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都市伝説ライブラジオ〜『シロぺん都市伝説ライブ』〜【特別編】  作者: シロクロ
第後編二編・『シロペンラジオ・振り返り』〜過去への閲覧・妖怪・生物編〜

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第三回・『第十四回・八尺様~前編~』『第十五回・八尺様~後編~』

「はい。という訳で……始まりました。『シロぺん都市伝説ライブ』。それでは……始めましょう!」


さて、いつも通りに天野さんと手を繋いでと。うん。恒例だね


「それでは、シロクロさん。今日の都市伝説とお品書きをお願いします!」


そう言うとシロクロは頷いて黒板を取り出して


「よいしょっと。ふと顔を上げると女性が見えた……違和感を感じた……家を囲むようにして塀があるのだから……女性が見えるのはありえない……女性がこっちを見るとニタァと笑う……


……という訳で、今回は


『八尺様』です!。お品書きは……!」


『お品書き


テーマ・『八尺様』


流れ


・『八尺様』とは?


・『八尺様』のルーツ


・『八尺様』の対処法等


・『八尺様』のネタ等


・感想会』


「今回はこんな感じの流れで進みます!と……さて、早速行きますよ!」


そう言って黒板を横に置いて新たに黒板を置いた


「さて、少し変更して……話から


『ある男性が田舎の祖父母宅の縁側でくつろいで居たところ「ぽぽぽぽ」、と奇妙な音が聞こえてきました。音の出所に視線を移すと庭にある生垣の先に帽子が見えました。帽子は徐々に移動し、生垣の途切れた場所まで辿り着きます。すると帽子を被ったワンピース姿の女性が目に入りました。


2メートルある石垣より背の高い女性に彼は驚きましたが、さして気に止める事もなく女性はそのまま去っていきました。日が暮れ、食事の最中に彼は昼間見た女性の事を祖父母に話します。すると祖父母は青ざめた顔で彼に、今日は家から一歩も出てはいけないと言い、家の一室に彼を籠らせました


。祖父が連れて来た霊能者は彼にお札を手渡し、今晩誰が部屋を訪ねてきても返事をしてはならないと言います。訳の分からぬまま言われた通りに部屋に籠っていた彼ですが、深夜に目を覚ますとドアの外から祖父の声がしました。「大丈夫か?怖かったら出てきていいぞ」と語りかけてくる声は祖父に限りなく似た別人の声です。


恐怖が限界に達した彼が次に目覚めた時は朝になっていました。部屋を出ると彼の父が迎えにきており、村の男性達が大勢集まっていました。ワンボックスカーに乗せられ村を抜けるまで車の外は絶対に見ないように言いつけられます。


しばらく車を走らせているとまたあの、「ぽぽぽぽ」という声が聞こえてきます。驚いた彼がつい、窓の外を見てしまうと、窓ガラスの外に大股で歩く女性の足だけが見え、覗き込む様な仕草で彼を探します。追われながらも何とか村外に車が到着した頃、あの声も女性も消えていました。彼は二度と祖父母の村には来てはならないと言われたそうです』


と、これがあらすじです」


珍しい……


「何か……怖いですね……」


握られる手が強くなる


「ですね。さて、発祥したのは『2ch』の匿名掲示板です


オカルトファンが集うオカルト板で話題騒然となりました。


様々な考察や類似のエピソードなどを交え、当時おおいに賑わい、投稿された時期は2008年と、まだまだ世はオカルトブームの最中にあった時代であり、毎日のように2ちゃんねる発祥の怪談が生まれていたオカルト全盛期ですね」


『2ch』か……またか……


「話題になるのは『2ch』何ですね……」


まぁ、彼処はカオスですからね……


「さてさて。『八尺様』ですが、特徴がありまして……


『八尺』と『ぽぽぽ』です


『八尺』とは現在のメートルに直しますと……『2m40cm』になります


モデルも多数居て……それも後ほど……


『ぽぽぽ』という声は男のような声で言い、時にはターゲットに近しい声だったり窓を叩くなどホラーよりもホラーをしますね」


いや、デカすぎ……


確かに話に近しい声の話あったけど……うん。無理だね……


「ま、まだ……大丈夫です……」


震えながら天野さんが言うとシロクロは微笑み


「じゃ、次に概要ですね


・八尺様とは、ある村に封印されていた、正体不明の女の姿をした怪異で、気に入った男に付き纏い、魅入った人間を数日のうちに取り殺してしまうという。


・成人前の若い男性、特に子供が狙われやすいとされ、相手を誘い出すために身内の声を出すこともある。出現頻度はそれほど多い方ではなく、被害は数年から十数年に一度だと伝わっている。


・男のような声で「ぽぽぽ」という不気味な笑い方をする。また、ターゲットに近しい人間の声を真似て油断を誘ったり、窓を叩いて恐怖心を煽るといった手口を使う事も。


・本来は男を襲う怪異なのだが、作品によっては女性を襲う事もある


・読みは文中では明言されていないが、「名前の通り八尺ほどの背丈があり」という文脈すれば「はっしゃくさま」であり、この読み方が主流のようである


と、こんな感じでストーカー気質でヤンデレで気に入った相手を徹底的に追い捕まえたら永遠に離さない。うん。ヤバい子ですね」


いやいや!


