リベンジ!
まず最初に、ばあばがリベンジを思いついたのは「ハチミツ」です。
おいおい、ばあば。
ハチに刺されて何回も死んだのに、なぜそこまでハチミツにこだわるのよ。
それは……
ばあばが、ハチミツのことを大好きだからです! (〃▽〃)LOVE
食パンをトーストして、黄金色のハチミツをとろ~りとかけると、美味しいですよねー
パクリとパンに噛みつくと、しみ込んだハチミツがじゅわりと出てくるあの幸福感。
こうして書いていても、よだれが出てきます。
先日、どんぐりを拾いながら森の中を徘徊していた時のことです。
リンクの目の前に突如として、赤黒い火の粉が舞い散り始めました。空は真っ赤に染まり、ハロウィンの夜のようなおどろおどろしい雰囲気が辺り一面に漂っています。
ばあばは、知らずにボコブリンの本拠地にでも踏み込んでしまったのかと思って、武器のボコこん棒を構えました。
するとロードが入り、どこからかゼルダ姫の声が聞こえてきたのです。
「リンク、リンク、赤い月の夜が来たので、魔物が活性化します。気を付けて!」
親切にそう教えてくれました。
あー、赤い月だったのか。
ばあばは動画を観ていたので、知識としては知っていましたが、実際に自分が経験するとわからないものですね。
赤い月の夜がやってくると、以前倒した魔物も復活してしまうのです。
おぉ、ということは、ハチの巣も復活してるかも?!
↑ ゲーム内のことなので食べられないにもかかわらず、食欲だけは健在です。
ばあばは素材集めの手を止めて、山の中腹にある洞窟のハチの巣のところへ行ってみました。
リンクが以前ここに来た時は、まだ爆弾のアイテムを持っていませんでした。
そのため、四苦八苦しながら弓でハチの巣を狙い撃つことになったのです。
あれはあれでいい経験になりました。緊張しながら何度もハチの巣に挑んだおかげで、なんとか弓の照準を合わせられるようになったのです。
ただプロゲーマーの方々は、ばあばとは違って先に爆弾アイテムを手に入れているので、いとも簡単にハチミツをゲットしていました。
それが、ちょっと羨ましかったのです。
今なら、ばあばリンクも爆弾のアイテムを持ってます!
(* ̄▽ ̄)フフフッ♪ もらったぜっ!
洞窟を覆っている木の柵を、爆弾で見事にふっ飛ばしたばあばは、意気揚々と中を覗きました。
あれ?? ハチの巣が落ちてない。
柵は壊れているのに、ハチの巣はまだ洞窟の天井にぶら下がっています。
ガックシ(;´Д`)
あ、でもハチがいません!!\(^o^)/
結局、弓で巣を落とすことになりましたが、ハチが飛び回っていなかったので精神的な苦痛はありませんでした。ε-(´∀`*)ホッ
やっと余裕をもってハチミツをゲットできたよ~
【ばあばリベンジ その1】コンプリート☆彡
タラリラ、リラリン♪
「その1」というからには、もちろん「その2」もあります。
【ばあばリベンジ その2 青ボコプリンがいる拠点を殲滅せよ】
リンクが目覚めた回生の祠のすぐそばにあったボコブリンの拠点。
覚えているでしょうか? リンクは青黒いボコブリンに後ろから襲撃され、一撃で一気に死の間際までHPを削られてしまいました。
弓矢でドクロ拠点の照明を打ち落とし、下にある爆弾に引火させて、拠点もろともボコたちを闇に葬る予定だったのですが、それができていません。
今度こそっ。
そう誓ったばあばリンクは、腰をかがめて忍び足で見張り台に近付きます。
まずは見張りを矢で射殺さなければなりません。
今回はちゃんとLジョブを押し込んで、忍び足をすることができました。
そして慎重に慎重を重ねて、見張りのボコブリンを狙います。
Rの視点ボタンで、なんとか弓の照準も合わすことができました。
よおっしっ。
息を殺して物陰から飛び出したばあばは、矢を放ちます!
ヒュッ
矢はボコの身体に当たりました! けれどボコブリンは倒れません。
焦ったばあばは、二回、三回と続けて矢を放ちます。
三回目に、やっとボコブリンをしとめることができました。
しかし……
ホッと安心したばあばリンクに、拠点から出てきた青ボコブリンが迫ってきていたのです。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
リンクは必死で戦いましたが、健闘虚しくお亡くなりになってしまいました。
クソッ、もう一回!
ばあばがリトライボタンを押すと、なんと(゜д゜)! さっき倒したはずの見張りがピンピンして生きていたのです。
…………
ここでばあばはやっと、設定画面にいって「セーブボタン」と「ロードボタン」を押す意味を知ることになります。
あれ? まてよ。
もしかして、前に違う拠点で同じようなことをやった時に、こんなふうに大幅に時間が巻き戻ってたのかな?
生き物がこうなるということは、拾ったお宝はどうなってるんだろう?
武器ポーチを確認してみたら、ゲットしたハズの立派な剣が見当たりません。
嘘ピョ~ン(;´Д`)
↑ 確認が遅すぎる
身体から魂が抜けていく思いでしたが、なんとか目の前の課題に向き合います。
(今度こそっ)₂
「恋は二度目から」という言葉がありますが、二度目に挑んだばあばは冷静に周りが見えていました。
見張りのボコブリンを落ち着いて倒します。
そしてすぐに設定画面を開いて、セーブボタンを押しておきました。
これ、やっておいてよかったです。
この後、天候が急に変わり、土砂降りと酷い雷に見舞われたリンクは、モロに雷に打たれてお亡くなりになってしまいました。
ばあばの拙い操作だけではなく、ハイラルの自然までがリンクに厳しい。
(;´Д`)
またリトライボタンで蘇らされたリンクは、ボコブリンの拠点の壁にぴったりと張り付いて雷を避けます。
ばあばは武器ポーチをいじって、鉄製の武器をリンクの身体から外してみました。
これが良かったのか、建物の影に立っていたのが功を奏したのか、なんとか雷に打たれれることなく雨をしのぐことができました。
雨が上がったので、再びばあばの挑戦が始まります。
よぉっし今度こそ、拠点を爆発させてやるぞー
↑ 懲りない
さて、このばあばのリベンジはどうなったのでしょう。
長くなったので、この結末はまた次回にお話することにしましょうか。