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裏切り

「俺は仲間の勇者に裏切られた」

「勇者だけではない、この世界にだ」


俺の名前は、「闇野 優」

日本の世界で言うと、25歳だ。ある日いつも通り社会人と働いている最中、目の前が当然暗くなり倒れこんだ。

そして気が付いた頃には勇者になっており、世界を凶悪する魔物を倒し世界を再び平和へと取り戻して欲しいらしい。

勇者は俺だけではなく、俺を含め5人いた。


「闇野 優」俺は魔法に特化した勇者だ

「園田 志」攻撃に特化した勇者

「円能寺 秀光」守りに特化した勇者

「霧雨 由衣」回復に特化した勇者

「有田 久三」バフに特化した勇者


俺は、俺を除いた4人に裏切られ、嵌められ、王にも民にも世界にも裏切られ住む場所も、食べる場所もなくなり人が立ち寄らない森に逃げさまよい続けていた。

始まりの発端は、しょうもない事だった。


「おい。闇野」

4人の勇者に呼び出され人目がつかない路地裏に連れ込まれていた。

「ぐっ...」

「なにすんだよてめぇら」

顔は痣だらけに、口からは血反吐をだし、俺はもう戦える状態ではなかった。

俺は魔法の勇者であり、攻撃面に関しては戦況を覆す可能性もある勇者だ。

だが、魔法を発動するためには、唱えなければならない。

敵が遠くにいる又は見方が唱える為の時間を稼いでくれないと俺の実力は発揮できない。

「おめぇの態度が気にいらねぇ。名前がきにいらねぇ」

「だいたいなんだよ。勇者のくせして闇野とかまじ笑える」

「園田...円能寺...おかしいだろ」

「おかしくねぇよ。これが現実だ。お前は近距離に囲まれたら手も足もだせねぇ。正直言ってお前は要らないお前は勇者を辞めろ」

園田が言った言葉を後に意識を失い倒れこんだ。


「よーし人仕事終わり」

ぽんっと手を叩き、園田は笑いながら倒れた俺を蹴り上げる。

「次は、王と民に嘘の情報を言い、この世界で生きられないようにしようぜ」

「ふっ。所詮お前は雑魚だ。闇野」


意識が戻った俺は、現実を知ることになる。

あの後、あのくそ勇者は民の住む家に放火をし、その責任を全て俺のせいにしやがった。

そして断罪の日がやってきた。

「反逆者。闇野優 前に出ろ」

手には手錠のようなものをされ俺は下を向いたまま何も考えなかった。

「お前は、勇者ではあるまじき行為をした。この放火で我が愛する民は50人を超える死者をだし、100人を超える行方不明者を出した。」

そんなに出ていたのか。俺は何もしていないのに。俺が口を出そうとすると喋るなといわれ反論する権利も与えられない。

「闇野!お前に言い渡す。この国からでていけ。それだけではない。他の国にもこの事は伝えておる。お前はどこの国にも入ることを禁じ魔物に食われて死ぬがよい」


そして俺は「キンラン王国」から追放された。

あの時、死罪にならなかったのは、召喚した責任というものだろうが、そんなのはどうでもいい。俺はこの世界を少し勉強していたので、人が住んでいない森へと足を踏み出した。



「なんで...なんで俺がこんな事に...」

土砂降りに天気で、薄暗く霧がかかった森を歩き続け何日経ったかも覚えていない。

幸いここは、人がすんでいない森の中であり、誰にも邪魔されることもなく俺にとっては天国と思える場所だった。

歩き続けたからか、限界が来てしまい倒れこむ。

ふと顔を上げると、ボロボロになった寺院が目に映りこむ。もしかすると大昔この森には人が住んでたかもしれない。なんてしょうもない事を考えこみ、涙を流す。

「そっか...ここが俺の死に場所か」

「転生したのにめちゃくちゃだな...おい」

流していた涙も雨により流され。不気味な笑いをしながら死を待っていた。

「はは...絶対に許さないからな。この世界を...もし転生したらこの世界を滅ぼす!」


「それがあなたの望む答えですか?」

謎の声が聞こえ目を開け最後の力をだし辺りを見渡す。が誰もいない。

「幻聴か」

「幻聴じゃありませんよ。私は封印されたため姿が見えないだけの精霊です」

封印、精霊と意味の分からない単語が続き頭が混乱する

「この世界が憎いのでしょう。もしあなた様が宜しいのであれば私と契約しませんか?」

「契約...?」

「はい。私が望むのはあなた様の体に入ること、そしてあなた様はこの世界をあなた様の物にする。どうですか契約しますか?時間も無いようですので手短に」

「一つ、俺の体に入るって俺はどうなっちまうんだ」

それが一番の心配である。もしこの精霊に乗っ取られてしまったら復讐もなにもできないかである。

「安心してください。体に入った後は私は消滅します。その代わりにあなた様の外見が変わり私の能力を授かるだけです。私のメリットとしては、消滅するとは言えあなた様が契約する世界をあなた様の物にする。これが達成したら契約終了として私は精霊から姿を現すことが出来るのです」


「私と契約しますか?闇野 優」

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