自称変人熱狂する3
ガウスはヘレティックを空に待機させ
「さてポイズン」
戦闘服に刺さっている剣いやナイフ?かに命令する
ナイフは一也の足元に突き刺さりシューと音共に霧を噴出させる。
「チィ」
一也はマスクを装着した時には一也は霧に囲まれていた・・・
白い霧は毒知覚し・・・
一也は流石ガウスさん・・・・でも甘い
「光よ盾に」
霧の向こう側から多数の剣がガウスの命令で一也に襲いかかる
しかし光の盾に阻まれ
「毒霧で視界を奪い刺殺狙いですか・・・中々エグイコンボですね」
「確か。光止め得るは凍える時故に最硬だったか?」
一也は背後剣舞とは逆側の声に反応し振り向き光剣を構える
「此れも防ぐか素晴らしい」
ガウスは其の剣に右手に持つ剣をぶつけ褒め称える
「これで終わりか!ガァウスゥゥ!!」
「落ち着けぇぇぇ!一也!」
一太郎は叫ぶ
「直ぐに終わりで良いのかぁぁぁ!」
続きワードでガウスを攻撃
「<風よ乱れ飛び切り裂け>」
「フッ流石!剣よ舞い狂え!ソードパフォーマンス」
一太郎はガウスの意図を読み怜奈を連れ一也の救援に・・・
ガウスは正確で的確な複数の風の刃を・・・
空中で踊る剣で受ける・・・・
受けた剣は砕け散り柄のみが残る・・・・
「流石ソウルマン・・・強い」
良く己の魂をシャウトするので一太郎の二つ名はソウルマン
「チャージ」
ニヤリと笑うガウスの命令で一斉に柄に刀身が装着される
その姿は黒き暗殺者か・・・狂った奇術師とも見えなく無い・・・
「気を付けろ独活さんと同じだ」
一也の傍に立ち一太郎は小声で伝える
「ガウスお前に花を持たせて直ぐに負けるつもりだ」
一也は静かに頷く目に闘志を燃やし・・・
「グレイ封陣旗を使います」
「私の後ろに」
ガウスは怜奈の命令に舌打ちしフゥと消える
其れを見届け怜奈は手に持つ鞘に収まったままの刀で地面を叩く
白に光る紋章が一也と一太郎を取り囲む様に出現
「グレイでは荷が重いようです」
「キフジン 玲奈がお二人のお相手致します」
「いざ 尋常に」
「良いころ合い♪雷霆戦いを彩りなさい♪」
望の言葉に雷纏いし大きい蜂の集団が出現
「そうね。望♪」
望は疾風迅雷にて時より早く
柊は其れを読み切り防ぐ
「疾風迅雷・・結局物理現象の領域防ぐのは容易」
笑みを浮かべ軽やかに踊る様に
そして・・・・・・
「雷霆が一網打尽流石柊♪」
柊は踊り舞い雷霆を誘導一振りで全て殲滅させ・・・
「くくくあは♪」
何かに斬られ柊は膝をつき呻き笑う
「まだ行くわよ柊」
望は柊に手を差し出す
顔を綻ばし柊は手を掴み
「ね!さっきは何で隠してたの♪」
望に問う
「一也のね♪励ましで!出来るようになったの♪」
柊に勝ち誇り伝える・・・・
「いいなぁー♪ずるだぁー!」
二人は笑い構え合い・・・・激突する・・・
白と黒の剣舞は苛烈にそして美しく咲き誇る・・・・
正人はただ・・・・・・・
お読み頂き有難う御座います。