JKと同棲開始
こんばんわ。
今日最後の投稿になります。
「和真君、元カノの情報を教えて下さい」
そういいながらソファーで押し倒される。
色々当たって気持ちいいので少し黙っていようか?
顔の距離も10cm程まで寄っているしキスしようと思えば出来てしまう距離だった。
そうおもいながら15歳、15歳と何度も思い返して口を開く。
「22歳くらいから24歳まで付き合ってた彼女がいてな。その頃は今とは比べものにならないくらい忙しくてたまにある休みしか会えなかったせいですれ違いばかりになってふられちまった」
「それは浮気です。私と結婚の約束をしたはずです。どうしてそんな事したんですか?」
「しょうがないだろ。小さい時の約束を信じて会いにくる子がいるなんて普通はおもわないって」
「エッチな事もしたんですか?真剣に答えて!」
いつもは敬語なのに少し涙を浮かべながら大きな声を出して来た。本当に俺が好きでいてくれたんだなと今更ながら思う。
「あぁ一応は大人だからな…何度かは…」
15歳に気迫で押されて聞かれるがままに答える。
「初体験ですか?どうなんですか?」
「初体験はもっと前です…」
22歳童貞ってなんかおかしいだろ?俺はそう思う。
そしてなぜか本気で泣き出してしまった。
同棲初日から泣かせるなんて何をしてるんだか…
押し倒されたままなせいで涙が顔にかかる。
「でもな凛、歳の差が11もあるんだ。それくらいはしょうがないだろ…」
「しょうがなくない!私は和真君の為に初めてはとってあるのに!!」
凛は本気だ。本気で傷ついている。
だからこそ押し倒されながらも抱きしめてやる。
「ごめんな?こんなに泣かせちゃって…俺が悪かったよ。許してくれ…」
「許さない。和真君、キスしてよ!今すぐキスして!私の全部あげるから!そしたら許してあげる」
未だ凛の涙は止まらない。だが行為に及ぶつもりはないので頭を撫でてやる。
そして辛いだろうが事実を突きつける。
「俺はまだ凛の気持ちを本当の意味で分かってないし俺は凛に対して恋愛感情はない。そんな状態で凛をどうにかするつもりもない。だから今は離れてくれ」
そして凛の肩を押して離れさせる。
その顔は涙を流しながらも表情は怒っていた。
「絶対に和真君を好きにさせてみせるんだから!そして奥さんにしてもらって大好きな和真君の子供を産むんだもん!」
そう宣言して荷解きすると言いながら部屋に戻ってしまう。
前途多難だった。当たり前だがあんな事言われたらこれからの生活で絶対に意識してしまう。
だが凛の事を真剣に考えてやる事にした。なにも考えずに突っぱねるには凛の片思いの期間は長すぎる。6年も想っていてくれたならいつか俺の答えが出るまでは本気で考える事にした。
そして数時間が経つ。
「和真君、さっきは迷惑かけました。でも泣いた事も怒った事も嘘なんかじゃないです。本心なので謝りません」
「ごめんな。俺は凛の事何にも知らないし分からない。だから真剣に考える事にしたよ。だから凛の好きな物や嫌いな物とかなんでもいいから生活していく上で教えてくれよ」
そして凛が抱きついて来た。いきなりだったのでよろけそうになるが支える。
「私の事を考えて結果が出たら教えて下さい。結果がどうあれ真剣に考えた事なら受け入れます。それまでたくさん私を知って下さい」
そして背伸びをして俺の頬にキスをした。
「今はこれで勘弁してあげます。こうしたら私を意識するしかなくなりますよね?」
驚きと恥ずかしさと少しばかりの嬉しさや幸せな感情が心に湧いた。
この気持ちの中の嬉しさと幸せを感じた感情がどうなるかは俺たち2人の生活が答えを出すだろう。
そして気付いたら凛を抱きしめていて言葉を返していた。
「あぁ今意識し始めた。だから今日からよろしく凛」
そして心に種が生まれた気がした。小さい種だがもし育つとしたらそれは凛に対しての恋心だろう。
そしてビールとつまみとスーパーの惣菜の残りしか入っていない冷蔵庫の中に食材を加えるため2人でスーパーに向かう。
凛は腕を絡ませて来るが嫌な気持ちはしない。
俺って思ったよりも簡単な男かもしれないと思うのだった。
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