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十億光年的距離/V.K克

楽曲掲載サイト

youtube


主人公

私(男性)



URL

https://youtu.be/xMvdcnKzSa4


作者コメント


宇宙に散りばめられた無数の星々。


彼等は一体いつからそこ居るのだろう?







沈み行く太陽が地表へと溶け込み

私達の住む地球はもうすぐ眠りに付く。




今日も光を与えてくれた太陽は沈み

この場所は静かに闇に包まれようとしている。




空に一番星が現れる。

続いて二番星。


こうして空に少しずつ星が増え始める時




こんな時私は空を見上げ星を見ながらこんな事を考えたりする。





…宵闇の空に輝く無数の小さな星々。一体いつから私達に光をもたらしてくれているのだろう?


と。




彼らは一体いつからこの宇宙に住んでいるのだろう?


と。



もし今彼等にありがとうと伝えたならば、どういたしましてと返事は返って来るのだろうか?



もし返ってきてもその返事は私は聞く事はできないのだろうか…。





そんなことばかり考えている。



変な思考なのかも知れない。


他人にはこの想像は分からないのかもしれない。


無数の星が空を彩る。美しい景色だ。でも気にする人はほとんどいないだろう。



それでも星々は私達を見守ってくれている。





宇宙は広い。


それは私達の想像を遥かに越えるほどに。


果てしなく、





果てしなく。



終わりが見えないほどに。



明るく、そして神秘的な漆黒の世界「宇宙」




沈黙の世界でありながらも壮大な世界、

それはこの上無いほど限りなく私を魅了させたのだ。




…。



…星達は今も尚何も言わず地球にその姿を見せてくれている。



でも今彼らが私達に見せてくれているのは彼らの過去の姿。


本当の現在の姿はどうなっているのか分からない。




地球で見ている現在。それは星達の過去。


宇宙では光が現在と過去を支配しているのだから。光が届かない限り私達が見ることは出来ない。




距離が離れているだけでこんなにも時に差が生まれるのだ。


そう。宇宙に時は関係ない。

有るのは光がもたらす不思議な空間のみ。



もしかしたらもうあの星は既に一生を終えてまっているのかもしれない。

もうこの宇宙には存在しない星なのかもしれない。


だとしても過去を見る私達はあの美しく輝く星をまだ見続けている。



それは悲しい事なのか嬉しい事なのか…。




宇宙はまだ謎に包まれている。


それは私達の思考では理解できないほどに。



限りなく、



限りなく。


考えれば考えるほど無限に拡がる宇宙の姿。



例えあの星だって目で見えているのにも関わらず

とてつもなく距離は離れている。



どうしてそれだけで、

たったそれだけで私の想いは彼らに届かないのだろう…。



これは…まるで片想い。


想いを伝えようとも、それは叶うことなく時だけが過ぎていく。


いや、過去と現在の捻れた次元の中

私一人の想いが宇宙を超え彼らに伝わるはずなんてない。



それでも私はこの地球から彼らを今も見続けているのだ。


意味の無い事なのかも知れない。

無価値な事なのかも知れない。



でも、私は私を魅了し続ける彼らが大好きだ。




…。




…気が付くと夜空はきらきらと無数の星々が輝いていた。

辺りはすっかり真っ暗。



月も同じように宵闇を神秘的に照らし


夜空を彩った。




流れ星が一つ


流れ星が二つ


夜空を切り裂き走って行く…。




嗚呼…


どうして宇宙はこんなにも美しいのだろう…


ありがとう…


私は彼等をずっと見ているだけで幸せだ…















どういたしまして…

















閲覧ありがとうございます。


宇宙を想像させる神秘的な、それとどことなく想いの叶わなさを連想させるようなピアノに癒されます。


楽曲はYoutubeに掲載されていますので是非聴いてみて下さい

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