ルルカ能力爆発
クリア報酬を貰うのにダンジョンコアに触れた。クリア報酬は俺達のチームともう一つチームが同時に取得した。これはダンジョンの妖精が見ていると言われる現象でダンジョンクリア報酬は団体単位で取得する事になる。
宝箱だった場合でも人数分では無く1つだけなんだ。かならず報酬の分配で揉める。俺が気軽にパーティーを組まなかった理由の1つだ。俺達は皆が家族だから関係ないけどね。
これでこの町でやるべき事が終わり次の町に移ろう。成果の換金と報酬を受け取り受付嬢に移動の手続きを頼みに行く。次の町は川沿いの町だ。受付嬢さん達にお礼をして去ろうとすると例の中級レベル冒険者達が前を塞ぐ「お前達の成長には俺達もビビった。俺達の隣に立てるように他のダンジョンを回って実力をつけるがいい。」最後までブレないな。
それを見ていた受付嬢達が「もう、超えられてますよ。下位ダンジョンクリアしてないでしょ。」と大きな声で言っていた。のを聞いて俺達は去った。
次の川沿いダンジョンは水場があるダンジョンだ。足場が悪く踏ん張れない。しかも水の中から攻撃されてしまう。ここは槍装備のエバとはハビルが活躍した。そして俺の雷魔法は最早無双状態だった。俺が雷魔法を水場に落として浮いてきた敵を皆でトドメを刺す。流れ作業のように最後まで行った。そしてボスはサハギン。半魚人だ。少し目が出てデメキンみたいだ。雷魔法からの攻撃であっという間だった。ここで被弾が心配ないこのダンジョンで全員の転職石を手にするために全員でマラソンした。雷魔法を見ていたウチの脳筋軍団の魔法への憧れが凄く暫くはここに留まり修行パートになった。それなら魔法使いと回復魔法使いを極めてしまおうということで強化キャンプを開催する事にした。食料を買い込んで川沿いダンジョンの近くでマジックテントを張る。その中で夜に皆で集まって生産関係をしている。ルルカの器用さ全振りの結果、生産が出来ないと奴隷にされた経緯があったのだが才能が開花した。ユニークスキルファミリアの揺り籠からの最初の能力爆発だ。これは俺も喜んだがルルカの忠誠心がヤバイくらい。「役立たずで何も出来ないと捨てられた僕がまさか色々と物作りが出来るなんて。ご主人様のお陰だよ。ありがとう。ご主人様なら僕はいつでもいいよ。」可愛く振り向きながら最高の笑顔で見惚れてしまう。「良かったな、ルルカ。だけど物作りが出来ないからって役立たずなんて俺達は言わない。もし今でもダメだったとしても俺達は家族だと言い続ける。だからこれからはそんな事を言わないでくれ。ただこれからはルルカの物作りを期待してるぞ。」皆で拍手していた。そして他のメンバーも密かに燃えていた。




