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魔科学  作者: 水銀
東方魔法連邦編
12/26

テスラ先生の魔法講座

「皆さん朝ですよ!起きてください!」


目を覚ますとそこにはナグサさんがいた。


「おはようございます、ってなんでナグサさんが?」


「それは、テスラさんは朝が弱くて私が起こしに来ないと授業に遅刻してしまうんです」


「あぁそれで、それとユーリは?」


「ユーリさんなら大浴場でお風呂に入っています」


「それで、じゃあ僕は朝ご飯の支度でもしましょうか?」


「いいんですか?それならお願いします台所にある食材は自由に使ってください私は寝ているテスラさんを起こしてから手伝いに向かいますね」


「わかりました、あと着替えはどこですれば?」


「そうでしたね、では私の魔法で壁を作るので台所で着替えていただいてもいいですか?外で着替えるわけにもいきませんので」


「わかりました」


着替えなど諸々を持って台所に移動する。


「では壁を貼りますね、風の魔法“風壁“」


魔法の発動と同時に壁が張られて台所と部屋が隔離される。


「便利な魔法だなぁ」


「ノアさん言い忘れていましたがこの壁が不要になった時は言ってください魔力の供給を切りますので」


「はーい」


さてちゃっちゃと着替えてご飯を作りますか。


時計を見てみると今は朝の6時30、いつもなら普通に寝ている時間。


もう家じゃないんだしそろそろ生活リズムを見直さないとなぁ。


「ナグサさん着替え終わりました!」


「はい」


合図した途端に風の壁は消えた。


「では私はテスラさんを大浴場に連れていきますその後すぐに戻ってきますね」


そうしてまだちゃんと起きていないテスラを支えながら部屋を出ていった。


「それじゃあ僕も朝ごはん作ってしまいますか」


昔からよく調理はしていたため手慣れた手つきで朝ごはんを作っていく。

そのままナグサさんが帰ってくる前に調理が終わった。


「完成したけどまだ誰も帰ってきてないよな〜、先に食べてるわけにもいかないしどうしたものか」


そう悩んでいると扉が開いた、扉が完全に開いていない段階で知らない制服のようなものを着ている姿が見えた。


「やばっ」


咄嗟に隠れてみると出てきたのはユーリだった。


「あれユーリ?そんな服持ってたけ?」


「うわっ!?ってびっくりしたじゃないノア!」


「ごめんごめん知らない服だったから咄嗟に隠れちゃって」


「それならいいんだけど」


「でその服は?持ってきてた服にはそんなのなかった気がするけど」


「これはナグサさんが寮内を歩きやすいようにって制服を貸してくれたの」


「どうりで見たことのない服だったわけか」


「それでノアは何してたの?起きてるだけで珍しい気がするけど?」


「さっきナグサさんに起こしてもらって、それで朝ごはんを作ってたんだ」


「え?ノアが朝ごはんを!?」


「そんなに驚くこと?」


「当たり前でしょ、いつも私呼びにいかないと朝ごはんを食べるか自体怪しんだから」


「そういえばそうだったけ?」


「すみません遅れました」


「おはよ〜」


「全員揃ったことだし一旦朝ごはんにしようか」


作った朝ごはんを机に並べてちょっとした雑談をしながら食べていった。

そうして8時頃。


「それじゃあそろそろ学院に行きましょうかテスラさん」


「げっもうそんな時間か」


「はいそんな時間なので早く準備してください」


「えぇ〜せっかくお客さんが来てるのに授業受けにいくの〜」


「テスラさん、あなたは学生なんですからしっかり授業は受けてください」


「でもお客さんを放置して8時間も授業を受けるのはちょっとどうかな〜なんて⋯⋯」


「それも確かに一理ありますね」



「でしょでしょ!だから今日くらい⋯⋯」


「ならこうしましょうか」


「へ?」


「ユーリさんとノアさんにも授業を受けてもらいましょう」


