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ダンジョンの宝箱に幸せが入ってるのか確かめたい  作者: ルナリン


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おじさん軍団『華麗集』結成

 シラネバに本店が移動してからは順調だった。

 そしてスライムゴムの吸着力と衝撃吸収を利用して集成材を軸に加工をした義足や義手が完成し、更にはミカゲの魔方陣を用いた手法で自在に動くようになりクライスにつけて貰って色々と実験して実用化出来た。義手は物を掴むや持つや握るなどを可能にした。

 義足は歩くから走る蹴るなどほぼ通常通りの動きが出来るようになった。

 そして東部は初級ダンジョンが多いので初心者が怪我で引退する冒険者も多い。

 そういう冒険者が行き着く先が貧民街で仕事をするのも欠損を理由に断られる事も多いので常に貧困していた。

 ただこの義手と義足の誕生で今まで助けられずにいた体を欠損した者達を何とかしたいと思っていたが義手も義足もそれなりのお値段がする。それを今まさに貧困する元冒険者達が購入する事は不可能だった

 そこでラルフ達虹鎖メンバーは新たな冒険者パーティーを作る事にして義手や義足を給与からの天引きして更に生活出来るように店舗での仕事と冒険者パーティーの両立を目指す事にした。

 これには多くの欠損した元冒険者達が参加して更に元冒険者以外の未経験者も参加したがったので了承した

 そしてこのパーティーにはコクーンやシェルを常に見守っていた職人軍団や町の男達も参加したがったので審査の上で採用した

 これでほぼおじさん100%の冒険者パーティーが誕生した


 冒険者パーティー『華麗集(かれいしゅう)』が結成された

 この名は華麗に家族達を助ける集まりである。という意味で華麗集(かれいしゅう)

 けして加齢…ではないはず

 そして以前失った手足だけでなく気持ちなども取り戻した彼等は子供や女性達を守るべく動こうとしたがハッキリ言えば弱い

 子供達は初級ダンジョンをクリア出来る実力がついてるが華麗集(かれいしゅう)メンバーは以前に初級ダンジョンで躓いている

 その差は圧倒的で

 小学生くらいの男の子が

「おじさん達ちがうよ。こうしないと」とか

 小さな幼女が

「おじさん達は指示に従って下さい」

 と言われて素直に「イエス、マム」と最敬礼をするおじさん達には笑えた


 子供達もだが最近ではシンママさん達も初級ダンジョンをクリアし始めてこちらもおじさん達とは実力が違う

 しかし相手は妙齢の女性達だ

 男なら良いところを見せたい

 格好良く見せたいおじさん達

 むやみに敵に突っ込んで女性達から怒られてもまたやらかす

 気持ちは分かるがな


「だからむやみに敵の前にでない」「こっちを見ないで敵を見なさい」「危ないから私の前に立って視線を遮らないでよ」


 プリプリ怒るママさん達とシュンっとなっているおじさん達

 もう一度言う

【気持ちは分かるがな】


 そんな感じで魔力操作と(まとい)魔闘術(まとうじゅつ)が出来るようになるまではおじさん達を慰めてやるのが俺の仕事になってしまった。

 いい大人なんだからしっかりしてくれよなおじさん達


 こっちでは厳つい顔したおじさん達の群れが小さな男の子に正座させられ注意され土下座してる。

 こちらは見せている背中が小さく見えているガチムチのおじさんが女児に怒られ泣いている。

 あっちでは綺麗なママさんに頬を叩かれて喜んでいるバーコード頭(このおじさんは新しい世界の扉をノックしてるな)


 あっちこっちでこのような状況です

 もうどうすればいいのさこのカオスは

 俺の精神力をゴリゴリ削ってくるおじさん達がこの世界に転生して1番俺にダメージを受けたのかもしれない

 見てる分には面白いからおじさん達とは仲良くなりたいな

 後で酒でもおごってやるかな


「なぁ、おじさん達。酒でも呑みなよ。これで流した涙の水分を補うんだよ。明日があるさ」


 こうしてラルフとおじさん達の友情が出来たが次の日もやはり怒られているおじさん達だった。(ぜんぜん懲りないな。)


「だからおじさんは何度も言ってるでしょ」って女児に言われてるガチムチ男

「寄るな。」と綺麗なママさんに頬を叩かれているバーコード男


 昨日と一緒じゃん、酒返せー。

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