蒼輝、巻き込まれる
すみません・・・・・・1ヶ月も経ってしまいました。
それもこれも親のせいだ!
はい、すもません・・・何でもないです・・・。
~次の日~
紫が起きて、まず目に入ったのは
「……おにーちゃぁん…スゥ…」
「……だ、誰か僕を…」
兄に抱きつく藍だった。
「…何やってんの?」
「あ、あぁ。ゆ、紫。た、助けてくれ。頼む」
「ハァ……ほら、手出して」
そこで苦笑いをする蒼輝。
「な、なによ。私変な事やった?」
「いや、な。手出ないんだ。藍にがっしり取られているからな……」
「………………」
何も言えない紫だった。
~~~~~ーーー~~~~~
「お~い紫。外に出してくれよ。こもってるのは僕の性分に会わないんだよ」
紫は見たこともない藍の心のこもった朝食を食べ終わってから蒼輝が言った。
「別にいいわよ。よかったら送ってく?どこ?」
「ん、すまん。妖怪の山まで」
「……何しに行くのよ?」
「え?いや、よかったら来て、って言われたの思い出したから行ってみようかなと」
「ハァ……どうなっても私は知らないわよ」
「んじゃ、よろしく。ほら、膝から降りろ妹紅。」
「イヤだ師匠!これだけは譲れない!私の誇りだ!」
「そんな誇りがあってたまるか!」
「そうだ!それは私の誇りだぞ。ねー、お兄ちゃん!」
「藍!お前もか!」
いきなり漫才が始まり、ついていけない紫は
「はぁ………」
ため息しかつけなかった。
~~~~~ーーー~~~~~
ともあれ山の麓についた紫と蒼輝。妹紅と藍はお留守番。
「蒼輝。聞くことじゃないかもしれないけど、呼んだのって……」
「たぶん、紫の思っているとうりだ」
二人は頷きあって、言った。
「「伊吹萃香」」
「「はぁ……」」
少なくとも二人は合っていると分かっていても、間違っていてほしかったらしい。
「まぁ、いいよ。嘆いても何も始まらない。とりあえず、進もうか?」
「そうね……進みましょう」
歩き出す二人。紫はスキマに座っているが、気にしてはいけない。
たわいもない話(というか世間話)をしながら、足を進める。
と、そこで急に足を止める蒼輝。
「どうしかしたの?」
「……お出迎えだ」
「え?何の?」
紫は何の事か分からず、聞き返す。
「……出てこいよ。萃香」
…………………………………
「蒼輝、いないじゃないの。萃香の妖力なら私だって分かるわよ」
「萃香。出てこないならこれから『伊吹』って呼ぶz「それはイヤだぁぁぁぁぁぁ!!!」ほらな?」
ニッと屈託のない笑顔を浮かべる蒼輝。
「いけると思ったんだけどなぁ……やっぱりかなわないよ」
「はははっ!まぁ、頑張るんだな」
「えっと……どうゆう事?」
「とりあえず、萃香は賭に負けたってゆうことさ」
「あ、勇儀。来たんだ」
紫の横にはいつの間にか勇儀が立っていた。考えていたために気がつかなかったらしい。
「紹介するよ。こっちは星熊勇儀。でこっちが」
「蒼輝、だろう?よろしくな」
「あ、あぁ。よろしく」
勇儀が出した右手を蒼輝が握る。
「にしても、大丈夫なのか?」
「うん、まぁね。酒虫ならまだ何匹かいるからね」
「だから何の話よ。次は」
「萃香の酒の話さ。出会い頭に戦いを挑まれ、勝ったら『気に入ったよ!これ持ってきな!』っつってこの瓢箪くれたんだよ。酒飲んでないと、こいつ、素面になるだろ?だから、一様聞いたんだ」
「へぇ……」
萃香にかなり気に入りられてる蒼輝であった。
「で、酒盛りか?戦うのか?僕としては、やるなら前者がいいんだが」
「戦うに決まってんじゃん。でも、やるのは」
「私だよ」
「いや~賭けに負けちゃってさ。」
「何の賭けをしたか知らねぇけどさぁ。僕を巻き込まないでよ」
「「無理だね(だよ)」」
「はぁ……」
「災難ね」
巻き込まれた蒼輝は鬼と戦う事になった。
~一方その頃~
「……………………………」
「……………………………」
メンチを切り合っている妹紅と藍の姿があった。
こちらもこちらで戦いがあるようだ。
また、この位時間が空いてしまうかも(てか多分空く)しれませんがゆるしてください・・・。
本当に・・・