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ダンジョンの宝箱に幸せが入ってるのか確かめたい  作者: ルナリン


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七色商会 新人店員シャナ1

 こんにちは、

 私の名前はシャナといいます。

 私の生まれは東部ですがシレバシールから遠い寒村です。

 家族が祖父母、両親、兄弟7人と多く今年成人(15才)した長女です。

 家族が多く家計が大変なので出稼ぎに行くことに決めました。

 同じように家に居られない子達とシレバシールで冒険者でも始めようと思っていました。

 ウチの村の近くに初級ダンジョンがあってそこで冒険者の真似事をして少し自身がありましたので皆は成功すると勝手に思い込んでいました。

 最近、よく私達より小さな子達がダンジョンに訪れます。

 その子達はダンジョンの他にマジックバックを持っていて村に必要な日用品を持ってきてくれたり村の野菜を買ってくれたり行商もしていて私も話す機会があり仲良くなっていきました。

 仲良くなったついでに本当の冒険者を見てみたいと思い同じように家を出なければいけない子達と一緒にダンジョンへ連れて行ってもらいました。皆でワイワイ話しながらダンジョンの入り口に立つと雰囲気が一変して全員が真剣な顔つきになりました。

 リーダーの子から「ゆっくり行くからついて来て。索敵。」しばらく目を閉じていたがカッと開いて「こっち」と手で合図する、

 途端に全員が走りだす。リーダーからは「300左スライム2、次は右300に1」と指示が出て皆が対応していく。戦闘が終わると集まって話し合いをして修正していく。

「これが冒険者なの?」なんかもの凄い徹底して無駄を省いて効率を重視したような感覚だ。

 村の幼なじみ達と目を合わせて色々と質問した。

「なんで走ってるの?」「あの指示はどういう事なの?」「どうやったら君たちみたいに

 なれる?」

 思いつく限りの質問をした。1つ1つ丁寧に答えてくれて

「冒険者になりたいの?」と聞かれ

「冒険者にならないといけないの」と事情を話しした。

「なら、僕達の所においでよ。同じ年くらいの子達でグループ組んでるしもの凄い冒険者パーティーに色々と教えて貰ってるから。この装備とかも作って貰ったし商会の仕事も手伝ってるし勉強も教えてくれるよ。僕達は元々孤児だったんだ。それを拾ってくれて親代わりをしてくれる人達もいるし寂しくないと思うよ。」

 話しを聞いているだけでも羨ましい。

「私達も仲間に入れて貰えるの?」私も仲間にして欲しいな。

「大丈夫だと思うよ。なんなら僕達が帰る時に一緒についてくるかい?」両親や兄弟と離れるのは辛いけど私が早く出て行けばそれだけ余裕が出来るしこのチャンスを逃したくない。

「お願いします。両親に話しをするので待ってて下さい。」私は家に走りだす。

「お母さん、私は村を出る。冒険者に為るためにシレバシールに行くことにしたよ。」

 最初はビックリした顔をしてたが少し安心したように

「大丈夫なの?冒険者は危ないって聞くけど。」何とかしたいが状況も切迫してるのでもどかしい感じだ。

「もう、決めたよ。なんか凄い冒険者パーティーが見てくれるって。だから幼なじみ達と冒険者になってくる。」急いで支度を済ませる。

「ごめんね。シャナには辛い思いさせて。私達の事より自分の幸せを1番に考えるんだよ。」涙を流しながら抱き締められた。

 その後は家族皆にお別れの挨拶をして幼なじみ達と一緒にシレバシールに旅立った。


 そこは圧倒的存在感がある城壁に囲まれた沢山の建物が密集して人々が行き交う大都会。村は人より木の方が多かったけどここでは完全に人の方が多かった。「凄いね。こんなに人がいるの始めて見たよ」その人混みの中をどんどんと進み入って来た門とは違う門が見えて来た。「えっ、何?この列は?」

 そこには門の方まで続く列があった。


 そこはさっきの人混みよりも更に凄い。大きな建物の中まで列が続き案内されて入ってみると真ん中が広いスペースになっていてテーブルと椅子が並んでいて壁際の方に幾つものお店があった。好きなお店で買って自由に食べられるようになっているようだ。辺りから美味しそうな匂いがして、ヨダレが出てしまう。

「まさか、ここで働いてるの?」一緒に連れて来てくれた子に聞いた。

「うん、ここにいる皆でやってるよ。お客さん多いから大変だけど楽しいしお金を貰えるしご飯食べるからね。」本当にここで働いていいのかな?

「私達でも出来るかな?」

「大丈夫大丈夫。教えるしね。とりあえず虹鎖のメンバーに会いに行こうか。」

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