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亜人とは、獣人とは、いったいどんなものなんだろう。
それがちゃんとフツーに受け入れられてるってことは、とりあえずフツーのことなんだろう。
その世界では。
ちょうど私たちが世の中にはコーカソイド・モンゴロイド・ネグロイド・オーストラロイドという分類(今はちょっと時代遅れ)をフツーに受け入れているように。
ってことは、たとえばこの世界を下敷きにしていろんなものを比定していけば、ファンタジーの世界を作っていけるはず。
ものぐさかもしれないけど。
でもそのためにはまずどんな亜人がこれまで考えられてきて、どう分類されうるかを考える必要がある。
それがこの文章だ。
人種差別っぽく見えたらごめんなさい。でも正直、ファンタジー小説で横行している偏見とかをそのまま持ってこれる例もあると思う。