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ダンジョンの宝箱に幸せが入ってるのか確かめたい  作者: ルナリン


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子供冒険者パーティー『コクーン』

 俺はしがない冒険者だ。

 シレバシールの冒険者ギルドには最近子供冒険者が多くいる。冒険者パーティー『絆の虹鎖』が保護した孤児達だ。『絆の虹鎖』は冒険者ランクはEと低い。それはギルドのクエストを全く受けないからランクが上がらないがべらぼうに強いらしい。Bランク数人が突っかかたら狼獣人の娘にやられたらしい。周りのメンバーも同じらしい。狼獣人の娘が戦ってるのにテーブルに座ってお茶を飲んでた。まあ、美人揃いだから突っかかる気持ちは分かるがな。


 まあ、それは置いといてこの孤児達のパーティーは人数が多い。冒険者の登録は10才からだがあまり10才で登録する者はいない。大体は登録時に試験をして落とされるからだ。15才からだと無条件で登録出来るんだがな。登録してすぐに死なれないギルドの対策なんだろうな。だから孤児達は冒険者になって稼ぐ事が出来ず魔石拾いをしていたはずだ。それを短期間でやりとげた『絆の虹鎖』が凄い指導をしてるんだろう。

 それに装備も充実してるな。魔鉄を中心とした武器に革製の防具はリザードの皮だな。新人冒険者にとったら憧れに近いから余所から来た冒険者はすぐに絡む。

 案の定またアホがチョカイ掛けに行きやがった。最初は子供達を庇うように『絆の虹鎖』の連中が付き添ってたが最近はリーダーのサムと副リーダーのリンカに任せてるみたいだ。今日はリーダーのサムが軽く絡んできた冒険者をノシた。周りの冒険者達は何分耐えられるかで賭けをしてた。


 今日はまた団体さんで絡みに行った。しかも今日は親パーティーのリーダーがいるのにな。コイツらは運がないな。と思ってたら賭けが始まる前に全員がギルドの床とお友達になってやがった。そこからだ黒髪の男はポーションを取り出し1人にかけた。そうしたら傷で分からなかった顔が元に戻っていた。時間がもどったかのような感覚だ。

「お前達集合だ。これからこのお兄さん達が人間との戦い方を教えてくれるぞ。ちゃんとお礼を言うんだぞ。」

「おじさん達ありがとう。」

「コラコラ、おじさんじゃなくてお兄さん達だよ。分かったら1人1人戦ってみるよ。」ギルド内の全員が 注意する所はそこじゃないと思った。


 ドゴ、バキとギルド内に嫌な音が響くそしてポーションがかけられて治る。そしたら違う奴に行くを繰り返す。

「おっ、お前はラッキーボーイだな。将来は美人さん間違えなしのカリンだ。ウチの料理長のエバの弟子だから料理も上手いぞ。」

「お兄さんよろしくお願いします。お兄さんは、活きが良さそう。上手く捌けるかな。」

 可愛らしい女の子がバキバキ殴り骨を折っていく。


「ようし。全員終わったなお兄さん達にもう一度お礼をしような。」

「ありがとうごさいました。」孤児達が一堂に頭を下げた。

「ちゃんとお礼言えて偉いぞ。見てた皆さんも今回使ったポーションは東門近くの七色商会で売ってるから買いに来てな。」

 孤児達の訓練だけでなく自分達の商会の宣伝までして帰ったな。凄い奴だな。あんなに凄いポーションなら死にたくないから買うな。多分、ここにいた奴なら。アイツの狙い通りになっちまったかな。


 このような出来事があり、俺には新たに『解体屋』と二つ名が付いてしまった。解せぬ。


 帝国東部で子供達の冒険者パーティー『コクーン』がこうして誕生した。繭と名づけられたのは羽ばたく準備中という意味だ。お揃いの繭の刺繍が入ったジャケットを着た子供達には手を出すなが東部の常識になっていった。

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