それぞれの思いと役割2
俺「さて、お前か。会場で言ってた事は本当か?というかどうやって俺に話しかけた?」こいつは例の弓使い、不思議な事に壇上にいるこいつが俺に話し掛けられてた。「私はりりーと申します。お話した通りエルフです。」んー、人族との違いがわからん。
「精霊にお願いして顔を変えてます。声も精霊にお願いしてご主人様にお話させて頂きました。」姿をエルフに戻したようだ。なるほど美少女だな。「分かった。何故盗賊なんかになってた?」「同胞があの盗賊団に捕まってしまい潜入中でした。けして悪い事はしてませんよ。あの時も弓は使いませんでしたし。」「同胞は大丈夫なのか?」「はい、情報は渡してあるので救出されました。」精霊が教えてくれたらしい。「分かった。冒険者だけど大丈夫か?」「はい。ご主人様のお役に立てるように精進します。」
「ハビルです。元商人です。何故なにもかも無くした私にあのような大金を。しかも即決で?」「目だ。目が死んでなかったから。そして俺たちに商業関係に強い奴はいないからな。商業関係はまかせるぞ。」「ハビル商会を敵に回しでもですか?」「ああ、ダメか?辞めるか?諦めるのか?」「いえいえ私の出来る限り結果を出してみせましょう」「ハビルにも冒険者と戦闘をして貰うからな。護身も兼ねてな。」「分かりました。折角頂たチャンスですから頑張ります。」
「カナだよ。よろしく。」「わわ、カナちゃんダメだよ。しっかりとご主人様に挨拶しないと。サナです。よろしくお願いします。」元気な方がカナ、左にサイドテールをしてる。真面目そうなのがサナ、こっちは右にサイドテールだな。「呪いって大丈夫か?というかどんな呪いなんだ?」「えー、ご主人様知らないの?有名だと思ってたけど。」「カナちゃんダメだよ。ご主人様、私達のお父様は剣聖と言われてるんですがそれは大暴れしてたモンスターを倒したからなんです。それがツインヘッドと言うモンスターで倒された時に私達に呪いを掛けたんです。」サナが説明してくれた。「どんな呪いなの?」「双蛇の呪いっていうの全ての感覚が共有してしまうんだ。」2人の内どちらかダメージを受けるともう片方もダメージを受ける。身体的だけじゃなくて感情などの嬉しい事も苦しい事も。「なるほどな。生き辛そうだな。ダンジョンの宝箱を開けて呪いを解呪できるものを探して行こう。」「治るの?」「そうだな。なにかあるかもな。だから冒険者を一緒に頑張ろうぜ。」「はい。」「うん。」