ホラーだから!ホラーだからね?


「ぺーーーん!!!」


そう言いながら気絶した。慌てて優しく包み込んで撫でた


何か初めて聞いた叫び声だけ……気にしないでおこ……


「ありゃ……じゃ、ここからは簡単に簡潔に進んでいきますね……


夏夜……良い?」


私は頷いた。これじゃ、また……進められなくなりそうだから……


「じゃ、ダイジェスト形式で……


容姿と対抗策、出現場所、モデルを一気に行きます……その後、感想しつつ締めくくりに……


容姿について


・見る人によって異なり、若い女の姿をしていることもあれば、中年女性や老婆の姿をしていることもある。服装もその時によってバラバラである。


・八尺(約2m40cm)はある身長と、頭に何かを載せている部分はどんな姿の時も共通している。


・話の中では白いワンピースを着て帽子を被った若い女性の姿で登場した。


・山女に話のルーツを見いだす者もいる。


対抗策について


・盛り塩とお札で厳重に封をされた部屋には少なくとも一晩は入ることができない。


・まさ道に設置された地蔵によって特定の地区に閉じ込められているため、そこから脱出すれば追いかけてくることはないとされる。


・その地蔵が壊される事があれば、彼女は自由の身になってしまうとも。


と、話を進めようかと思いましたが……やはり、出現場所とかモデルも話したいので……ここはお開きにします。天野さんに知ってもらいたいので……


なので……この話は次に持ち越しですね……」


そう言って黒板を置いていた


やはり……ね……


「分かった……じゃ、感想も次よね?」


シロクロは頷いた


「さて……色々と締めたいですがそれも全て持ち越し。今回はここまで……」


珍しいパターン……


いや、まぁ、終盤じゃなくて……最初だからね


締めようとしてるし……うん。気にしないで行こう……


「それじゃ、


「おつぺんぎん!!」」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「はい。という訳で……始まりました。『シロぺん都市伝説ライブ』。それでは……始めましょう!」


さて、いつも通り……とは行かないけどね……


「それでは、シロクロさん。今日の都市伝説とお品書きをお願いします!」


そう言うとシロクロは黒板を置いて


「前回の続き!」


天野さんは目を見開いてて慌てて


「終わったんじゃないですか……?」


私は天野さんを抱きしめて


「後編です。話が残ってまして……だからね?」


天野さんはしょんぼりして


「気絶するんじゃなかった……」


そう言葉を零していた……


シロクロの話……残ってる分持ち越されるからね……


「さて、では、流した話をおさらいしつつ話します!


容姿について


・見る人によって異なり、若い女の姿をしていることもあれば、中年女性や老婆の姿をしていることもある。服装もその時によってバラバラである。


・八尺(約2m40cm)はある身長と、頭に何かを載せている部分はどんな姿の時も共通している。


・話の中では白いワンピースを着て帽子を被った若い女性の姿で登場した。


・山女に話のルーツを見いだす者もいる。


こんな感じで年齢とかバラバラで決して美人じゃない……可能性もありますね。老婆に好かれた暁には……」


何か……未練があるのかな?


「次に、対抗策について


・盛り塩とお札で厳重に封をされた部屋には少なくとも一晩は入ることができない。


・まさ道に設置された地蔵によって特定の地区に閉じ込められているため、そこから脱出すれば追いかけてくることはないとされる。


・その地蔵が壊される事があれば、彼女は自由の身になってしまうとも。


まぁ、対処法は一般的で違うのは1人で部屋に一晩閉じこもる。そして地蔵に封印。地蔵が壊れれば解放される


まぁ、一番はしない事と会わないことですね」


確かにそうだけど……


「と、こんな感じで『八尺様』を紹介しましたけど……


彼女が出現場所についても紹介します


それが『青森』です


さて、注目されるのが八尺様の名前に冠されている「八尺」ですが、単純に八尺ほどの背の高さから由来していると考えるケースがあります。八尺は約2.4メートルとされているので頷ける説


そして、もう一つの仮説として挙げられるのは、八尺は地名から由来しているのではないかというケースです。調べたところ、日本に八尺がつく地名は一ヶ所のみで、『青森県』にある『八尺堂』という場所に行きつきます


これが一つ目です。次に2つ目です。


次が東北から遠く離れた四国の『八尺神社』です。『八尺様』目撃情報の中に四国のエピソードは無いですが……


四国は妖怪譚やオカルトチックな信仰が数多くある魅惑の土地になります。ここでは『八尺神社』に纏わる伝説と共に『八尺様』との共通点として『愛媛県』が上がります


『愛媛県八幡浜市内』にある『八尺神社』は『奈良時代』に創建されたとされる神社があります


ここでも『八尺』というワードに焦点を当てますと、この神社の名前が『八尺神社』と名付けられたのは『明治時代』にまで遡ります。古くは平家の氏神としても信仰を集めた八尺神社は『三種の神器』の『八尺の勾玉』から由来されたものです」


