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ダンジョンの宝箱に幸せが入ってるのか確かめたい  作者: ルナリン


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ストリートチルドレン

 ルルカを中心に建築を行う事にした。

「土魔法と魔道具で上下水の整備をしてから基礎工事をするよ。」

 地元の親方達をルルカが指揮して工事を進める。

「ここは任せて大丈夫そうだね。俺達はお店の準備を始めよう。」

 徐々にお客さんが増えてきたからな。いくつかハンバーガーの模造品も出回ったが味がイマイチだったらしい常連客のマッチョなおじさんが言ってた。

「お店が出来るまでは露店だけどリリーの薬とルルカの武器を同時に売っていこう。ミカゲの魔道具は高価だからお店が出来てからにしよう。お店の宣伝になるしね」

 実は纏をしながら道具を制作すると品質が上昇することが分かった。これは魔力が関係しているのではと推察している。なのでリリーの薬もルルカの武器もかなりの品質を保っていた。当然、ハンバーガーを買いにくるお客さんに勧めて大変好評ですぐに完売するようになった。その間に建物の建築も進み「お店が完成したね。良いデキで良かった。次は自宅の予定だね。」自宅はかなり女性陣が頑張った。何故か、俺の部屋の周りに女性陣が自分の部屋をと争いになり俺達男性陣はまたもや蚊帳の外で話しが進んでいった。


 自宅工事から三ヶ月がたちお店も順調でルルカの鍛冶工房まで完成した。「今日で従業員の寮も完成するけど、孤児を誘ってみるつもりなんだ。この東地区は下位ダンジョンが多いから新人冒険者が多いけど亡くなる冒険者はやっぱり新人冒険者が圧倒的に多い。だからこの町は孤児が溢れている。それを何とかしたいと思ってたんだよね。どうかな?」「ご主人様に皆は従いますよ。」リリーが代表して了承してくれた。早速繁華街の路地裏へ優しいエバと明るいカナを連れていく。そこには幼い子供から成人間近な子までいた。リーダーと思われる男女に話しかけた。


 ストリートチルドレン『親知らず』と地元民たちから名づけられていた。孤児達が集まりその日暮らしのような生活をしている。魔石拾いと言われ冒険者達に付いてダンジョンに潜り、荷物運びや魔石拾いをする。これが彼等の収入源になっているがダンジョンはやはり危険で冒険者達も孤児達を庇うような真似はしない。「君たちを雇い入れたいと思うのだけどどうかな?俺達はハンバーガーの七色商会を経営してるんだけど。食べ物も住む所も用意するよ。」周りの孤児達はざわざわしていた。リーダー男が「お断りだ。お前は何が狙いだ?どこかに売ったりするつもりだろう?」リーダー女が「そうね。サムが言う通りだと思うわ。今までも大人達は同じだったし」取り付く島もないな。「だけどこのままでいいのか?孤児はマトモに働けるところも限られて働けたとしても安い賃金でこき使われるもしくは冒険者になるしか無い。俺達なら戦いも教えてやれるし、興味ある事を一緒に探してあげられる。試しに来てみないか?」

「サム、行ってみない?有名な商会だし優しそうな人達だよ。」

「リンカがそう言うなら、でも俺達は信用してないからな。」

「分かった。それでいいよ、サムとリンカでいいのか?」

「ああ、そうだ、どうすればいい?」

「じゃあ、みんな付いてきてくれ。」

 男16人、女37人だな。男はダンジョンに行くから犠牲も出て女が多く残ったらしい。異世界は世知辛いな。


 俺達の拠点につき唖然としていた。そして、社員寮に案内して「これから君たちが住んでもらう寮だよ。各自一部屋つづだからな」

 えっ、て顔をしてから「この部屋使っていいのか?」と聞いたからモチロンと返した。「1階に風呂もあるからちゃんと入れよ」これには女子達が喜ぶ。

「明日から仕事を教えるし戦い方も勉強も教える。だから今まで辛かった分頑張れよ。」

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