JKとゴールデンウィーク
皆さまこんにちわ。溝口です。
今日はもう一度投稿する予定なのでよろしかったらそちらも読んで頂きたいです。
面白かったらブックマークよろしくお願い致します。
そして次の日会社で話をしたら金曜の夜じゃ時間がもったいないとの事で昼間から集まる事になった。
そして凛と香奈に了解をもらい決定する。
「凛ちゃんに佐藤さんに香奈ちゃん?ですか…係長は少しずつハーレムを作っていってて羨ましいですよ」
部下のうちで一番俺が信頼している男。高橋がそう言ってきた。信頼しているが高橋の名前が出てこない。
多分高橋は高橋なんだろう…
「ハーレムじゃない。凛と結婚するんだから凛だけだろう?」
「でもそんなにモテるならこっそり女の子囲っても問題ないですよ!給料だってたくさん貰ってるはずだし」
「俺は一人で十分なんだ。何人にも割ける様な時間もないし凛を悲しませる訳にはいかないだろう」
当たり前の事だが大事な事だ。時間があるのならそれは凛の為に使いたいし他に時間を割くなんてあり得ない。
「そうですよ高橋さん。私も正直二番目でもいいと思ってますが係長はそんなの納得しないから引いたんです。あまり思い出させないで下さい」
高橋は佐藤にそう言われて黙るしかなかった。
冗談とは言え振られたばかりの佐藤がいる場所でつまらない話をしてしまったと後悔して一言謝って席に戻った。
悪い事をしたら謝るなんて当たり前だが大人になるとプライドが邪魔して出来なくなる奴が多い中、高橋は当たり前の様に行動出来るいい奴だ。
だが名前が思い出せない…
そしてまたみんなで飲み物を持ち寄る事になりスーパー部隊は凛、佐藤、香奈に進化した。
一度家に集まってもらって俺の車でスーパーに向かう予定だ。
その後、家に帰った際、前に言っておいた生活費の管理をしてもらう為に色々と説明をしておいた。
凛を信頼している証になると言えば聞こえはいいが実際色々と管理するのは面倒な物だ。
その点凛は頭も良く生活能力も高いし、買い物も上手なので安心安全に任せられる。
だから面倒な事をさせるとはいえ信頼の証拠にはなるだろう。
「大丈夫でしょうか…とりあえずは理解しましたけど…」
「凛なら大丈夫だって。実際引き落としとかは勝手にされるからあまり生活は変わらないし食費もカードで支払う事が多いからな。広子さんが入金してくれる生活費から凛が小遣いを引き落とすくらいじゃないか?」
「お小遣いも使い道がないんですよね…最近はお弁当を作る様になったんで飲み物買うくらいしかお金を使わないんです」
「たまには友達と遊んでこいよ。それがいつか大切な思い出になるぞ?友達だってたまには凛と遊びたいはずだ」
「和真君がそう言うなら少し考えてみます…たまに誘われたりしても断ってましたから」
凛の高校の思い出が俺との生活だけじゃダメだ。今しかできない事を経験するのだって大切でその友達と一生の付き合いになる事だってある。
だからこそ凛が学生のうちだけでもそちらを優先して貰いたいんだ。
俺との関係だけじゃない凛を取り巻く環境も大切にするように凛に言って聞かせる。
俺の中でも高校はいい思い出ばかりなので同じ様に凛にも思って欲しいのだ。
そして凛もたまには友達と遊んでみると言うのでこれからはその話なども夕飯の際に聞くことが出来るだろう。
その後少し遅めの夕飯を食べて風呂に入る。
今日は久しぶりに凛が背中を流してくれるらしいが頭を洗ってくれて背中を流してくれた後は、
「あとはゆっくりと疲れを取って下さい」
といい風呂場を出て行く。前回俺に怒られた時の事を考えつつも俺にまたしてくれた事が嬉しかった。
性的な行動ではなく純粋な心遣いが幸せに感じて風呂上がりにいつもより長く強めに抱きしめてしまった。
そして溜まってしまう衝動はこっそりとどうにかするのが日課だ…
そして交代で入った凛が上がったのち二人でテレビを見たり学校での出来事を教えてくれたりして時間を過ごす。
そしていつも通りキスをして部屋に戻り明日を迎える。
そして次の日の夕方凛から一枚の紙を渡された。
宅配便の不在票だった。俺も凛も買い物をした記憶がないのでとりあえず連絡をしてみて再配達を頼み夕飯後受け取る際に名前を見たら香奈だった。
少し大きめで重みもある段ボールだ。
そして香奈に電話すると、
「金曜日からゴールデンウィーク中お世話になるからよろしく。ついでに顔合わせも桐原家で出席するから人数に入れておいて」
と元気良く言われた。
これは着替えとかが入っているらしい…
そして電話を切られてしまう。
なんでいとこが顔合わせに来るんだよと思ったがまずは凛に話をしよう。
「あり得ません。常識で考えて下さい。年頃の女の子が男性と一週間も過ごすなんておかしいです」
じゃあ貴方もおかしいよと言いたかったが我慢して答える。
「もし本当に来るなら凛の部屋だろうな」
「いえ、フローリングで十分です。情けをかけてもソファーが限界です」
凛は怒っていた…
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