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選ばれた勇者らしい。  作者: Cookie
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侵略者の影

 前回のあらすじ


周三は中村と甘根と一緒にジェラートの店で


ジェラートを買ったあとに店から


少し離れた所にあるベンチで


ジェラートを食べながら


ゆっくりと3人で語り合った。


その会話の中で甘根から


第二大陸にある某国が


水軍でフェンティーアに


攻め込んでくるかもしれないと聞かされた。






 周三は中村と甘根と別れた後は


真っ直ぐにカノレル雑貨店に帰った。


奥のリビングでハウルとリアと


周三の3人で夕飯を食べた。



 食事中も周三はフェンティーアに悪魔の大軍が


攻めて来るらしいという甘根の発言を


思い出してずっと憂鬱な様子でいた。



 周三の様子に気付いてハウルは心配して


「体の調子でも崩したのですか?」と言った。



 「風邪じゃないわよね。」とリアは言って


周三のおでこにリアはそっと手を当てた。



「ちょっと剣の稽古で


疲れただけですよ。」と周三は誤魔化した。



 クラムチャウダーもサラダも


魚のムニエルとソーセージも


カリッと両面を焼いたフランスパンにチーズが


乗ったものも周三はキチンと完食していた。


もちろん食後のチーズケーキもだ。


周三の食欲には何も影響が無かった。






 食後に浴室でシャワーを浴びて


タオルで頭を拭きながら


2階の自分の部屋に戻った周三は


ベットの上に横になると考え事を始めた。


(結局は甘根も詳しい事までは知らないらしい。


アルベルク広場で


酔いつぶれていた赤い鎧のおっちゃんが


詳しい事を知ってるという事だった。


『甘根は王子やから使節団の大使に


任命されて来ただけやろ。』と


田中は言っていたし


甘根も『わしはお飾りみたいなもんや。』と言ってた。


以前に田中からこの世界の世界地図を


見せてもらったけれど


北西の国から軍船で攻めてくるって事は


フェンティーアの西にある第五大陸と


北の第二大陸の間にある狭い海域を


通って攻めてくるんか?


いつくらいに攻めてくるんやろか?


フェンティーアには軍隊が無いって言うてたから


帝国軍が守るんやろな。


俺は勇者やから戦争に参加せなあかんのか?


めっちゃ不安や。


明日、ディアナに相談してみようかな。


田中はすぐに天界と連絡を取って


報告をするって言うてたな。


甘根はこれからフェンティーア議事堂で


議長と面会するって言うてた。


これは大変なことになってきたなぁ。


一応、ロアンさんにも相談してみよう。


ロアンさんなら何か悩みを


解決する方法を教えてくれるかもしれん。


明日は朝に監督府の修練場に行く予定やけれど


明日には帝国監督府にも


甘根の情報が連絡されてるやろうから


監督府の修練場での剣の稽古は


明日はもしかしたら無いかもしれんなぁ。


午後はディアナから宮殿で


お茶のお誘いを受けてるけれど


その予定はたぶん無くなりそうな気がする。


のんきにお茶しとる場合やないもんな。)と周三は


色々と思考を巡らせていたらだんだんと眠くなってきた。


周三は平和なフェンティーアで戦争が


始まるなんて事は予想もしてなかった。


判断材料にする情報も全く無い。


「悩んでも答えが出ない事は


悩むだけ損やな。」と周三は寝る事にした。

おはようございます。

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