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最悪な出会い

魔物を狩っては依頼を達成させて本等いろいろな物を買っては魔物を狩るを繰り返すこと30年僕もこの世界にだんだん慣れてきたそんなある十三夜月の夜…

ニアは大木の中にある自宅の風呂に浸かっていた

「ふぅ今日も疲れたなぁこの身体になってから30年かぁこの身体にもようやくなれてきたなぁ」

そう誰もいない空間で独り言を呟いた

そして数分間湯船に浸かり寛いだ後脱衣場で身体をふき下着に着替え下着姿でグラス片手に食料庫に向かった

そこで樽に入ったビールを泡が溢れるギリギリのところまで注いでそれをちびちびと飲みながらリビングに向かった

そしてリビングに着くとすぐにリビングの一角にソファーとテーブルが置いてありそのソファーに座りビールの入ったグラスをテーブルにはおつまみだろう一口チーズが置いてあった

「ふぅ風呂上がりのビールは格別だなぁ」

そう言いながらチーズを一つ口に入れるそれは女の子というよりか

おっさんのムーブメントだった

そしておもむろに刀を手に取り刀の手入れを始めたするとドンドンと

玄関を叩く低い音がリビングまで響き渡った

「誰だろうトウコさんかなぁ?何か緊急の依頼でもあったのかなぁ?」

冒険者ギルドが自宅や泊まっている宿に来るのは極めて稀なことであり

その事例としては緊急の依頼もしくは戦争や天災などの時のみでであった

ニアは玄関に向かいそして玄関のドアを開けるすると

そこには3人のエルフが怯えた表情で立っていた

3人のエルフのうち一人は背が高く胸も大きいエルフと

一人は大体中学そこいらの身長のエルフが一人と

もう一人は背が低い幼子のように見えた

そして3人の顔をよく見ると顔立ちが似ていることから姉妹だとみえる

「お願いですかくまってください」

「落ち着いて話は中で聞くから入って」

「はい」

ニアは酷く怯えている3人のエルフを自宅に入れた

そして3人のエルフを食卓の椅子に座らせ

「何があったの?」

そう僕がエルフ達に問う

「私達は奴隷として売られる前に()()()から逃げて来たんです」

僕はそれを聞き頭の中でこう考え込んでいた

(亜人種を奴隷として売ってる国なんて()()()しかない)

「レインズ帝国から逃げたの」

そう僕はエルフ達に聞いた

レインズ帝国とは…人間至上主義の国でミュートピアや他の国では

亜人種の奴隷何処か奴隷制度すらないのにレインズ帝国のみが

亜人種に限り奴隷売買を認めている国で

少しだけニアにも因縁がある国だった

背が高いエルフと中学そこいらの身長のエルフが見つめあい

「いえ私達が逃げてきたのは()()()()()()から逃げてきたのです」

ニアはそれを聞いて驚愕した

「何かの間違いだ」

ニアは机を叩いて言う

「事実です」

エルフがそう言う

(あの目は本当だなぁだが一体誰が奴隷売買をやってるんだ)

ニアはそう思考していると

またドンドンと玄関を叩く低い音がしてエルフ達が怯える

「大丈夫だよ!だからここで大人し待ってて」

そうエルフ達を励まして玄関に向かう

そして玄関を開けると二人の男が立っていた

一人はがたいがいい大柄の男で

もう一人はひ弱そうに見える男が立っていた

「おい嬢ちゃんここに三人のエルフが来なかったかぁ?」

がたいがいい大柄の男が不気味な笑みを浮かべてニアに聞く

「来てないって言ったらどうする?」

僕が煽るように言う

「大人しく話たほうが身のためだよ」

がたいがいい大柄の男はそう忠告する

「お前達冒険者だろ!お前ら何ランクだ?」

僕がそう聞くと

「あぁんFランクだよ」

そう僕を舐めたような口調で言う

「じゃあわかってるよなぁお前らがやっていることがどう言うことか」

僕が煽るように言うと

「そうか痛い間に合わなきゃわからないかぁ」

「やっちまおうぜ兄貴」

男達はそう言って襲いかかる

がたいがいい大柄の男は右手で殴りかかり

ひ弱そうに見える男はナイフを取り出し不気味に

一度刀身をなめ襲いかかる

「危ない」

背が高いエルフがそう叫ぶ

だがニアは冷静に避けようともせず立っていた

「大丈夫…だって僕は…」

僕はエルフを安心させるためにそう言う

だががたいがいい大柄の男の拳とひ弱そうに見える男のナイフが

華奢な少女の体に当たり

がたいがいい大柄の男のパンチの衝撃で土埃が舞う

「ヒヒヒ…大人しく言ってたらこんな痛い目にあわ…え」

がたいがいい大柄は不気味に笑いそう言ったが土埃が晴れた瞬間

男達にとって予想外の事が起き男達は驚愕した

そこにはニアが無傷どころか着ていた下着すらどこも傷ついていなかった

「人じゃないから」

僕はカッコつけてそういった

ニアはがたいがいい大柄の男のパンチとひ弱そうに見える男のナイフを

両手で受け止めていた

その両手は明らかに人のものではない禍々しい

ひ弱そうに見える男のナイフを

受け止めた左手はナイフが刺さってるように見えるが

その部分だけ透き通って見える

(ありえない兄貴のパンチは巨岩位なら粉砕できるのに)

