじ紹介をした時のイラストのダイジェスト版です。
この頃はペンタブもお絵かきソフトも持ってない頃だったので一枚のイラストを除いて、まりちゃん(ブログのお友達)が色を塗ってくれたコラボイラです。
一番下の段の真ん中の(ユウが銃を持っている)イラストはまりちゃんが描いてくれたものです。