第八話 着いた場所は・・
ソラが飛ばされた所は!
ドン!!
「いてて・・・?
どこなんだ、ここは?」
ソラが起き上がった所は、どこかの家の部屋にあるベッドだった。
「ここは、いったい・・?」
ベッドから降りたとき目の前の扉が開いた。
「誰かいるの・・・って、あら!ユウタくんじゃない!今までどこに行っていたの?
心配したんだよ、クラスのお友達も皆も」
ソラは何のことだかさっぱり分からなかった。
(クラス・・・?それに、ユウタ・・・?何のことかさっぱり分からん。でもユウタって…)
「あの・・・どちら?」
ソラは話かけたお姉さんに聞いた
「“どちら“って、私だよ、近所のまりこでしょ!
何寝ぼけた事を言っているのですか?? 取り合えず早く着替えなさい!学校に遅刻するよ」
まりこは、部屋を出て扉も閉めた
「いったいなんだよ、さっきの人は?」
ソラは腕を見て驚いた、それはトランサーが無くなっていた。
「なんでだよ!こんなときに・・まっ取り合えず「着替えろ」って言われたし学校と言うところにでも行って見るか」
ソラは近くにあった制服に着替えてカバンを持って家を出た
ソラが見た光景はクローズワールドとは、違っていた。
「いったいここは、どこなんだろう・・でもここ、見たことがあるような??」
ソラが悩んでいたとき、ひとりの少女が彼に向かって走ってきた!
「ユウタくん!!久し振り今までどこに行っていたの??」
「え・・・??」
「え?じゃないでしょ。答えなさい!!!」
と、すると
「しおん、あんまりユウタに攻めたりするな、まだ見つけたのはユウタだけなんだから」
しおんと呼ばれた少女の後からまた一人の少年が来た。
「分かっているよ、かずしくん・・でも!」
「どうしたのですか??」
又もや一人の少女やってきたときソラは驚き目を大きく広げた。
「君は・・」
「あら?サキちゃんユウタくんとはお知り合い??」
しおんはサキと言う少女に聞いた
「いいえ、初対面です」
「でもそっか!丁度彼と入れ違いだったね」
(入れ違い・・?どういう事、まさかこの子)
「ヤバイ!!学校、遅刻しそう」
かずしが慌てていた。
「それじゃ走るよ!!」と、同時に4人は、走り出した
4人は、何とか学校に間に合った
そしてときは流れ学校も終わり下校時間になり4人は帰りの途中だった
「それにしてもさすがユウタくん、休んでいたのに勉強の方は大丈夫だったね」
しおんは、ソラに言った そして・・・
「なんでここに戻ってきたの・・」
「えっ・・・?」
話し掛けてきたのは、サキだった。
「あなたは此所には、戻ってはいけないの・・今のあなたは、この世界にいては、いけないのよ!!」
「何言っているの?サキちゃん」
「そうだよ!」
しおんとかずしが言った
「やっぱり、そうだったのか・・サキ、俺をクローズワールドに飛ばしたのは・・君だったんだな」
「あなたは、向こうにいるべきなの!そして遣るべき事を成し遂げてください。後で公園で待っているから」
サキは、一人で公園向かった
「ユウタくん・・・?あれは、いったい」
「俺は、ユウタじゃない・・」
「は?何言ってるの?どう見たってユウタくんそのまんまじゃない?」
しおんはソラの発言を否定する
「確かに俺は、ここに居ては、いけなかったんだ。」
ソラは、走り出した
「ちょっと!」
「僕たちも公園に行こうよ」
かずしは、言い、しおんは頷き公園に向かう。
ソラは、家に着きカバンを置いたらベッドの上にトランサーが落ちていた
トランサーを付け出るとき
「ユウタくんどっか出かけるの?」まりこさんだった
「うん・・しばらく帰ってこれない」
「え?」
そしてソラ家を出て行き、公園に向かい走り出した
「ユウタくん・・・・・」
ソラは、公園に着いた
「来たね」
「ああ、俺は戻るよ。ミキ達を助けないと行けないんだ。」
「それじゃあ」
サキは、手を広げ空間を生み出す。
「いくか」
ソラは空間に向かって歩き始めると
「まって!!」
しおんにかずしがやって来た。
「しおんにかずし…どうして来たんだよ?」
「そんなの決まっているよ!」
「僕たちも行くんだよ」
「そんなダメだ!!」
「あなた、記憶がないみたいだね」
「なんでそれを・・」
「さっきの会話で考えてみたんだ。だからユウタの記憶を取り戻すため手伝ってやりたいと思っただけだよ」
「2人とも…ありがとう。」
「それで?記憶の無い貴男はなんて名なの?」
「名はソラだけど…」
「ふ~ん、ヤッパリ私はユウタて呼ぶよ。その方が記憶の手がかりになるかもだし!」
「分かった。それじゃ2人とも行こう!!サキ、君も一緒に来てくれないか?」
「貴方が臨むのなら」
4人は、空間の中に入っていった。
再びクローズワールドへ!!