『え?』


そうしてなぜか授業を受けることになった。

僕たちはナグサさんの計らいで特別転入生という扱いで通うことになった。


「というわけで、本日より一ヶ月間皆さんと一緒に授業を受けることになります、では自己紹介を」


「ノア・サミュエルです」


「ユーリ・ノートンです」


名前を言って自己紹介を終わらせる。


「では2人ともテスラさんの隣の席が空いているので隣に」


段差を登っていってテスラの隣にユーリがその隣に僕が座る。


「いや〜なんか2人ともごめんね?なんか巻き込む形になっちゃって」


「大丈夫だよ、それにユーリも楽しそうだし」


「別に楽しそうになんてしてないわよ」


本人はそう言っておるが僕から見たら普段の倍目が輝いていた。


「さて2人の紹介も終わったことだし授業を始めます」


ナグサさんが教科書を開いて授業を始める。


「授業が始まったとはいえ僕たち教科書とか何も持ってないんだけど」


「それなら大丈夫さっきナグサちゃんから私が説明するように言われたから」


テスラが?と思いつつも話を聞く。


「まずはこのクラスについてだけど今担任の先生が長期休暇中でナグサちゃんが担任をしているよ」


「長期休暇って新学期始まったばっかりだよ?」


「まぁいろいあるんだよいろいろ」


なんだか意味深な発言だが一旦おいておく。


「でだよこのクラスは高等部の2年だからだいたい16〜17歳の子が通ってる、ちなみに私は16歳だから今年で17歳になるかな」


「えっ、年上だったの?」


「逆に何歳だと思ってたの!?」


「15ぐらいだと、ユーリは?」


「14歳だと」


「あれ〜私ってそんな子供っぽい?」


『まぁ』


「評価が低すぎる!!」


「てこんな話はどうでもいいから続きを話してくれる?」


「⋯⋯はい」


そうしてクラスや学院についての一通りにの説明が終わり続いて魔法についての説明が始まる。


「それじゃあ魔法についてだけど、今日はこれを使います」


テスラが取り出したのは僕がレン達からもらった本だった。


「僕の本をどうして?」


「昨日の夜こっそり拝借、じゃなかった借りて読ませてもらったんだよね〜」


「だから朝起きるのが遅かったのか」


「そうなんだよね〜あはは⋯⋯あの〜ユーリ様その刀を下ろしていただいてもよろしいでしょうか」


「だめ」


「まぁまぁユーリ落ち着いて先に説明してもらってからにしようよ」


「そうそう⋯⋯え?」


「そうねそれじゃあ説明よろしくね?」


「はっはい、え〜まず魔法についての一般常識から、魔法は魔力と呼ばれるエネルギーと魔法適性と呼ばれる技能、才能二つを持ってることが前提条件でこの二つのうちどちらかがないと使えないていうのがまず誰でも知ってる常識ね」


「確かにそれは僕でも知ってる」


「で次に魔法の使い方だけどまず魔法にはいろいろなバリエーションがあるけどその中でも基礎に当たる“自然八属性“があって内容は“火“水“土“風“草“雷“光“闇“です」


「でもそれ以外にも魔法っていろいろあるくない?」


「それは自然八属性の応用でこれから言っていく内容、魔法の使い方について魔法には一般魔法って言われるものと詠唱魔法で詠唱魔法の中でもこの前使った風の魔法“集“みたいな単純詠唱とタイム・インポートみたいな普通の詠唱魔法に分けられるよ、だいたい」


「なるほど」


「後は魔力の調整とか諸々あるけどこれについては後で実践した方が早いかな?」


とテスラの講義が一旦区切りがつくと鐘の音がなった。


「それでは一限を終わります、次は外で2時間実習授業ですので準備してきてください、あとユーリさんとノアさんはついてきてください」


「それじゃあ今日の講義は終わり!また後でね」


「それじゃあ私たちはナグサ先生のところに行きましょうか」


「そうだね」


一旦テスラと別れるのだった。

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