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ダンジョンの宝箱に幸せが入ってるのか確かめたい  作者: ルナリン


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ユイ 気に入らないアイツ

 私はユイ。深緑の森に住んでいたルリフェン族の族長の娘だった。100人くらいの小さな村だったがその殆どが勇敢な戦士だった。村は狩りで生計を立てて同じ深緑の森の別種族等と細々と交易してた。殆どが物物交換。そこに人間の帝国が攻めてきた。深緑の森の全種族が同盟を組み帝国に抵抗していた。ルリフェン族もゲリラ戦を仕掛け帝国を撃退していたがある種族が裏切りルリフェン族の主だった戦士達は殺されてしまった。その中には父と兄がいた。そして、帝国は容赦なくルリフェン族の村を焼いた。私は子供達を逃がす為に囮になり抵抗空しく捕まってしまった。あの時のニヤついた人間の顔が忘れられない。


 捕まった後は地獄の様だったルリフェン族は帝国の恨みをかっていて特に折檻が他の奴隷より酷かった。ただ顔だけは傷になるような事はされなかった。値段が下がるとか。ただ、牢の看守がルリフェン族の最後を楽しそうに話して私の泣き顔を嬉そうに見ていた。

 私の買い手がなかなか見つからないらしく裏オークションに出される事になった。ここは非合法らしく買われた奴隷は相当に酷い目に遭うらしい。当日は敵である人族ばかりの会場に立たされオークションが始まった。会場中を睨み殺気を飛ばす。また買い手がいなければ殴られるだろうが屈する気は無かった。そうしたら1人のまだ少年だと思う人族が手を挙げて入札が決まってしまった。「私の殺気を受けて平気なんて」と少し興味が出てた。


 実際に対面してみると覇気がなさそうなマヌケ面した黒髪の少年だ。とても勇敢な戦士には見えなかった。彼は「冒険者をやってパーティーを組んでくれ」と言ってた。冒険者は私も憧れがある。村に居た人が冒険者になり活躍した話しを聞くのは大好きだったから「まだ貴方の事は認められないけど闘うのは好きだから冒険者はやりたい。」と申し出た。なんか優しげな目で見られた。「ふん。気に入らない。」


 一緒にアイツと活動して驚いた。牢の看守や同じように捕まってた囚人とかから聞いてた奴隷の扱いがまるで違った。ご飯は一杯食べても大丈夫だし、寝る時も女の子だけの部屋を取ってくれるし、服も綺麗なのを一杯着させられた。他の皆も喜んでた。皆で家族になると聞いてた奴隷の皆は最初は戸惑っていたがそんな関係も悪くないなと思ってた。そしてダンジョンを皆で攻略したり連携の練習など話しをするようになり、仲良くなれたなと思います。

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