第七話 突然の別れ
病院へと侵入した2人はミキ達の所へ向かう。
「なんだ?その程度か!?」
ギールはソラの剣ごと振り払う。
「くそっ!なんなんだあいつは、武器の刀はデカいし、変な形だけど、それを上手く使いこなしている。そして、かなり強い!」
ソラは、受ける一方でかなり苦戦していた。
「こんなんで、終わっては、困るんだよ!!」
ギールの刀が突然、光出した
「今度は、なんなんだよ!」
ギールの刀はソラの武器に似て長さは刀を振った瞬間、刀は急に伸びた。
ソラは、それを何とか避けた。
「さあ、もっと楽しもうぜ、この[オロチ]の餌食になってな!!」
「メッチャ最悪な奴だな」
「いくぜ!!!」
一方ミキ達は、ソラがいなくなったのを知り探していた。
「ソラはいた?」
ミキがいい、2人は首を横に振る。
「いろいろ探したけど、何処にもいないよ」
ジーミが返事をした
「いったいどこに行ってしまったの??」
あずさが悩んでいた
「まだ動ける身体じゃないのに」
ミキが落ち込んで言った。
「あら~貴女達、誰かをお捜しかな?」
違う方から声が聞こえ、あずさが振り向く
「誰!!」
二人も振り向く方向に声の主と思われる二人がやってきた
「あの子なら帰ってこないよ」
少女は答えた
「それは、どう言うこと?」
ミキは、鋭い視線を向いた
「それは簡単なことだ、今はうちらの仲間と楽しく遊んでるからな」
少年は、強く言った。
あずさは、銃を取り出した瞬間、少女は、足元に小さな魔方陣を開いた。その時あずさは突然気を失って倒れた
「あずさちゃん!!」
そして、ミキとジーミも気を失い倒れた
「“睡眠魔法”案外簡単だったね。バーン」
「連れていくぞリーン」
「アイよ!」
「そろそろだな」
「なにがだ!」
「もうすぐで俺たちは、最強の帝国が完成を成し遂げる」
「完成だと・・・」
「そうさ!我等が当主カオス様を始め我ら[九帝王]により、この世界は、カオス様の物となる」
「それと今になにが関係がある!」
「九帝王のために人手が必要だ。そこでお前の友達を利用させて貰う」
「ミキ達だと!」
「そうだ!彼女達も時期にカオス様の下でこの世界を支配する」
「そんなことさせるか!このヤロー!!」
ソラの刀は電撃を纏った
[サンダーブレイド!!!!]
「その技は…面白い」
ギールの剣も黒い炎を纏う。
[黒炎斬]
2人の攻撃は強い衝撃と共にぶつかり合う。すると交わった中心に黒色の球体が生まれた。その球体は周りのものを吸い込み始めた。
「いったい何だ?」
ギールは剣を伸ばし、近くの木に刃を引っ掛けて吸い込まれないように留まった。
しかしソラは抵抗も出来ずにそのまま球体に飲み込まれてしまう。ソラを吸い込んだ球体は徐々に小さくなりやがては消えていった。
「あの球体、何故あんなものが生まれたんだ?まぁ良いコレで目的は果たせた。」
リーンによって眠らされたミキ達
そしてギールとの戦いによって発生し吸い込まれたソラ、彼は何処に行ってしまうのか!?