自称変人談笑する
ガウス席とはなにも無い部屋である
ただっ広い部屋であり椅子すらない
常に綺麗ではある綺麗さは全て家妖精の献身の賜物である
「椅子居る人は手を上げて」
九牙 ガウス
髪は金で短く顔つきは怖い特に目が
故に常にだらしなく笑っている周りに気を使い
体つき鍛えられ引き締まっている
時代劇に出てくる町人のような服装
背は正人より少し低く
周囲から常に気遣い間違えていると言われ続ける男である
誰も手を上げない
「椅子よりテーブルよね」
茜は微笑み何処からともなく大きなテーブルを取り出し置く
「ならコップと飲み物と」
ガウスはテーブルの上にジュースやお茶の入ったポットをいくつか配置。
翠が転移で現れ
「毎度!新緑万来です」
ガウスは頭を下げ
「テーブルの空いてる所に置いてください」
「はい♪」
九牙 翠
髪の色は白に近い金
髪型は腰まであるロング一部をサイドテールに
スタイルは良く背は高く
顔つきは美しく柔和な笑顔を良く浮かべている
今は仕事着の和装メイド服姿
ガウスの妻の一人
翠は注文の軽食を配置し忙しいらしく転移で去る
「またご利用ください♪」
去り際伝えぺこりと頭を下げ皆も下げる
「しかしこの氷の器理屈にあわんの」
「氷になのに溶けず温かさを維持するしね」
玄の発言にガウスが受け
「流石蒼さんの超パワーで出来た器」
茉菜が感心
「しかし使い終わると溶け器の返却の必要も無い」
正人はしげしげと器を眺める
「さて初めての方ははじめまして。名は茜よろしくね」
優雅にお辞儀し
「違う方々はお久しぶりね」
頭を上げ屈託なく笑う
玄は
「久しぶりじゃな何時まで居るのじゃ」
「まだ決めてない」
「そうかふむまた楽しみが一つ増えそうじゃの」
「玄さんありがとう♪」
玄と茜は笑い合う
セイイチとケイは
「「はじめまして」」
「ありがとう」
茜は笑い感謝を伝え
ケイは茜の手を取り
「お噂はかねがねおうかがいしております」
「輝かしき武勲の数々しかも皆の為に悪評を自らかぶり野に下り皆を影から支え」
「その素晴らしき清廉潔白な生き様憧れます!」
ケイは思いの丈をぶつけ
茜はハッとガウスを見る
アイコンタクトでガウスハ
「茜ゴメンね。支持者多くて美談にして利用しちゃた」
セイイチは笑顔でケイに
「ケイ茜さん驚いてるよ。挨拶は此処まで」
「そうねセイイチ。茜さんこれからもよろしくお願いします」
ケイは後ろ紙引かれながらも手を離す
「二人共よろしくね」
眩しいほどの輝く笑顔を魅せる
ガウスは茜と理仁さん良い勝負かなと
視線の先魅入られたケイは頬染めブンブンと頭を縦に振る
「はじめまして」
正人は挨拶する
「はじめまして」
茉菜も
「もしかして柊さんの娘さん?」
茜は茉菜に質問
「はいそうです」
「ほんとそっくりな美人ね。うらやましい」
茉菜は嬉しそうに笑い頷き茜も笑う
「二人はお似合いの恋人ね」
「有難う御座います」
茉菜は即座にお礼
「ありがとうございます」
正人も続き・・・
皆で談笑中
「ガウスねえお願い有るの。概念闘術私にも教えて」
茜がガウスにお願い
「概念闘術?概念でしたよね」
茜の発言にハテと正人は尋ねる
「概念闘術は昔の呼称で。概念の呼称もまだ仮だよ」
セイイチが答える
「有難う。セイイチ」
セイイチにお礼を述べガウスは
「え~と結局ガウスダメなの良いの」
「ふっ良いだろ何故概念ツクッタカ教えよう」
茜の問いにガウスはキメる
「いや誰も聞いてません」
ケイは突っ込む
「俺は聞きたい」
玄
「其れよりバトルは」
茉菜
「あはは良い感じにカオス♪」
セイイチは笑いながら
「バトルは仕事を休んでまで見たい人達の申請殺到で」
正人
「そっちは大丈夫。バトルはそろそろ始まる」
ガウスはサムズアップ
「じゃあ俺も聞きたい」
正人は伝える
「私も聞く」
茉菜も同意
「私もききたいな」
茜が笑いケイを見る
「私も聞きたいです」
「勿論僕も」
ケイもセイイチも同意
「ガウスよ時は満ちた」
「応ともよ」
ガウスは威勢良く返事し
皆の視線がガウスに集まる中・・・・
お読み頂き有難う御座います