喧嘩する理由と初授業
遅くなりました
ゆきこが美加を嫌う理由は、昔にあった。
美加はゆきこと家も近く、幼馴染で親友であった。
だが美加はゆきこのことをあまり良く思っていなかった。
ゆきこは美加以外の友達がいたからだ。
幼稚園では美加は嫌われていた。
そのため一人だけの友達を、一人だけの友達にしたかった。
美加は精神障害があった。
美加は幼稚園の遠足時に、ゆきこを連れて二人だけになった。
川のそばまで来て、美加はこう言った。
「わたしだけの友達になって!」
「…」
「ゆきこ!」
ゆきこの友達が走って来た。
「ゆきこの友達はわたしだけなの!」
美加はゆきこの友達を川に落とした。
「やめて!」
ゆきこが美加を止める。
「ゆきこまで…」
美加はゆきこを川に落とした。
「きゃあっ」
思わず横にある木に捕まる。
木の枝が折れてゆきこは落ちる。
「中谷さん!」
先生が来る。
美加が逃げ始める。
その頃ゆきこは陸に上がっていた。
「花は?!」
ゆきこは友達の花を助け、先生を探した。
「花!」
「見つかった!」
美加は花を追いかける。道路に出てゆきこが戻ろうとする。
すると二人は後ろから道路に押し出された。
ゆきこは倒れなかったが、花が倒れた。
車が来た。
ゆきこは友達が死にかけるのを見た。
そして自分が死ぬかと思った。
それから一週間ゆきこは幼稚園に行けなかった。そしてゆきこは、引っ越した。
僕にはおかしいと思う所がいくつかあった。
・なぜ説明してもらってない?
・なぜ僕?
・なぜ二人は喧嘩した?
・なぜあんなに暗い?
そして次の日。
一時間目 国語
「最初のページ開いてください」
先生が言う。
一ページは詩だった。
「これを書き写して前に出したら漢字ドリル二やっておく」
「先生」
「なんだ。中谷」
「教科書」
「まだ来てないから隣に貸してもらってくれ」
あー、はいはい。
健吾は机の境に教科書を置く。
二時間目が終わり中休み。
ゆきこが来た。
「田中くん?」
「何?」
「あの、中谷さんの事…」
ゆきこはあったことを全て話した。
「先生には?」
「まだ…」
「話した方がいいよ」
「うん…」
気づくと休み時間は終わっていた




