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自称変人我を忘れる

「今日も最高にデンジャラスなやつらだぁぁぁ」

白いドレスを着た金髪ロングの美女が強く叫ぶ

「北門から来るは輝ける黒の守護<オニキスグリント>」

「まずは<輝黒帝>柊」

北門から黒のピッチリスーツドレスを着た美女が現れる・・・

長い黒髪を靡かせ優雅に歩く・・・

ただ其れだけで会場は静寂に包まれる・・・

皆が熱い思い込め見つめる中・・・

彼女は笑い手を振る・・・

其の瞬間老若男女皆が黄色い声援を送る

「この会場の熱気と声援!!流石柊だぁぁぁぁ」

会場の声援に負けじと聖は叫ぶ

「続くは<キフジン>怜奈」

美しい黒髪は煌めき恐ろしい程に整った容姿で再び皆の視線を釘付けにする・・・

其の魅力を更に引き出すおかっぱのヘアスタイル・・・

穏やかに可憐に柊に続き歩く・・・・

煌びやかな黒の礼服を身に纏い・・・・

怜奈ははにかみ可憐に微笑む・・・・

一際黄色い声援が大きくなる!!

「・・・・・」

「・・・・聖さん実況!多分誰も聞いて無いだろうけど」

無言の聖に芽衣は声をかける

「・・・・・ハッ」

二人の魅力に聖さえ我を忘れる


 柊と怜奈は愛想を振りまき観衆を喜ばす


 「・・・正人」

「・・・・はっ」

我を忘れた正人に茉菜は声をかける

「よしよし」

反応する正人に喜び露わに微笑む茉菜

「え~と」

「べつにいいよ。呼びかけに応えてくれたし」

嬉しそうに微笑む茉菜に正人も満面の笑みに


 茉菜と正人を暖かく見守りつつ

「柊さんも怜奈も凄まじくグレードアップしてるわね」

茜はため息まじりに・・・

「「確かに」」

茜の発言に頷く玄と零夜

「キフジンて貴の夫人てことそれとも鬼?」

茜が尋ねる

「怜奈さんは旗刃の力も封刃に取り込み」

「なので名称を旗封刃にう抜き発音した愛称が皆に受けて」

セイイチが経緯を話す

「ありがとう。なるほど。旗刃分からないけど後まわしでいいし」

茜はお礼を述べ納得


 ケイは視線はオニキスグリントに釘付け其の眼差しは熱い

「オニキスグリント相手に望さんはどうするのでしょうか?」

「相方は一太郎さんですよね」

其れに玄、零夜、セイイチは

「ガウスじゃろ」

「ガウスだな。多分」

「ガウスさん一択」

口々にガウスの名をあげ・・・・

「零夜自信なさげだが何故じゃ」

「其れはガウスが天邪鬼ヤローなので絶対にと思うと絶対にやらないので」

玄の問いに零夜は答え

「うむ。確かに」

玄の頷きに皆も続く


 コロシアムはオニキスグリントに魅了・・・・

皆時を忘れ夢見心地に幸せ・・・・・

 

 「息子よ・・・感恩報謝だ。我の身繕いの大任。お疲れ様♪」

「母上殿これからで御座いましょう」

白の煌びやかなバトルドレスを身に纏う美女

その肢体は整い美しく妖艶・・・・

美しき貌に微笑みを浮かべ青き瞳は輝き・・・

金の髪は長くまっすぐで煌めき放つ

堂々と立ち其の佇まいは揺るぎない自信が感じられる

「いざと言いたいけど」

美女は朗らかに笑い

「いつ出番来るのでしょうね~母上」

白いローブを身に纏う男も笑う

男は片膝をつき優雅に佇む・・・

其の顔は白いマスクで覆われ見えない・・・・


 二人は泰然と微笑み出番を待つ・・・・


お読み頂き有難う御座います。

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