ばあばの手習いⅢ 高度なRPGへの挑戦

戦う？勇者

勇者リンクが最初に行ったのは、始まりの塔がある場所です。

ただその前にやらかしたことをお伝えしておきましょう。

100年の眠りから覚めた回生の祠を出る前に、リンクは宝箱を見つけました。中には、袖丈や裾丈が短いちんちくりんの上着とズボンがありました。

どうやら最初の「装備」はここから始まるようです。(;´∀｀)

宝箱の側には、いくつか樽が置いてありました。

樽を見ると持ち上げて破壊したくなるのは、ドラク〇経験者の性(さが)なのかもしれません。

中身は何も入っていなかったのですが、何故か壊したくなるんですよね～

祠から外へ出て、目の前に広がる雄大な景色を見た後は、最初に目に留まった「木の枝」を武器として拾っておきます。

キラキラ光っているキノコも、回復アイテムの料理を作るために採っておかなければなりません。もちろん木になっているリンゴは、三個ともジャンプして取っておく必要があります。

はい、ここで最初につまづきました。

ジャンプのＸボタンも、取得のＡボタンも右手の操作なんです。

ばあばは、チューバーさんたちがやってたみたいに、ピョンとジャンプするだけでリンゴが採れないんですけどぉ？？

ばあばリンクは、仕方なくもたもたと木に登って、やっとのことでリンゴを二個取ることができました。

でも一つだけ高い所になっているリンゴがあるんです。

こいつをゲットするのに苦労しましたよ。

実っているリンゴを全部採らなくていいのかもしれませんが、木に一つだけ残していくというのが、どうももったいなくて諦められません。

この後見つけた、木こりの斧を使って、とうとうばあばは木を切り倒してしまいました。

ふん、切り倒した幹から薪もとれるし、もちろん落としたリンゴも拾える。

こういうのを一石二鳥というんじゃない？

↑でもばあば、斧にも耐久性があるんだから、肝心な時に使えなくなるかもよ。

ちらりと頭をかすめた斧の耐久性の問題に、ばあばはこの後、頭を抱えることになるのです。

焚火の側で休んでいた謎のじい様に出会い、焼きりんごの回復力の高さを教えてもらったリンクは、シーカーストーンが示す場所に向かうことにしました。

この後で、ばあばはザコ敵と五回、戦うことになります。

⒈　木の影から急に出てきた一匹のボコブリンとは、木の枝を使った死闘を繰り広

　　げました。Ｙボタンで殴らなければならないのに、ともすればＡボタンを押し

　　てしまうばあば。

　　これもドラク〇経験者の悲哀というものでしょう。(^_^;)

⒉　地面から急に飛び出してきた二匹のスライムっぽい物体を瞬殺しました。

　　けっ、こちとら前に魔王を倒したことがあるんだぜ。

　　いくらレベルが低くてもスライムごときに後れを取るばあばではありません。

⒊　坂の上にこれ見よがしなまん丸い岩が置いてあったので、押して転がして

　　みたら、下にいたボコブリンが二匹、岩で潰れていました。

　　あら、ごめんねー

⒋　丘の上にいたボコブリン三匹に見つかってしまいました。

　　こいつらはちょっと厄介でした。

　　夢中で戦っていたのでわからなかったのですが、奴らは矢を使って攻撃して

　　きていたようです。

　　戦いの後でリンクの状態を確認すると、ハートマークのＨＰがずいぶん

　　減っていました。回復するために、採ったばかりのリンゴやキノコを生で齧る

　　羽目になりましたよ。後から、じいさんの所で作った焼きりんごを食べれば

　　よかったと思ったんですが、そんな冷静な判断もできていませんでした。

　　(^_^;)

⒌　ここで、近くにボコブリンの拠点があることに気づきます。

　　おー、ちょっと弓を使ってみよう！

　　↑相変わらず無謀な性格

これが第一日目のやらかし一弾目です。

【矢の照準の合わせ方がよくわからない】

まずコントローラーを傾けることで照準が合うのかと思っていたら、違いました。

弓の種類によって、照準の合わせ方が変わるようで、ボコブリンから奪ったようなボコ弓は、右手の視点を変えるジョブで照準を合わせなければならないようです。

弓を構えるのも、右手のＺＲボタンなんですよ！

ＺＲボタンを右の人差し指で強く押したまま、右のジョブを右手の親指の感覚だけで動かすというような高度な操作は、できるわけがありません！

ミギィイーーッ

照準を合わせることに集中していたら、ＺＲボタンを押していた指が緩んで、勝手に矢を発射させてしまいました。(;'∀')それも何故か二連射。(;'∀')

ああっ！　さっき拾ったばかりの少ない矢がぁあ……なんて、もったいない。

これに困ったばあばは、右手はＺＲボタンをキープすることに集中させ、左手で右のジョブを操作してみることにしました。

これ、左手でしなければならない身体を動かす操作が放っておかれるので、敵が気づいて素早く攻めてくると、逃げきれずにオタオタしてしまいます。

ヤバイ！　敵が走って来てる！

剣、剣！　えっと剣って、何ボタンだったっけ？！

ばあば、剣はまだ持ってないよ。

今持ってるのは、木の枝とボコブリンのこん棒と、それに斧だけ。

とっさの判断で強そうな斧を構えたばあばは、なんとかボコブリン三匹を倒すことができました。

ε-(´∀｀*)ホッ

けど、また斧を使っちゃったね、ばあば。

斧って、あと何回使えるのかなぁ……

さて、皆さま。

ばあばはこれからまだまだ、やらかしていくことになります。

ゲームのしょっぱなからある意味、飛ばしているばあば。

長い一日は、まだ終わっていません。