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生活の始まり

(ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ、ドン)

ドン!と言うアラームを止める音と同時に、田中 健吾は立ち上がった。

「今日…新学期か」

時計を見ると、7時15分だった。

まだ余裕があった。健吾は制服に着替えて朝ごはんを食べた。

「夏休みももう終わりか」

もう7時40分だった。

健吾は家を出た。

「おはよう。健吾」

「ああ。純一」

同じ道にいたのは、岡本 純一だった。仲が良い。

「お前なんか元気無いな」

「そう?」

「夏休みの宿題終わったか?」

「うん」

「すげーな。勉強できるのが羨ましいよ」

「どこまで終わった?」

「漢ドの5」

「1個も終わって無いな」

「毎日ゲームとかしてたから」

「これからは休み時間無しだな」

「少なくとも1ヶ月は」

そんな話をしている間に学校に着いた。

「大丈夫?」

「うん」

純一とは一クラス違う。

純一がおこられるところ見たかったな。

そんな事も考えながら教室に入った。

「おはよう。健吾君」

「おはよう。小野さん」

隣の席の小野 ゆきこが挨拶をしてきた。

健吾は前に夏休みの宿題を出して席に座った。

すろとみんな廊下に並び始めた。

そうか、今日始業式か。

運動場に歩き出した。

まあこう言う全校集会でよくある事は、貧血で倒れる事だ。家で調べてみたが二学期始業式の話が一番長いと言う。

そこから何したか覚えてない。

 気がつくと保健室で倒れていた。

貧血か。

「大丈夫?」

保健室の先生が来た。

「はい」

自分の体の弱さにつくづく嫌になる。

たつと少しフラフラする。

「失礼しました」

と言って出た。

教室まで着くとみんな宿題の確認をしていた。

「大丈夫ですか?」

担任の三井先生が言った。

「はい」

もうフラフラするのが治った。

自分の席についいた。

「漢ド5、6、7、8、13、18、28、30の丸付けまでできているか隣同士で見せ合ってください。他も同じようにやって行ってください」

「じゃあ…それかして」

健吾が言うと、

「忘れた…」

と言った。

「じゃあ…丸付けしてくれる?」

「赤鉛筆…忘れた」

ゆきこ大丈夫か?。そんな事も思いながら、赤鉛筆を貸した。

(ポキッ)

「折れた…」

「削り機あるから」

小さい鉛筆削りを渡した。

(ガリガリガリ…)

「あっ」

(ガン!)

ゆきこが鉛筆削りを落とし中身をばらまいた。

「ちりとり、持ってくる」

健吾が教室の隅の掃除道具箱の方に行った。

 すると何か汚したのか僕が嫌いな村岡 一光が掃除道具を先に取った。なぜ嫌いなのかと言うと無駄にちょっかいを出して来るからだ。

健吾が掃除道具箱の箱を開けた。予想通りほうきが降ってきた。

慌ててた為ちょうど当たった。後ろの方でクスクス笑ってる声が聞こえる。

ちりとりを取り、自分の席に座った。ゆきこが取っていると先生が話し始めた。

「できたら前に出して休み時間、出来てない人はやる事」

そして、少し変な6年生2学期が始まったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 


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