第五回・『第十九回・メリーさんの電話』
「はい。という訳で……始まりました。『シロぺん都市伝説ライブ』。それでは……始めましょう!」
という訳で、いつも通りに天野さんと手を繋いでる
「それでは、シロクロさん。今日の都市伝説とお品書きをお願いします!」
そう言うとシロクロは頷いて黒板を取り出して
「よいしょっと……
電話から着信が……非通知。何気なく出ると……『私メリー……ゴミ捨て場に居るの……』驚いて電話を落としてしまう……それよりも……その名前に……その時に再び電話が鳴り……『私メリー……今後ろに居るの……』その声が響いた……
それでは今回は……
『メリーさんの電話』です!。お品書きは……!」
『お品書き
テーマ・『メリーさんの電話』
流れ
・『メリーさんの電話』のお話
・『メリーさんの電話』とは?
・『メリーさんの電話』等
・感想会
・お知らせ』
「今回はこんな感じの流れで進みます!と……さて、早速行きますよ!」
そう言って黒板を置いた
「さて、『メリーさんの電話』について軽く?。重く?。行きますよ!
『怪談系の都市伝説』で、『メリーさんの電話』と呼ばれる怪談に出てくる人形の名前です
どこまでも追いかけていく人形の恨みのようなものが、じわじわと恐怖を感じさせますね
携帯のチェーンメールでもメリーさんの話が広まった。
そこにはストーリーがあり、『このメールを送らなければあなたも死ぬ』と書かれていたりとこんな感じですね」
うーん。聞く限りは大丈夫そうだと思うけど……
「では、その『メリーさんの電話』での人形はどんな人形かと言うと……
・羊のぬいぐるみという説。おそらく童謡の「メリーさんの羊」からきたものと思われる
・リカちゃん人形のような人形。「もしもし、あたしリカよ」という1968年から始まった「リカちゃん電話」にちなんだものからきていると思われる。 そのため「メリーさんの電話」の派生の都市伝説でリカちゃんバージョンもある
・顔が白い人形。神奈川県横浜市の中心部でしばしば目撃された実在の女性、通称「ヨコハマメリー」さんからきたと思われる。歌舞伎役者のように白粉を塗り、フリルのついた純白のドレスをまとっていた。映画や演劇のモチーフともなった
と、様々な人形が。まぁ、殆どが西洋みたいな感じと私は思ってますが……」
いや、まぁ……確かにそうだと思うけど……
「人形怖い……」
天野さんが震えてる……えぇ……優しく抱きしめておこ……
「さて、じゃ、ここからはお話を。
『とあるところに女の子が住んでいた。
女の子は小さなころから人形を大事にしていた。
その人形には「メリーさん」という名前をつけていた。
あるとき、女の子の一家が引っ越しをすることになった。
もちろんメリーさんを大事にしていた女の子は、それを持って引っ越しをするはずだった。
だが、引っ越しの最中にゴミにまぎれてメリーさんは捨てられてしまった。
とても落ち込んでいる女の子を哀れに思った両親は、
「新しい人形、買ってあげるから」
となだめて、別のぬいぐるみを買ってあげてることにした。
新しい土地での生活にも慣れ、女の子も新しいぬいぐるみを可愛がるようになり、やがてはメリーという人形の存在を忘れていた。
そんなある日の夜、家に電話がかかってきた。
両親がまだ帰宅していないため、女の子が電話に出る。
「もしもし」
「…」
「もしもし? どなたですか?」
だが電話は無言だった。
またあくる日も電話がかかってきた。
きまって女の子が一人で家にいるタイミングである。
「もしもし」
「…」
「もしもし? どなたですか?」
今度は電話の向こうから声がした。
「私、メリーさん。今、ゴミ捨て場にいるの」
「えっ!?」
ガチャ…。
電話はそこで切れてしまった。
メリーさんは女の子が失くしてしまった人形の名前。
女の子はメリーさんのことを思い出した。
ゴミ捨て場にいる…。
女の子はイヤな予感がした。
すると直後、また電話が鳴り響いた。
またきた…と思いつつも、両親からの電話かもしれないと思って女の子は受話器をとった。
「もしもし、お母さん?」
「私、メリーさん。今、○○駅にいるの」
ガチャ。
また電話が切れてしまった。
○○駅は女の子が住んでいる最寄りの駅だ。
女の子はどんどん不安になっていった。
そしてまた電話が鳴り響く。
「またメリーさんなんじゃ…?」
いやな予感がしたが、女の子はまた母親からの電話かもしれないと思い受話器をとった。
「もしもしお母さん!? 早く帰ってきて!!」
「私、メリーさん。××の前にいるの」
ガチャ。
××というのは、女の子の家のすぐ近くにあるお店の名前だ。
女の子は、いたずら電話の主が次第に近づいてきている事に気づいた。
女の子はいいようのない恐怖に襲われた。
「ヤバい……」と思った女の子は、母親に連絡しようと受話器をとった。
するとほぼ同時に電話が鳴ったため、図らずも電話を受けてしまった。
受話器から声が聞こえてくる……。
