表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョンの宝箱に幸せが入ってるのか確かめたい  作者: ルナリン


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/16

草むしりと言われる老冒険者

 早速ダンジョンアタックを始めるぞ。ここのダンジョンは植物モンスターになる。植物モンスターは状態異常にする癖の強い種類が多い。スキル健康が役に立つな。


 出てくるモンスターは

 1階層:カラマリ草 2階層:マヒ茸 3階層:人食い層 ボス戦:トレント


 カラマリ草は体に巻き付き動けなくする。殺傷能力はないが身動きが取れなくなる。マヒ茸は胞子を撒き吸い込むとマヒして動けなくなる。人食い草は鋭い歯がついていて噛みつく。トレントは木のモンスターで枝を振り回したり木の実を飛ばしたりする。全体的に動きが遅いか、動かないモンスターだ。


 1層、2層と回る。健康の効果か状態異常に1回もならない。これならクリア出来そうかなと思って3層まで来た。3層でも全開討伐していたところ1人の冒険者がしゃがんでいた。ケガか病気かと思って声を掛けてみようと近づいた。突然冒険者が「そこで止まれ。」といってきた。「突然すいません。大丈夫ですか?」「突然叫んでゴメン。キミの足下に月下草が」「そうだったんですね。座ってたからケガか病気かと思いました。」「あー、座り込んでた訳じゃなくて薬草の採取をしてたんだよ。心配してくれてありがとう。」優しそうな笑顔でお礼を言われた。「見た所、1人で採取してるのですか?」「うん。そうだよ。冒険者の花形はやっぱり戦闘だからね。特に若い冒険者は地味な採取に興味ないみたいだね。」ハハハって自嘲気味に笑った。キミもだろうっと言われた気がした。「さて、依頼分は終わったから帰るよ。」お互い手降って別れた。採取か。考えてみるかな。とりあえずダンジョンクリアするかな。


 特に苦戦する事なくダンジョンクリアしたのでギルドに帰った。ギルド前に来ると中から怒鳴り声が聞こえてきた。「草むしりのジジイが何しに来やがった。草汁だらけの手でその辺り触るなよ。臭くなるから。」どこかで聞いた声だと思ったらカラフルな色かそこら中にあった。そして絡まれていたのは3階層で出会った採取をしていた老冒険者だ。老冒険者はすいませんと誤りながら受付嬢さんの所に行こうとした老冒険者の足を引っかけて転ばせた。イジりがベタ過ぎだと思ったらパリンと音がした。転んだ拍子に今日の成果だろう採取物が散らばっていた。これはさすがにヤバイと思ったらカラフル軍団は我先にギルドから逃げていった。老冒険者は慌てて駆け寄り集めて被害を確認していた。


「大丈夫ですか?ケガは?」俺も駆け寄り手伝う。「ああ、キミはさっきダンジョンにいた子だね。格好悪い所見られちゃったな」と自嘲気味にまた笑った。それにしても、採取をして来なかった俺が見ても完璧な処置だ。種類毎に纏められ土まで取ってくる物や葉っぱだけの物などかなりの知識だ。そして受付嬢さん達に少し話を聞いて決心した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