第二話 少年2
空間に飲み込まれてしまったユウタ達の行き先はいったい!?
ユウタ達は、謎の少女により出てきた空間の中に飛ばされていた。
「いつまで飛ばされるんだ!」
クロエは聞いた。
「そんなの俺が知るか!」
ユウタは、それを返した。
「そんなこと言っている場合じゃないでしょ!」
なるみは、二人の会話に挟んだ。
「でもここはいったい・・・」
しゅんすけは三人に聞いた。
「そんなの分かるわけ無いでしょ!」
なるみは叫ぶ。
そして四人の中から一人だんだんと離れていっている人がいた。それはユウタだった。
「ユウタ!!!」
クロエは呼んだがユウタには聞こえなかった。
「クロエ!みんな!」
同じくユウタもクロエ達に言っていたがみんなには、聞こえなかった。
彼は、みんなから離れてしまった。もう見えなくなるほど。
「なんだよ・・・この先どうなるんだよ・・・まさかここで一人ぼっちかよ・・・」
その瞬間かユウタの右腕になにか機械じみた端末が取り付けられていた。
「なんだこれ??」
そしてユウタの進む先には光が見えてきた。
「出口か!!」
ユウタは、光に向かって飛び出した。しかし、その先は・・・
「なんだよこれは・・・・」
見た光景は、森が燃えていてユウタはその中に一人立っている。
「どこだよここは?」
ドン!!と近くに爆発音が聞こえた。
「なんだ!?」
その先に足音が聞こえてきて、その音は段々と大きく近付いて来た。
「ロボット??・・・・・・!!」
ユウタは、あれをどこかで見たことがあった。
機械兵はユウタを見ると突如攻撃を始めてきた。
「わあ!!」
彼は、何とか攻撃から避けその場から逃げた。しかし進むが辺りは燃えてる木ばかり、ユウタは必死に逃げるがそう長くは持たなく、足をつまずき転んでしまう。
「もうだめなのか・・・」
その瞬間ユウタを追いかけていた機械兵は次々と破壊された。
その後ろに二人の人影が見えた。一人は、長い髪をして二つの短剣を持っていたユウタと同い年くらいの少女と、長い槍を持つ少女より背が低い少年がいた、どちらも変わったアーマー(鎧)を着けていた。
「君、大丈夫?」
少女が聞いてきた。
「姉ちゃんまた来るよ、しかもさっきより数が多いよ!」
二人の周辺にまた機械兵がやってくる。
「まだ別働隊がいたのね」
機械兵は、足に付けられていたミサイルを発射した
「ええ!!」
そして三人の近くで爆発した
「これは、さすがにきついよ!」
「そうね、でもせめてこの彼だけは・・・・?」
少女は、彼を見た。
「ねえ、君しっかり!」
少女は彼に言ったが聞こえなかった。
「俺は、どうしたらいいんだ・・・このまま死ぬのか俺・・・やだ、死ぬのはもっとやだ。」
「ねえ!君!!」
「俺は、死ぬもんかああ!!!!」
そのとき彼についていた端末が光輝く。
「姉ちゃんあれ、あの端末僕達と同じやつだよ」
彼の周りに光の渦が回っていた。
「なにあれ、すごい・・・・」
少女達はその輝きをみる。
そして彼に回っていた光が散り舞ったとき彼の姿は二人と同じだが、武器は長い長剣で刃のところがノコギリのようなギザギザでまるで獲物を切り裂くような刀だった
「なんだよ!あの刀でかいよ!!」
彼は、武器を天に向けたそして刀は、電気をまとい刀を振り下ろす。
[サンダーブレイド]
振り下ろした雷は機械兵の集団に命中し巨大な爆発をした。
「彼はいったい何なのよ・・・・いったい・・・」
なんとか敵を倒した彼は、突然倒れてしまう。