ひ弱そうに見える男は心でそう思った

そしてニアは男達の拳を握り潰す

すると男達は悶絶し膝から崩れ落ちた

そして握り潰していた男達の手を離し

がたいがいい大柄の男に裸足の右足でかかと落としをする

すると男の顔面が地面にめり込んみ男は気絶した

「何なんだよ!お前は?」

ひ弱そうに見える男が怯えた表情で聞く

「何かちょっと悲しくなるな!こう見えて僕結構有名なのに」

僕はそう言うとひ弱そうに見える男の顎目掛けて蹴りを入れた

「僕の楽しみを邪魔した罰だ」

そう言って一度家に入りリビングにあった「アイテム袋」の中からロープを

取り出しまた外に出て男達を背中合わせにしてロープの拘束し

一滴の水滴を気絶している男達の口の中に入れ

「うんこれで大丈夫」

僕は笑みを浮かべてそう言う

僕は髪を触った手を見て

「あぁーまた風呂に入らなきゃいけないじゃんもぉ」

僕は憂鬱な気持ちになりながら言う

そして気絶した男達を引きずりながら家に入りリビングに放り投げる

「ありがとうございますあのぉあなたは本当に…」

背が高いエルフがそう聞くが

「話は後まずは風呂だ」

僕はそう言って三人のエルフを風呂場まで案内しそして四人で風呂に入った

そして体を洗って流したあと湯船に入ったそして

「あのぉ本当にあなたは何者何ですか?」

背が高いエルフがそう聞くと

「まぁまぁそれは明日行く所でわかるよ」

僕はそう言って結論を先伸ばした

そして四人は湯船から上がり着替えた

そしてニアはお客がきた時にしか部屋に三人を案内する

その部屋はダブルサイズのベッドが置かれた少し狭い部屋だった

「今日はここで寝な」

僕はそう言うと

「いろいろありがとうございます」

背が高いエルフが一礼してそう言うともう二人も一礼する…

そして翌朝…

ニアは白い武道着に着替えていたそこに三人のエルフが降りてくる

「おはよう三人ともさぁ顔洗って準備しな」

僕は三人のエルフにそう言う

そして三人のエルフは顔を洗って街に行く準備が整っていた

「じゃあ行こうか」

僕はそう言うと三人のエルフがついてくる

そして僕は昨日捕まえた男達を引きずって馬車の荷台に座らせる

だがその馬車には()()()()()するとニアが親指の皮膚を少しめくり

ち血がタラタラとたれたところで血を影がある方に振りかける

すると影から何処からともなく馬が出てきたそしてニアは

その馬を馬車の荷台と繋げたそして三人のエルフも乗ったのを確認して

「じゃあ出発するよ」

僕がそう言って馬車を走らせ街を目指す

そしていつもの道を通り何事もなく街に着いた

そしていつもの門の前に着いたそしていつも通り冒険者カードを見せ

街に入り冒険者ギルドに着いた

そしてそこで馬を止めた

そして昨日の男達を引きずりながら冒険者ギルドに入ると

一人の女性がニアに気づく

「あっニアちゃんどうしたのこんなに早くに来て?」

「トウコさん実はおりいった話があるんだ」

僕はトウコさんの質問に答えることなく本題に入った

「どうしたの?そいつらがなんかしたの?」

トウコさんが男達を指さし聞くと

「実は…」

僕が話を始めようとした次の瞬間ギルドの出入口から凄い音がして

振り返る

すると筋骨粒々のごつい男がギルドのドアを蹴破った

「お前かぁ俺の可愛い部下を取っ捕まえた野郎は?」

男はそう聞く

「そうだけど何か?」

僕がそう言うと

「うちの部下達が迷惑をかけてしまい申し訳ない

今後迷惑をかけないよう厳重注意するために連て帰ります」

男は一礼して謝罪して男達を連れて去ろうとする

「そう言う訳には行かないよなぁ三人とも」

僕がそう言うとドアから三人のエルフが顔を出してみていた

「あぁーこいつですこいつが奴隷売買をしている元締めは」

背が高いエルフがそう言うと男は男達を置いて自分だけ逃げようとした

「逃がすか」

僕はそう言ってクラウチングスタートのような前傾姿勢から

大きくジャンプして逃げる男に飛び蹴りをみまう

そしてその衝撃で男は外に放り出された

「痛ってーチクショウこうなったらやけだ」

そう言って男はニアに殴りかかる

ニアはそれを軽くいなし背負い投げをして地面に叩きつける

「チクショウお前は一体何なんだよ?」

男は悔しそうに言う

「あらあなた冒険者なのに知らないのこの子が誰なのか?」

「あぁ知らないねぇどうせどっかの新人冒険者だろ」

そう男は断言すると

「ふーん知らないのねこの国で()()()()いないsランク冒険者を?」 

トウコがそう言うと

「まさか数々の偉業を成し遂げこの国に三組しかいない

sランク冒険者の中で唯一ソロの冒険者まさか」

男はあわてていた

「そうそれがこの子ニアのこと」

そうトウコが言うと男は恐怖で泡を吹いて気絶した

そして男達が憲兵に連行された

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