何と言うか……色々と伝承が有るなぁ……


「じゃ、その『八尺神社』について


この『八尺神社』には古い伝説が残ってまして、そのエピソードに関係するのが『戦国時代』に存在した『白姫』という人ですね


当時『八幡浜市』の北側を納めていた大洲城の城主、『宇都宮家』と八幡浜市の南側を納める『摂津家』の対立が激しい状況にありました。その『宇都宮家』に嫁いできたのが『白姫』です。後の戦で夫の『宇都宮房綱』を亡くした『白姫』は『八坂神社』に出戻り、自ら命を絶ったとされてます


『白姫』の死後何百年も経ったのちに『白姫』のお墓とされる場所から壺と錆びた小刀が見つかり、『八坂神社』の宮司の夢枕へ『白姫』が三晩続けざまに現れ「家に帰りたい」と切望してました。その後、丁寧に埋葬されて以降何も障りが無いとされている事から八尺様との関係性は皆無だと言えますね……


まぁ、これが『八尺神社』の伝承になりますね。色々と思う所ありますが……丁寧に埋葬されてるので……『八尺様』とは……関係が……ね?」


これはこれで心に来るね……


「色々とあるのね……」


天野さんが考え込みながら言っていた。うん……分かるよ……


「こんな感じで『八尺様』は居ますがほぼ名前や伝えばかりですね


さて、振り返りになりますが……見分けについてですが……やはり……


『高身長→八尺』と『ぽぽぽ』が簡単に見分けれますね。他には……『白いワンピース』『何かの帽子』が被ってるのが共通してますね


後は色々と目撃情報がありまして……一気に紹介します


・『北海道』

・『茨城県』


が主に出てきてますね。うん。出張してますね。まぁ、主に目撃がやはり『ぽぽぽ』と『高身長』になりますね……」


うん。ある意味……ストーカーだね……


「さて、『八尺様』が何故男を狙うのか……ですが、未成年が多いですね……


その未成年者ばかり狙う異形のものとしてその妖怪がいます。


古代中国に伝わる妖怪『姑獲鳥(うぶめ)』です。日本にも『姑獲鳥(うぶめ)』に似た話が伝来しており、日本での妖怪名は『産女(うぶめ)』ですね。両方共に幼い子供を攫うという共通点があります


余談ですが……この『姑獲鳥(うぶめ)』は話題となった『鬼滅の刃』の『下弦の一』として出てますが本編ではなく外伝です


さて……そんな魅入られた未成年の男がどうなるかと言うと……消息がつかめないのであればこの世ではない何処かに連れ去られてしまったのだろうと思いますね。人が忽然と消える『神隠し的』な現象は時代問わずまま見られますが、面妖な美しさを持つ八尺様は好みの男性を探してますね


これは完全にストーカーになってますね。さて『神隠し』については別の回で話してますので参考はそちらに」


宣伝しつつも話す……何と器用な……


にしても天野さん……


「まだ……大丈夫です……」


震えてるけど涙目で私に抱きしめてくる


「さて……じゃ、最後に一気に紹介しますね」


ん?。何を?


「えーと、『八尺様』の現代と江戸ですね。江戸では『高女』。現代は『悪皿』ですね。どちらも『八尺様』と同じ特徴になりますね


軽く話すと……


『高女』は2階建ての部屋を覗き込むほどの背丈であるとされてまして、生前男性に酷い扱いを受け、怨みの念を持ったまま亡くなった女性が化けて出たものだとされていますね


『悪皿』は異様に背が高く帽子を被っており、ワンピース姿であるとされています。更に目撃者に付きまとうといった情報も多く寄せられており非常に八尺様に似た特徴を持っていまね」


うおて……最後に持ってくる……最後?あれ?


「さて、『八尺様』をモデルにしてるモノを紹介します


アニメでは『裏異世界ピクニック』、映画では『劇場版ほんとうにあった怖い話 ~事故物件芸人3~』ですね


後は……最近発売されました『バイオハザードvillage』に登場する、オルチーナ・ドミトレスクもこの『八尺様』をモデルに


ちなみに私はクリアしてます」


おい!。最後!最後要らないよね!


「ば、バイオハザード……また……ホラーゲーム……ぺーん……」


気絶しそうになってるの抱きしめて


「おー……よしよし……大丈夫大丈夫ですよ……」


何とか何とか……


「えーと、感想入りたいですけど……結論。ガチストーカーのヤンデレです!」


そう言って無理矢理お開きにしやがった……


「さて、天野さんが落ちそうなので……


今回取り扱った『八尺様』は飽くまで私達の中での感想です。後、このラジオは様々な都市伝説を取り扱っていきますので……ひょっとしたら、知らない都市伝説も出てくるかと思います。それ等も含めて……飽くまで自己責任でお願いします。それでは……今回はここまで。最後までありがとうございます!。最後に……」


黒板を前に置いて


「次の話は『くねくね』を行きましょう。それでは……」


黒板を真ん中に置くと


「「「おつぺんぎん!!!」」」


「うぅ……ぺーん……」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今回の都市伝説


『八尺様』


……何処までも追いかける女性……


危険度


4


・やはりストーカーでヤンデレ……危険ですね……


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