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ダンジョンの宝箱に幸せが入ってるのか確かめたい  作者: ルナリン


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無いのかなと諦めかけてたテンプレ

 後を振り返るとそこにはやはりカラフルであの髪型をした世紀末真っ只中のおじさんがニヤニヤしながら俺の肩をつかんでいた。笑いを堪えながら「ぷっ。はい何ですか?」俺の目線がどうしても頭にいってしまう。「おいおい、俺達に挨拶がないな。お前ヨソ者か?」やけに近づいて顔を下から上に揺らしながら睨んでくる。何だろう赤べこかな?笑いを耐える俺の腹筋にダイレクトアタックをカマしてくる。「プっ。はい、先程町に着きました。挨拶が必要と知らずすいませんでした。プっふっ」見てると笑ってしまうので思い切り頭を下げた。「分かりゃいいんだよ。慰謝料にこれ貰っていくぞ。」新しく新調した魔鉄製のナイフではない寿命間近の俺の最初の武器であるナイフ(5000キラ)を奪っていった。捨てる場所探して持ってただけなのにあの髪型でボランティア精神がある人なのかな?一応人としてお礼を言わないと「すいません。ありがとうございます。」なんか笑って悪かったな。お互い盛大な勘違いをしながら別れるのだった。「でも、テンプレなら冒険者登録するときに来て欲しかったよ。俺は絡んでくる人がいないから少し物足りなかったんだぞ。しかも良い人だし。」一通りイベントを楽しんだからダンジョンアタックだな。 


 受付嬢さんに心配されながら下位ダンジョンの情報を聞いて即ダンジョンアタックに行った。少し時間が経ってギルドのドアを乱暴に開けて怒鳴り込んでくるカラフルな髪の軍団が入ってきた。周りを確認しながらイライラしながら受付嬢さんに近づく。「少し前にいた腰抜け坊主はどこに行った?」受付嬢さんに怒鳴りつけ聞いた。「分かりません。ギルドから出て行きましたから。」本当はダンジョンに向かう事を聞いていたがこの集団は受付嬢さんが嫌いな冒険者ランキング上位を総ナメにしている(4年連続記録更新中)ので礼儀正しく好青年のラルフに受付嬢さん全員味方した。当然それを察知したギルド内の冒険者達は受付嬢さんを敵に回したくなく口をつぐむ。いち早く危険を察知した斥候職は周りに知らせ大事故を未然に防ぐファインプレーをしてパーティーメンバーの信頼を得ていた。まさに上位冒険者、一流の仕事だ。その日全員から酒を奢られていた。


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