ユーリの修行
ノアとテスラの魔法講座から一転、ユーリはナグサと共に刀の修行に励んでいた。
「なるほど、つまりユーリさんの刀術は全て独学か我流のものを改良したものだと」
「はい、なのでナグサさんに刀の正しい扱い方を教えてほしくて」
「わかりました、でもその前に現在までの経緯や身体能力の再確認などをしてもいいですか?」
「はい」
それから1時間ほどして。
「これで体力測定も終了です、では今日の残りの時間は刀の素振りと姿勢、持ち方など基礎の部分をまとめてやってしまいましょう」
「わかりました、よろしくお願いします!」
そして昼になると。
「それでは一旦休憩にしましょうか」
「はっはい⋯⋯」
朝、8時頃から約4時間のぶっとうしでの練習が終わると次は昼食の時間だった。
「お昼ご飯を持ってきましたが食べれますか?」
「食べます!」
「はいそれでは」
四角い箱が3段重なったお弁当箱をナグサが魔法で運んできた机に置く、そして持ってきた椅子に座り昼食を取る。
「優しい味付けのご飯ですね」
「私たちの故郷に伝わる味付けなんです、ロスト帝国ではあまりないんですか?」
「はい、お米はあるんですけどあまりだべませんね、後はソースとかを使うことが多いんです⋯⋯、もしよかったら今度教えてくれませんか?」
「はいいいですよ、でもまずは刀の扱いが完成形になったらですね、なのでまずは食べて体力をしっかり上げていきましょう!」
「はい!」
昼休憩後も修行が続き、夜。
「あっ、ユーリお疲れ様〜」
「ノアもね」
互い土で汚れた服を身につけていたため、かなり激しい運動をしたことがわかった。
「ノアはお風呂まだなの?」
「あぁ、男子寮の方今混んでる時間帯だからいちよね」
「確かにまだクラス以外の人には知られてないものね私とノア」
「そそ」
「それじゃあ、私先にお風呂行くから、くれぐれも誰かに見られないようにね」
「はーい」
部屋を出て一階に降りて女子寮の大浴場でお風呂に入りその後ナグサのいる寮長室に向かう。
「失礼します」
「どうぞ」
「ユーリ様お疲れ様です!!」
中には、ナグサ以外にテスラもいた。
「それでナグサ先生この後はなにを?」
「無視かい!!」
「この後は、一旦そこに寝転がっていただいていいですか?」
言われた通りソファにうつ伏せで寝る。
「では、本日の最後は体を癒します」
「癒す?」
「具体的にはマッサージですね、それでは始めますよ」
そう言った後ナグサさんはすぐにマッサージを始めた。
流石に初めての個人での指導だったためかなり体が凝っていたため、気持ちよさにふやけてしまう。
20分ほどのマッサージが終わると対面で座り今後の予定を話す。
「ノアさんもですが、これからユーリさんには一週間私との個人授業で基礎を洗練させます、ノアさんに関してもテスラさんが基礎を教えます、そして一週間後各クラスで行われる、月に一度のダンジョンでの実習に参加してもらいます」
「わかりました、ではそれまでにご指導のほどよろしくお願いします」
「はい」
それから、ノアとユーリの修行が進んでいき一週間後となる。




