表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

42/47

幕間 香奈の気持ち②

こんにちわ。お久しぶりです。


先週1週間かけて書いた物を今日全て投稿します。


今回でとりあえずの一区切りになりますので楽しんで頂ければ幸いです。


続きはまた来週のどこかでまとめて投稿致します。


ブックマークやレビュー、評価よろしくお願いします。




 そしてスーパーに着き千夏さんと会う。


 会話をしている内に私と同じ事を考えてくれたのか和兄にくっついてくれた。


 本当はしたかった気持ちもあるんだろうが今はこれでいい。


 私は出ていくまでに凛に一つ教えてあげたい事があったんだ。


 少しでも和兄を手放してみろ。そしたら周りにはライバルがいっぱいいるんだぞ。と…


 だから一生捕まえておけ。自分の大好きな人なら少しの油断も与えるなと伝えたい。


 不本意ではあるが凛なら納得できる。


 私の事を考えてくれてるんだろうが関係ない。


 私に千夏さん。後悔しない為に自分と和兄を優先しろって行動で分からせる。


 それが伝わってくれて二人の幸せを見つけてくれたら私も本当の意味で祝福を贈る。


 でも一つ嬉しい事があった。

 ワザと胸を押しつけたら意識してくれた。

 女の子として見てくれている事が少しばかり分かった。


 だから冗談で返す。嬉しい気持ちを悟られない様に…


 でも嬉しい気持ちが少し顔に出てしまったのか気付かれた様な気もしたが…


 そして千夏さんも腕に抱きつき和兄は嬉しそうな顔をしているのでこのまま家に帰ってやろう。


 そして家に着くと分かっていたが凛がお怒りだ。


 それでいい。和兄に誰も近づけさせないくらいラブラブになって欲しい。

 私の入り込む隙間がない程に…


 そして焼肉がスタートしてゲームを始める。


 和兄の隣の奪い合いだ。

 それに途中からルールを増やして記念の写メを撮ろう。


 写メを眺めるくらいは許して欲しいな。私の一番を譲るんだから。


 そして電話がなり花ちゃんと高橋さんが来た。


 この二人はいいな。邪魔者がいないで2人想い合っている。

 まだ付き合ってはいないようだが確実に付き合うだろう。

 羨ましい。


 だがとりあえずは私も写メを手に入れる事が出来たので深くは考えない。


 少しの間はこれを眺める日が続くだろう。

 それが終わる日が本当の新しい第一歩。


 凛に私の行動の意味が伝わるのならもう帰ってもいい。

 日曜日に全てを終わらせるつもりだがそれすらもいらなくなればすぐにでも帰ろうと思い始めた。


 この2人の行動で私の行動も変わる。


 それなのに凛から話題を振ってきて絶対に行けと言われてしまった。


 凛にしてみれば確実な答えが欲しいんだろう。


 そして和兄の提案で水族館に決まる。


 私の好きな場所を憶えていてくれた事にまた胸がキツく締まる想いだった。


 そして夜になりいきなり和兄と2人きりになった。


 そして日曜日にまでにどうなるか分からないので自分から話を聞き私の本音が溢れてしまう。


 言葉ではなく大量の涙として…


 気持ちに区切りが付くような直接的な言葉だった。


 裏のない本心。私に伝える為に用意した言葉。

 本気で向き合ってくれていると伝わる熱意。


 それが全て凛への愛である事すらも…


 でも和兄的にはそれでも明日出かけるつもりらしい。


 お兄ちゃんとしてでも最後に私の大好きな場所に行けるなら楽しみな気持ちも湧いてくる。


 そして女3人の時間になり凛に会話を伝えて本当に行っていいか確認をとる。


 諦めた気持ちと嬉しい気持ちが入り混じり訳が分からない。


 もう大切な話も済んだし私の想いに気付いてくれていない凛に行動の意味を伝えて帰ってもいいはずだったが凛が許可をくれた事により感謝を伝えてしまった。


 やっぱりまだ少しでも想いが残ってるじゃん…


 私って意思が弱いな…


 そして千夏さんの質問に答えていると今までの和兄と凛の行動が思い浮かぶ。

 まるで死ぬ前に見るという走馬灯のようなものなのだろう。


 私の今日の行動なんて意味なかった。

 最初から隙間なんてなくてその上で私の気持ちを考えてくれていると分かる行動が思い返される。


 そして千夏さんに泣きながら抱きついてしまった。


 私達の夢は凛に託す。もうそれしか残っていなかったのだ。


 そして理解したら早かった。


 祝福の言葉を贈っていた。今までの行動や気持ちなてどうでも良くなった。グチャグチャな思考なんてどうでもよかった。


 明日は最初の予定通り思い出作り。


 それでよかったんだ。その時間を貰えただけで感謝するべきだった。


 あと凛に困った事があったら助けてあげよう。


 相談された時だけでも力になりたい。


 この2人の一生に楽しい思い出を作る手伝いを少しでもしてあげたい。


 あとは見守るだけ。それでよかったんだ。


 私の一番を大切にしてくれる凛に託す。


 今はその想いでいっぱいだった。


評価の仕方は下の☆を、 ☆☆☆☆☆から★★★★★に変えて頂きたいです。

それがやる気に繋がりますのでどうかよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