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第二十八話 「希望」

最終形態のカオスVS合体したユウタ達の最終決戦が始まる

「面白い、より殺しがいがあるな!」

カオスは不吉な微笑みを出し、拳を強く握りしめる。

「俺達はこんな所では負けられないんだ。帰るべき場所の為に、アンタを倒す!」

両者は翼を大きく広げ、段々と間合いを縮める。

(四神一閃!)

(サンダーブレイド)

クロエとソラの技を剣に込める。

「ダークインパクト」

カオスも剣に込め、双方の攻撃は力強くぶつかり合う。(この距離なら!)

かずしが言うとカオスの頭上と背後にコンテナユニットが現れミサイルを発射する。

カオスは間合いを離すがミサイルはカオスのあとを追っていく。

(次は私の番よ!)

あずさが言うとユウタは狙撃スナイパーライフルを持ち構える。照準はミサイルを避けて破壊するカオスに定めて撃ち放った。

築くのが遅れたカオスは攻撃をくらう。「貴様ら小賢しい事を!」

(これならどうよ!しおんさん)

(分かっているよ。マリちゃん!)

[忍法・瞬足!]

足に気を溜め、素早く走り出す。[ストームダッシュ!]

そして風を纏い速さを上げる。

(ぶっ飛ばすぜ!)

しゅんすけのアックスを握り横に振り構える。

[インパクトブレイク!]

カオスはその攻撃を防ぎれずに飛ばされた。

(コレなら)ジーミは勝利を勝ち取ったのように喜びを挙げるが

(いや、マダだ…)シマルが否定する。

「貴様ら……調子に乗るなよ!」

カオスはより黒い光を自分の胸の前に溜める。

(追い追い!あれはヤバくないですか!?)

リーが警戒するように言った。

(アレをまともに喰らったら、おしまいだよ!)

なるみも言う

「塵となれ!」

[ビッグバンダークネス!!]

カオスの放つ攻撃はユウタに迫っていく。

((こんなの私達が))

ミキとサキは叫ぶとユウタの前に大きな光の盾が現れる。

[シャイニングシールド!!]

光の盾はカオスの攻撃を完全に防いだ。

「何だと!?」

「カオスっ!コレが"希望"を信じる仲間の力だ!」

ユウタはビームセイバーを一つに重ねる。

そして剣の刃は幅も長さもドンドン大きくなる。剣は五メートル位で留まる。

「いくぜっ!」

(天空突破っ!)

(ギガぁ!)

(ソーーーード!)

「ブレイィーーーーークゥゥーーーー!!」

翼を大きく広げ、剣先をカオスに向けて突撃する。

「俺がこんな所でーー!!」

(さようなら………そして、ありがとう………兄さん)

ユウタ達の最大の攻撃は空間ごと全てを破壊し、王の間にも少し影響が起こった。



「艦長!城の内部から大きな爆発が起こりました。」

「彼らの救助に向かうぞ」

「「はいっ!」」

グランを始め船員はブリッジから出る。

「やりましたね。」

ジュンはシュバルトを見た

「そうだな。彼は高村ユウジを越えてしまった。"英雄"を越え"救世主"に」



ユウタは元の姿に戻り周りには皆の姿が現れる

「サキ………」

ユウタは隣にいたサキを見る

サキはユウタを見ずに空を見上げた。

「大丈夫です………覚悟は出来ていましたから。………ユウタさん、今までありがとうございました。」

サキはユウタに頭を下げる。

「なに言っているんだよサキ!」

「えっ?」

サキは頭を上げる。

「コレからも"友達"だろみんな同じく」

そう言うとサキは涙を流すが手で顔を隠す。

「ううっぅぅ………ああぁぁ〜〜〜!」

サキの泣き声は城中に伝わった。

「それじゃあ帰ろうよ!俺達の世界に!!」

戦いも終わり。城の復旧の為、一時的にユウタ達の世界に帰る。



次回第二十九話 「ただいま」


ユウタ「遂に帰って来たぞ!」

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