「…はい…」
「私、メリーさん。今、××ちゃんのお家の前にいるの」
ガチャ。
そういって電話は切れた。
「××」は自分の名前だ。
女の子は恐ろしさで震えが止まらなくなった。
自分の名前を言った上に、なんと自分の家の前に電話の主はいるのだ。
あまりの恐怖に女の子は電話の線を抜き、玄関から外の様子を伺った。
すっかり日が暮れた外には誰もいない。
街灯が道路を不気味に照らし出しているだけだ。
鍵がかかっていることを確認した。
そして自分の部屋に閉じこもろうと階段に足をかけた。
するとその瞬間、電話線を抜いたはずの電話が鳴り響いた。
鳴るはずのない電話が鳴った。
もうわけがわからなくなった女の子は、恐怖と怒りでいっぱいだった。
そして電話に出た。
「あなた一体なんなのよ! いい加減にして!!」
「私、メリーさん。今、あなたの後ろにいるの」』
これが大方のお話です。さて……じゃ……結末の方へと……行きたいのですが、派生なので紹介だけに
・振り向いた女の子は殺された
・少女が刃物でさされるというもの。そのまま死ぬこともあれば、助かるパターンもある
・マンションが舞台で、電話の度に自分の住む階に上がってくるパターンもある
・主人公が女の子ではなく、轢き逃げをしたタクシーの運転手というもの。その場合人形ではなく、被害女性から電話がかかってくる。被害者女性の名前はメアリー、メリーなど様々で、日本人の場合もある
・メリーさんの人形ではなく、リカちゃん人形とされる場合もある
・女の子の引っ越し先が大阪府岸和田市の噂もあった
・この話自体が呪いの話で、この話がメールで送られてきた人は別の人にメールを送らなければ死ぬ、というものもあった
と、様々な結末があります。どれも悲惨ですね……」
天野さんが私の胸元に飛び込んできて震えていた
「じゃ、更に……
『1人で留守番をしている女の子がリカちゃん電話にかけると、リカちゃんが
「これからお出かけするところなのよ」
という内容が流れる。
もう1度電話すると「お出かけ中」、 さらに電話すると「あなたの家の前よ」となり、段々近づいてくる。
そして、最後は「今、あなたの後ろよ……」』
というのがオチで、メリーさんの電話と似たような内容である
さて、これはリカちゃんバージョンです」
天野さんが私の服を掴んで泣いていた。うん……後で天誅だなぁ……
「あー……うん。ごめん……じゃ……
元ネタと映画紹介してお知らせに行きますね
・捨てた日本人形がいつの間にか家や部屋に戻ってくる話
・死んだ恋人や知らない人(幽霊)が公衆電話から電話をかけてきて、だんだん家に近づいて来る話。最後に家にたどり着いてインターフォンを鳴らす。
・リカちゃん電話というサービスがあり、リカちゃん電話に電話をかけるとテープが流れてリカちゃんの声が聞ける。そのリカちゃんから電話がかかって来るという怖い噂があった。この噂に上記二つの噂の要素が加わったのち、商標権を気にした人達がリカちゃん人形をメリーさん人形に変更したらしい。
が元ネタになりますね。で、映画も『メリーさんの電話』とそのままですね」
端折ったね。まぁ、天誅には変わらないけどね
「さて、感想会だけど……」
天野さんは頷いて
「怖かったです……寝れません……」
その一言で終わった。うん……
「お知らせは?」
早く終わらせて天野さんをあやしたい……
「あーうん。えーと。先ずは投稿について。今日から私が休みという事で7日間限定で毎日投稿になります
それに伴って、年末年始の31日と1日はドラマ版を予定してます。これについてはまた後日
次に29日は天野さんの『VTuber記念』と『YouTube100人突破記念』をします。ホラーしつつも雑談の予定に
30日はホラーしつつも振り返りを。31日と1日は一話ですけど前後編と分けてホラー話を
2日~4日は戻るとは思いますが毎日投稿。そこからは元に戻ります」
まーた……すごい事を……大丈夫かな?
「いや、えぇ……そこまでしなくても……大丈夫ですのに……」
「あっ、明日は決まってますので。それでは天野さん。〆お願いします!」
無理矢理終わらせた……
「はい……。えーと……
今回取り扱った『メリーさんの電話』は飽くまで私達の中での感想です。後、このラジオは様々な都市伝説を取り扱っていきますので……ひょっとしたら、知らない都市伝説も出てくるかと思います。それ等も含めて……飽くまで自己責任でお願いします。それでは……今回はここまで。最後までありがとうございます!。最後に……」
黒板を前に置いて
「次の話はお知らせの通りに『記念枠』に行きましょう。それでは……」
黒板を真ん中に置くと
「「「おつぺんぎん!!!」」」
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今回の都市伝説
『メリーさんの電話』
……ヤンデレでツンデレの人形
危険度
4
・関わると一生着いてくる人形……




