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詩集  作者: 秋桜
1/2

蝉になりたい

私は蝉になりたい


あの夏のに、うるさく泣き叫ぶ様は

人々の顔をしかめるものでしかない


だけど蝉にとったら

そんなこと関係ない


ただ歌ってなにが悪いと言うだろう

命の唄を歌ってなにが悪いと言うだろう

この命をを燃やして歌い

子のためを想い唄う


それのなにが悪いと言うだろう


いいや、悪くないさ


さあ、歌え

短い命を精一杯燃やして

この世を謳歌しなさい


ああ、私は蝉になりたい

短い命しか持たない、憐れな蝉に


短い間命を燃やして

力の限り謳って死ねたら


私はどんなに本望だろう


私は蝉になりたい

謳うことしか知らない蝉になりたい

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