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開発ファイル004 第五世代ステルス戦闘機「心神」

 最近、友人よりスペックが高すぎと指摘があったので、徐々に下方修正していきたいと思います。


 これからも、本作をよろしくお願いします。


天叢雲(以下叢雲)「いやぁ、ひさびさの地面だなぁ。最近は工廠の中にこもりっぱなしか、艦になっていたからなぁ」


 周りの豊かな自然を見て感嘆する叢雲。


叢雲「確かこのへんのはずなんだがな……。 おっとあれかな」


 行く着く先には、「夢幻島飛行場第4ゲート」とあった。


 そして、入り口で入場パスをして向かった先は、飛行場の端にある飛行科工廠だった。


叢雲「さて、あいつはどこにいるのやら。……。 ん? あの人影と機影ははもしかして……」


 叢雲が顔を向けた方向には一機の戦闘機と一人の人間がいた。


叢雲「おーい、岩本ー」



岩本「なんだ、叢雲か。 今日はどうしたんだいつもは工廠に籠もりきりのお前がこっちに来るなんて珍しいじゃないか」


叢雲「うるさいなぁ。 俺だって引きこもりたいわけじゃないんだよ。 それに、お前のその機体だって俺が開発協力したんだからな」


岩本「分かっているよ。 この「心神」はずいぶんと乗り心地が良かったぜ。 感謝してる」


 岩本いわもと 徹雄てつお。 叢雲が夢幻島管理人に就任する以前からの付き合い。 元は、海上航空科志望だったのだが、上官との意見の食い違いで口論となり第四飛行場に飛ばされた。


叢雲「それならいいんだが。 それにしても完成したやつを見るのは初めてだな。 こいつが次期主力戦闘機『心神』か……」



 第五世代ステルス戦闘機「心神」



 全長 14.2メートル


 全幅 9.1メートル


 全高 4.5メートル


 離陸重量 8.1トン


 エンジン ターボファンエンジン「風雅」(アフターバー ナー推力5.2トン)×2


 最大速度 マッハ2.6(高々度において)


 巡航速度 スーパークルーズ時マッハ1.9で1964キロメートル(高々度において)


 武装 固定武装…20ミリバルカン砲(520発) 


    空対空時(ウエポンベイ搭載)…92式中距離空対空ミサイル×8、93式近距離空対空ミサイル×12、94式長距離対空ミサイル×4の中からいずれか一つ。


 夢幻世界において独自開発した第五世代戦闘機。現在開発中のATD-Xとアメリカ空軍のF-22を参考に開発された。


 基本性能はF-22を超えていてなおかつ、ソフトウェアを改良して使い手を選ばない性能になっている。


 ステルス性能は向上していてレーダーには小鳥程度にしか映らない。


 なお、夢幻世界においては対地攻撃は考えていないために爆弾の搭載は先送りされている。



岩本「にしても、ほんとにいいのか。 俺なんかがテストパイロットで。 他にも腕の立つやつならいくらでもいるだろ」


叢雲「いや、お前じゃなくちゃダメなんだよ。 お前確か、海上航空科志望だっただろう」


岩本「ああ。 そうだが、なんで俺が当てはまるフシなんて……。 まさかあの噂のことか……」


叢雲「噂? どんな噂なんだ?」


岩本「ああ。 なんでも、新型の航空護衛艦が建造されているとか。 意外と俺たちパイロットの間じゃあ有名な噂だぜ」


叢雲「マジでか……。 機密もクソッタレもありゃしないな……」


岩本「おまえ。 それもう暴露してるのと変わらんぞ……」


叢雲「ング……。 すまん。このことは他言無用で頼む。 上のじいさまたちに聞かれたら説教もんだ」


岩本「オーケー。 知ってしまった俺も同罪だ。 協力する」


叢雲「ああ、頼む。 っと、そろそろテストフライトの時間じゃないか? 行ってこいよ」


岩本「ああ。 行ってくるぜ。 お前の作った機体存分に乗りこなしてやる」


叢雲「おう。 がんばれよ」


 手を降って別れる叢雲と岩本。


 ちなみに、テストフライトは成功。 「心神」は次期主力戦闘機に決定した。


 そして、工廠江向かう帰り道。


叢雲「さて、次はどうしたものかな。 黒江の行ってたこともあるしそろそろ潮時かな……」


 飛行場をあとにし、工廠へ向かう叢雲の表情はなにかを考えている表情であった。



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