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学園リライト・オマージュ1

 


  外出すると僕はいつも人にヒソヒソされて、それがとても怖い。


「ラオ! こっち見て!」

「彼はいつ見ても美形の母君に似て美しいわ」


  会話は聞こえないけど、元女優の母の話をされているのだろう。


「相変わらず辛気臭いな」


 学園の黒き悪帝と呼ばれるエデルが睨めつけてくる。


「そんな優男かまうなよ。魔法のレッスン行こうぜ」


不良グループかと思ってたけど、意外と真面目にやってるんだなあ。




「先輩~待ってよ~!」

「なんで? そういう約束した?」


昼食の時間は中庭にカップルが多い。目の前を通り過ぎる二人は例外だろうけども。


「明日うちのクラスに転校生がくるっぽくて」

「なんでおれんとこじゃねえんだよぉ」


あの男子生徒はクラスメイトだから転校生は隣のクラスのようだ。

ワンチャン未来の彼女が転校生、という妄想が砕かれた。



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