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コログの実

まず、コログの実とは何ぞや?

というところからですよね。


はじまりの大地をパラセールで飛び出すことができるようになると、もうどこへ行ってもいいのです。


ただストーリーに沿って進むのであれば、プレーヤーは今後の拠点になる「カカリコ村」に向かうことになります。

非常に目立つ双子山があるのですが、最初にそこの側にある塔を起動します。そして祠を攻略しながら、道に沿って村がある北に向かって進んでいくと、坂の途中に変な妖精が立っています。


妖精とはいっても、姿は太ったブロッコリーのお相撲さんのような感じで、リンクの倍ぐらいの大きさがあります。

名前が「ボックリン」。

ウシザワさんは、ぼったくりのボックリンと言ってました。


このボックリンが欲しがるのが、コログの実なんですわ。


ボックリンにコログの実を渡すと、ポーチの収納を増やしてくれます。

「武器ポーチ」「弓ポーチ」「矢ポーチ」「盾ポーチ」

ばあばの記憶が確かなら、この四つの収納が拡張できます。


ボックリンはぼったくりと呼ばれているだけあって、倍々ゲームのように要求する報酬を増やしてくるのです。

つまり、強い装備を多く持ち歩くためには、ボックリンの要求に応えられるだけのコログの実を用意しておかなければなりません。


このゲームでは、武器の耐久値が設定されているので、剣などがすぐに壊れてしまうんです。強い敵と戦っていると、何本も剣を消費するので、武器を大量に持ち運ばなければなりません。


つまり、コログの実が大量に必要になるということです。


製作者が用意したコログの実は、900個!

ハイラルの大地中にバラまかれていて、コログという葉っぱの妖精がコログの実を抱えて、石の下などに隠れています。


プロのウシザワさんでも、集められたのは200台の数だったと思います。


つまり、見つけにくくて、見つけてもたいていゲットするのが難しい場所にあるんです。

(^_^;)

コンプリートした方はいるんでしょうか??



ばあばがユーツーブではじまりの大地のことを調べていた時に、「はじまりの大地のコログの実は19個」と題して、動画をあげている人を見かけました。

アキゲームズさん。この人はすごい。

コログの実の場所がわかりやすく解説してあることにも驚きましたが、すべてのコログの実をコンプしているらしいのです。(゜д゜)!


900個分の取得動画があるんですよ……


ばあばがひれ伏してしまう執念ですねぇ。



動画があるんなら、ばあばもコンプリートしているだろうと思ったそこのあなた!


甘い! 水飴の池で泳げるくらい甘い考えですわ。


動画を観てもわからない、とんでもない場所にあるのが、二か所。(;´Д`)

危険すぎて近づけないところにあるのが、一か所。(;´Д`)

火が無くて取れないのが、二か所。(;´Д`)


結論からいうと、ばあばがはじまりの大地で集めたコログの実は全部で、14個でした。




この14個のコログの実を集めるのに、どれだけ苦労したかと言うと、語るも涙聞くも涙の大長編物語が一本書けます。


「マ・オーヌの祠」の側に底なし沼があるんですが、そこにけん玉の受けになるような枯れ木のウロがあります。木には鎖が繋がっていて、その鎖の先は沼の底に消えている。


プロの方が見かけると「ははぁーん」とわかるようになっているのです。

これは沼の底にある鉄球を、磁力のちからで持ち上げて、あそこの木のウロの中に入れれば何か起こるんだな。

ウシザワさんは、すぐにピンときて、コログの実を簡単にゲットしていました。


ばあばはその動画を観ていたんですよ。

それなのに、その立ち枯れの木を見つけるだけで三日かかってしまいました。

そして、磁力の力を使って作業している途中で、夢中になるあまり足元がおろそかになり、沼にハマってしまって、リンクはお亡くなりになったのです。チーン(^_^;)



崖の上にある岩棚にあったものなどは危険すぎるので、おじいさんにパラセールをもらった後で取りに行きました。

安全、大事!


けれどビビッて取りに行けないところが、一か所あるんです。

プロならパラセールでひとっ飛びなんでしょうが、ばあばのパラセール操作技術では、そこに辿り着く前に必ず凍った川に落っこちます。


普段、無謀なばあばが何故ここまでおそれているのかというと。

それは「黄泉の川の橋」の橋げたの下にいるコログを見つけた時のトラウマが影響しているんです。

このコログの実を一個ゲットするのに、リンクは五回ほど黄泉の国へ旅立ちました。

さすが「黄泉の川」と名付けてあるだけあります。


橋げたの下を見るためには、川の対岸にある鉄の板を磁石の力で持ってこなくてはなりません。

これが操作の未熟な者がやると、途轍もなく難しいのです。

運ぶ途中に、何度足を滑らして川の中へ落っこちたことでしょう。

落ちるイコール死ですからねぇ。ビビりますよ。


やっと鉄の板を運んでくることができても、それを低い橋げたに乗せなければならないのです。

苦心して作業していると、見事に足を滑らせて、またドッポンと川に落ちます。


こうして黄泉の川に殺され続けたリンクとばあばは、すっかりこの川が嫌いになってしまいました。


あそこへは、よほど切羽詰まったら行こう。


執念深いはずのばあばが、そう諦めてしまうぐらいには……



諦めるといえば、火が無くてクリアできない所が二か所あるんですが、これはばあばの作戦ミスになります。

謎のおじいさんが100年前のハイラル王の魂であることがわかると、おじいさんは娘のゼルダ姫のことをリンクに託し、消えてしまいます。


こうなるとおじいさんと一緒に、焚火の火も全部消えてしまうのです。


薪はあれども、火をつけるものがない。

いや、正確には洞穴で見つけた火打石を一個だけ持ってはいるのですが、それを使ってしまうのはもったいない。

これはポーチにある料理が無くなってしまった時の命綱です。

コログの実、たった一個と引き換えにはできません。


そんなこんなでコログの実を集め終えると、ばあばがはじまりの大地に滞在している時間も残り少なくなってきました。



しかし、ここを出て行く前に、やっておくべきことがあるでしょう!

そう「リベンジ」ですっ。


次回は、ばあばの心残りを断ち切る冒険のお話です。

ばあばは、何を心残りに思っていたのでしょうね?

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― 新着の感想 ―
[良い点] >甘い! 水飴の池で泳げるくらい甘い考えですわ。 ↑ 大笑い(*´艸`*) ボックリンはぼったくりから名前を取ったんですね、きっと(笑) リベンジ…なんだろう?
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